日記

2023-04-30 18:36:00

どうしようもないこと。だけど。

なんともうGW!

あっという間にGW!

旅行に帰省にキャンプにと!弾けてくださいーっ!

私は、どういう気の迷いか家具を一新しまして、

家を大改造しておりますっ

 

はるか前に私、BTSをとても愛していて生まれて初めてファンクラブなるものに入ったという話をしましたが、

愛する理由は沢山あるのですが、その一つが彼らが作ってきたストーリーにあります。

 

そのストーリーをご紹介しようと書きかけたのですが、

思い入れが強すぎて、一晩かかりそうだったので諦めまして、

彼らの今を少しお話したいと思います。

 

韓国と北朝鮮は休戦状態でありますが、ご存知のように戦争状態で、

韓国の成人男子には原則28歳までに1年半から2年、兵役義務を果たす必要があります。

2022年12月から順に兵役義務を果たすため、入隊していっていますが(今は7名中2名入隊)、

BTSが兵役に就くまでに、韓国内ではすったもんだがありました。

2年前、最年長のメンバーが28歳になるため入隊しなければならなかったのですが、

 「大衆芸術の優秀者に限り、28歳までとしている兵役の期限を30歳までとする」

という兵役の改正案が可決され、

これはBTSに対しての処置であることは明らかで、「BTS法」と呼ばれています。

(大きく報道されたのでご存知の方も多いと思いますが)

以前からBTSは「兵役は当然の義務」と公言していましたが、

グラミー賞候補になり、国連でスピーチをし、バイデン大統領からホワイトハウスに招待された彼らが兵役につくことは「国益を損なう」と、兵役免除を推す意見と「そもそも一部の芸術家やスポーツ選手が免除されることは不公平なので撤廃すべき」という意見が拮抗し、なかなか決着がつかず期限延期となり、いざ30歳になっても「兵役免除」の議論がくすぶっていたようですが、結果的にはメンバーが申請し入隊しました。

 

その間、「お前が「行く」と言えば済む話」と、かなりたたかれていたようです。

(ま、国連でスピーチすることでも「歌手ごときが」とたたかれていたようですが)

入隊前の最年長メンバーは可哀そうなくらい痩せていましたが、

入隊後は健康的な体型になり、良い面構えにもなり。

入隊前はどれだけ心身ともに大変だったのかと思います。

 

 

時折軍から提供される写真の中に、銃を構える写真があり。

現在入隊している2名のうち1名は後ろ姿だったのですが、1名は正面の写真で顔が強張っています。

 

いざという時には、彼らは銃を持って戦うのだと思い知らされます。

 

多くの国を回り、渾身のパフォーマンスをしながら、

「Please use me,Please use BTS to love yourself」

と語り、多くのマイノリティや弱者を勇気づけてくれた彼らが

 

銃を持たないとならない。

 

どんな気持ちなのかと思います。

 

彼らが背負っているものは本当に重い。

でもその重みを受け入れるしかない。

その覚悟をもって、日々臨んでいる彼らを愛さずにはいられないのです。

 

生きていると自分ではどうしようもない出来事、

コントロールできない事が身に降りかかることが

圧倒的に多くないですか?

でもその中で自分なりの精いっぱいを続けていくしかないんですよね。

 

 

 

 

2023-04-26 15:20:00

私達はグローバルな世界に生きている(追記)

前回投稿した「私達はグローバルな世界に生きている」で伝えたいことが見事に集約された動画を見つけたので僭越ながらご紹介いたします。

(話題になったのでご覧になったかたもいらっしゃるかと思いますが)

 

「とにかく明るい安村」がイギリスのTV番組「ゴットタレント」に出演したときの映像です。

(35) 【和訳と英語字幕付き】とにかく明るい安村:審査員の興奮が止まらない!#とにかく明るい #安村 #bgt - YouTube

 

やる気が出ないときに是非ご覧になってください! 

2023-04-23 21:28:00

私達はグローバルな世界に生きている

 今日11時ごろグランフロント大阪2階南館から北館を通り抜けたのですが

入り口のエスカレータ前に行列ができていて警備員が誘導しているほどだったので

受付の方に「なにかのイベントですかっ?!」

と尋ねたところ、「あ、いえ、11時開館なので、並んでいた開館待ちの方が一斉にいらっしゃるので。。最近土日はいつもこんな感じです。」とのこと!

