日記

2026-08-02 09:50:00

いざというときに見えてくるもの

今回の熊本地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

2016年の震災から10年。

今回のイオンや山崎製パンの対応、

そして色々言われているけれども 政府の初動は素晴らしかったと思います。

 

イオンについてはとても悲しい事故が起こりましたが

初動については

地震発生直後3000名ものお客様を迅速に避難誘導し屋外に誘導したことは

何より2016年の経験がその後の災害対策の改善にも活かされ、

企業が常日頃からコツコツと努力を重ねてきた証ではないかと思います。

会見での社長をはじめ経営陣のふるまいも立派でした。

そういう企業のトップの姿を見せられると、イオンに足を運びたくなります。

2016年の災害時も安全確保が確認された店舗から次々と営業再開し

生活物資を地域住民へ供給するライフラインとしての役割を果たしたとのこと。

全国展開している企業ならではの物流ネットワークが大きな強みとなり、

行政だけでは届きにくい水や食料、日用品、医薬品などの物資供給を補完したとのこと。

 

山崎製パンもなんであれほど迅速に被災地にパンを届けられたのか。

なんでも平時から「災害支援を前提とした事業運営」を続けてこられたそうで

全国各地に製造工場を持つことで

  • 被災していない工場で増産
  • 最寄りの工場から配送
  • 他地域の工場が代替生産

することが可能で、かつ毎日配送する物流網を持っているので

「最後の避難所まで運ぶ」ことが可能となるというわけです。

政府も震発生直後に官邸対策室や災害対策本部を設置し、

総理指示を発出するなど、初動対応に入りましたし、

各省庁も災害対応体制を立ち上げ、

例えばデジタル庁は政府情報システムの稼働状況を確認し、災害対策本部を設置しています。

 

今回のようにいざ大規模災害が起きると、

それまで積み重ねてきた仕組みや訓練が大きな力を発揮しますね。

  • 自衛隊:人命救助、孤立集落への支援、給水、入浴支援など、他には代えがたい役割を担う。
  • 自治体・政府:全体の調整やインフラ復旧、医療・福祉など、社会全体を動かす。
  • イオンや山崎製パンなどの企業:物流や店舗網を活かし、生活を支える物資を届ける。
  • 地域住民やボランティア:避難所運営や安否確認など、きめ細かな支えを担う。

これらが互いに補完し合うことで、災害対応が成り立っています。

何より日本では民間企業が災害対応を「社会貢献」だけでなく、

事業継続(BCP)の一部として真剣に考えている企業が多く

私も企業の一員として勤務していたころは

東日本大震災の頃からBCPという言葉が頻繁に飛び交い、

お客様への提案時には重要なキーワードでした。

平時から自治体と協定を結び、訓練を行い、物流網を維持している企業は多く

普段はあまり意識しませんが、

災害時には、自衛隊、消防、警察、自治体、医療機関、

そしてイオンや山崎製パンのような民間企業までが、

それぞれの専門性を発揮して社会を支えていることが見えてきますね。

 

勿論、今回取り沙汰されている避難所環境の改善、高齢化への対応、インフラの老朽化など、

取り組むべき問題は多くあると思います。

でも大規模災害のたびに官民が教訓を積み重ね、

制度や仕組みを改善してきたことは、なんと有難いことでしょう。

 

それぞれが自分の役割を果たして社会全体を支える。

 

これこそが私達日本人が、日本社会が

長年培ってきた強みだと思います。

 

     

     

    2026-07-12 11:00:00

    見上げてごらん

    関西では梅雨が明けて酷暑が近づいてまいりました。

    もはや40℃超えが珍しくない時代。

    なんでもワークマンが開発した酷暑対策最新ウェアが

    体感マイナス14℃になるとか。

    3月に販売開始でしたが完売が続いていて

    入手困難だとか。

    こういう情報を敏感に察知して

    3月に既に入手していたあなた、

    流石です!

     

    昨日日が落ちてから帰途についていた私、

    久しぶりに夜空を見上げました。 

     

    すると、南西の方角にやたら光輝いている星らしきものが!

    しばらく眺めていましたが、動かない。

    夜空に星しか見えなかった時代なら

    間違いなく星だと思ったでしょうが、

    まわりの建物からの照明の光より

    強い光を放っていたので星じゃないよなあ

    と思っていたら、南東の方角に光る物体が現れ。

    この物体は青いライトを点灯させながらゆっくり下降していたので

    間違いなく飛行機だとわかります。

    関西空港の滑走路に向かって着陸体制に入った飛行機でしょうから

    多分時間等の情報を与えれば

    AIがすぐにどの飛行機だったのか

    教えてくれるはず。

    同じように

    南西に見えた星らしきものの正体も

    もしかすると案外簡単に判明するかもしれません。

     

    私の興味はそこにしかなかったけれども

    もし誰かと一緒に歩いていたら

    その人は遠くに見える鉄塔や煙突に興味をもって

    そこになんの施設があるのか

    すかさずスマホで検索していたのかもしれません。

    見上げて立ち止まっているときに

    近くにワークマンの店舗があることを思い出し

    SNSで評判になっていて気になっていたその人は

    急ぎ店に向かったかも。

     