ほんと誰か有名人のイベントでもあるのかっと思うほどの混雑ぶりでした。

コロナ前の活気が戻ってきましたー!!。

 

今日は美容室に行ったのですが、

観光で来られる海外の方がいらっしゃることがコロナ前と同じ位に増えてきたそうで、

「韓国や中国の方が多いんですが、今日は西洋の方がいらっしゃったんですよー。」

とのこと。

「会話はどうするのっ?!」と聞いたところ、

「翻訳機に頑張ってもらいます!」とのこと(あ、なるほど。便利な世の中になったものです)。

その西洋の人を接客した美容師さんがたまたま私のサブ担当に入ってくれたのですが、

「いやあ、セレブでしたよーっ。すんごく綺麗な人でした!」とのこと。

「えっなんでセレブとわかったの?」と聞くと

「アメックスのプラチナカードだったんですわ。めっちゃ重かったすわーっ」

「きゃーっ!!」と私。

「ヘアケア商品を「あれもこれもお願い!」ってびっくりする位買っていかれましたわーっ」

(この美容室のヘアケア商品、100mlで約1万円なんて商品がずらっと並んでいるのです)

「ひゃーっセレブやね!!!」(セレブとは)

 

大変失礼いたしました。

 アメックスのプラチナカードはメタル製でかなり重いということを

お陰様でこの年にして知ることが出来た私。

 

 

なんでもその店を利用した方のヘアースタイルを見て、「日本に行ったらその美容室でカットしてくるっ」という方が来店されるらしく評判が評判を呼び、特にホテル近くにある店舗は海外の方でえらい繁盛しているとのこと。

その美容室は着実に業績を伸ばし、浮き沈みの激しい業界にあって店舗をどんどん増やしこの5月には件の「グランフロント大阪」に出店されるそうで。

 

私の好きな言葉の一つに「チャンスは掴むもの。でもそのチャンスが来たときに掴める自分でいないとチャンスは逃げる。」があるのですが、まさにチャンスを掴めるかどうかは、本当に自分が得たいチャンスをものにするために、毎日どう生きているかなのだと思います。

 

もし今砂をかむような生活だったとしても、諦めずに自己研鑽を重ねていくと「あのとき諦めなかったから今の自分があるんだ」と思う時がきっと来る。

 

私達はグローバルな世界に生きている。

世界の誰かが、何かをきっかけに貴方を知って、認めてくれて、友人に語り、世界に広がる。

その可能性は確実にある時代なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-04-16 19:00:00

人間万事塞翁が馬

今日、たまたま堺市立総合医療センターの前を通ったら法被姿の若者がうろうろしていて、

「今日だんじり祭りなのっ???春にっ???」と頭の中が?でいっぱいになっていたのですが、

補修後のお披露目で今日引き回しがあり、

横倒しになる事故があったのですね。

11人負傷で3人が重傷だとか。

例年30~50人程度で引くところ、今回はお披露目ということもあり他からの応援もあり100名程度で引いてたとかで、

交差点で曲がり切らずバランスを崩して倒れたの事でした。

こんな時、「いつもより倍以上の人数で引くって、最初から無理やと思ってたんや!」と後だしジャンケンのようにおっしゃる方がでてくることが多いのですが(今回はいらっしゃらないかもです、あくまでも一般論として)

無理やと思った時点できちんと意見しなはれー!!!

はあはあ。。失礼しました。(私、あとだしジャンケンがほんま嫌いなんです。すみません)

 

岸田首相の演説先での事件があり、黙秘している犯人は24歳の若者なのですね。

どんなことが語られるのかこれから明らかになっていくでしょうが、

安倍元首相を銃撃した山上被告に対する減刑署名は1万3千を超えているらしく、英雄視している人やファンレターを書く人もいるのだとか。 

 色々な思いが交錯し、やるせない思いです。

 

安倍さんもまさか自分の命が絶たれることになるとは数時間前まで夢にも思わなかったでしょうし、

本当にいつなにが起こるかわからないですね。。

 

このタイミングで私の話をするのは甚だ僭越ではございますが、

昨年7月のある朝、海鮮粥を呑気に食べていた私は、その数分後に痛みにのた打ち回り、数時間後には救急車で運ばれ腸閉塞の緊急手術をすることになるなんて、夢にも思いませんでしたもの。。

ほんまに人間、塞翁が馬。

幸不幸は予測がつきません。

 

手術後麻酔から覚めてベッドから天井を見ながらはたと気づきました。

「たまたま今回は運よく助かったけれども、もしあの時救急車を呼ばなかったら意識を失って腹膜炎になってそのまま死んでいたかも。。」

「自分でコントロールできるうちはいいけれども、認知症になったらどうするの?」

「動けなくなったらどうするの?」

いざという時の準備が何もできていないわ、私!

ということで、退院後「終活」について真剣に考え、勉強するようになったわけです。

 いざというときにどこに連絡すればいいの?

誰も居ないところで意識がなくなった場合、どうやったら発見してもらえるかな?

終末医療はどうするの?相続は?死後整理は?お葬式やお墓は?

自分の意識がしっかりしているうちに、

リビングウィル(人生の最終段階における事前書)や死生観をきちんと伝えるためのエンディングノートを作っておかなければっ!

等々。知れば知る程、今から準備しておくべきことがでてきてそわそわします。

 

貴方はいかがですか?

「色々不安はあるけれども、何を準備したらよいのかわからないっ」

ということはありませんか?

 

そんな貴方のために安心できるネットワーク作りをしようと今色々準備しております。

またご案内しますので、

宜しくお願いいたします。

 

2023-04-07 12:00:00

美しい雨

今日は雨。

 

20世紀を代表する指揮者の一人、フルトヴェングラーをご存知でしょうか?

ナチス政権下のドイツでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を長く務めてきた方です。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にはユダヤ人が数名いて、コンサートマスターもユダヤ人であったため、本来ならナチスの迫害対象でしたが、ヒトラーが彼の才能を高く評価していたため免れていました。

当初はナチスを批判し続けていましたが、締めつけがどんどん厳しくなり、ナチス主催の公式な場での演奏を拒み続けていた彼もついにはゲッペルズ主催のヒトラーの生誕前夜祭でベートーベン第九を指揮します。

その時の演奏は歴史に残る名演で「ヒトラーの第九」と呼ばれており、ネット検索すると演奏が聴けます(凄い時代になったものです)。

 演奏の後、ゲッペルズが握手を求め応じた写真が全世界に広まり彼は親ナチスと印象づけられ、批判を浴び続けます。

その間海外の友人から何度も亡命を勧められるもドイツに留まり続けました。

彼が公職に留まる限りベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーは徴兵されない、聖域だったのです。

 

当時を振り返り語った彼の言葉です。

「亡命しようと思えばできただろう。そうすれば国外からナチスを批判することもできただろう。しかし、私の使命はドイツ音楽を生き延びさせることだと考えた。ドイツの演奏家達とドイツ人のためにドイツ音楽を演奏し続ける事。これを前にしては、演奏がナチスの宣伝に使われるという懸念は後退していった」

「あのような時期に立ち去ることは恥知らずな逃亡でした。所詮私はドイツ人なのです。およそ、ナチスのテロのもとで生きていかなければならなかったドイツ人ほどベートーヴェンによる自由と人間愛の福音を必要とし、待ち焦がれた人々はいなかったでしょう。

外国でどう考えられようと、私は自分がドイツ国民のためにした事を悔やんではいません。」

(NHK「映像の世紀」からお借りしました)

 敗戦後「親ナチス」として裁判を受けています(無罪になりました)

 

坂本龍一。

憧れの人でした。

YMOを知った時の衝撃は忘れられません。

かっこいいなあ。日本にこんな人がいたんだ。

彼はあれほどの才能の持ち主でありながら、

日本在住当時様々なメディアで接している限り、変な驕りや衒いもない

純粋に音楽や文学、そして人をとても愛している人という印象でした。

だからこそ、晩年癌に苦しみながらも、脱原発や被災地支援など、様々な活動を続けてきたし、

断固して貫いている信念があったのだと思うのです。

 

著名な音楽家や小説家、芸術家は時として時代に利用され、翻弄されます。

彼の訃報を伝えるニュースがあふれる中、偶然観たテレビ番組でフルトヴェングラーが取り上げられていて、なんとも感慨深く思いました。

坂本龍一は多くの音楽を生み出しましたが、

映画「ラストエンペラー」の中の音楽は、清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀の生涯とその時代を映し出す中で当時の私の心を大きく揺さぶるものでした。

「ラストエンペラー」とフルトヴェングラーと坂本龍一。

私の中では妙にシンクロナイズされているのです。(坂本龍一は時代に翻弄された訳では無いのですが)

 

なぜ私達はこれほど芸術を必要とするのか。

音楽を聴いて、本を読んで、どうしてこれほど魂が揺さぶられ、感動するのか。

「芸術」と呼ばれる人が創り出すものに接することで、私は人として辛うじて生きていられるような気がするのです。

それが、今の私なりの答えとして漠然と思っています。

 

 坂本龍一は絶対音感の持ち主で、世の中の騒音や雑音、多すぎる音に悩まされていたと聞いたことがあります。

その中で、彼はご自分の娘さんに「美雨」という名前をつけ、「Rain」という曲も作っています。

雨音は彼にとっては心地よい音だったのかも知れません。

 

静寂の中唯一の音、「雨の音」を聴きながら、大好きな本を読んでいる。

そんな彼が思い浮かびます。

 

美しい人でした。