    「見上げてごらん、夜の星を」と坂本九さんが歌ってから

    早60数年。

    子どもの頃は九さんの歌にまったく違和感なく

    歌の世界に浸っていたけれど

    今夜空を見上げると色々な情報がてんこ盛り。

    そして同じものをみているはずが

    自分にとって興味のあるものにしか目がいかず

    隣の人と得る情報が異なり

    うかうかするとこの酷暑に最適なウエアが手に入らなくなる。

     

    九さんの歌の世界から

    思えば遠くにきたもんだ。

     

    だけど情報に翻弄されず、上手く利用できれば

    こんなに便利で快適な世界はないですよね。

     

    5年後夜空を見上げた時に

    どんな景色が広がっているのか。

    そしてその景色の先にある世界が

    快適だと感じているのか

    振り回されているのか

    取り残されてみじめな自分でいるのか

     

    楽しみで仕方ない。

     

     

     

     

     

     

     

     

    2026-07-05 21:00:00

    雨の中

    なんともう7月。

    うかうかすると今年も終わりますが、

    梅雨で台風もやってくるこの時期。

    雨の中近所の神社の横歩くと土の匂いがして

    もうすぐ訪れる酷暑の中では

    こんな風に土を感じることはないんだろうなあ

      

    雨の中駅に向かう途中、地べたに仰向けに寝転がっている青年発見。

    屋根があるので濡れないものの、 

    スマホで音楽を流しながら

    この世の終わりみたいな顔をして空を仰いでいる。

     

    おお。。

    やばい。

     

    きっとその青年にとって、

    この世の終わりのような出来事があったのだろうと想像しながら

    私そそくさと通り過ぎました。

     

    青年が今までどんな生き方をしてきたのか

    知る由もありませんが

    雨の街中地べたに寝っ転がってはないにしても

    この世の不幸を全て背負ったような顔で

    空を見上げるような出来事は

    誰しもが経験しているのではないでしょうか。

     

    そんな時、

    だまって一緒に寝っ転がって空を見上げてくれる人がそばに居てくれたら

    どんなに救われるのだろうと思います。

     

    振り返ると、私は辛いとき

    そばに誰か居てくれることを望むばかりで

    誰かが辛いとき、

    私は寄り添って一緒に空を見上げるような人間ではなかったと

    今更ながら思います。

     

      

    一緒に空を見上げる人でいたい。

    2026-06-28 06:13:00

    根っこにあるもの

    梅雨の時期に台風が同時に2つも来て、

    青森や関東地方で地震もあったりで

    大変なことになっていらっしゃいませんか?

    今やスマホから突然警告音とともに警報や避難勧告のお知らせが来て

    鉄道や飛行機も早い時期に運行中止のお知らせが出たりで

    ここ数年の国全体のBCP対策の向上には目覚ましいものがありますね。

    その根っこに

    阪神淡路大震災や東日本大震災等ここ数十年の間に

    発生した大震災等で多くの命が失われ

    多くの人が負った痛みや深い悲しみがあるのではないかと思います。

     

     

    今日眠っている私を肩を揺すって起こす人が居て

    まわりを見渡すと誰も居ない。

    当りを探すとなぜか大きな袋に

    鳥取の二十世紀梨と書かれた段ボール箱が入っていて

    玄関の方へ行くと

    元気いっぱいの母が

    「鳥取に旅行に行ってたねん!」と笑顔で話しながら入ってくる。

    「いきなり居なくなったからどこに行ってたのかと心配してたよ!」

    と言ったところで目が覚めて夢だったのだと気づき。

     

    なんとも寂しい目覚めでした。

      

    身近な人を失くした悲しみや喪失感は

    歳月とともに心の奥底に沈んでしまうけど

    ふとしたことがきっかけで表に出て

    気持ちの置き場に困ってしまうことがあります。

     

    人の気持ちはなかなか厄介で

    失って初めて気づくことがあり、

    その時に感じた後悔や悔しい思いを羽根にして

    より良いものを作り上げたり成長したりするけれども

    その時は気づかなかったとしても

    しっかり自分の奥深くにちゃんと記憶されていて

    ふとした時に気づく瞬間があるものだなあと思います。

     

    哀しみも喜びも憤りも。

    噛みしめてまた新しい感情に出会う。

      

    人は

    なんと奥深い生き物かと思います。

     

    だからできるだけ生きて、

    この奥深い生き物を

    堪能して楽しまなきゃね。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2026-06-21 17:00:00

    ニューロダイバーシティ

    「腸内フローラ」ご存じですか?

    恥ずかしながら私、言葉は聞いたことあるものの、

    具体的にはどういうものなのか、最近まで知らず。

    「腸の中にすんでいる細菌の集まり(生態系)」のことだそうで、  

    しかも 人によって“まったく違う”のだとか。

    腸内フローラは

     食べ物の消化を助けたり

    ビタミンを作ったり

     免疫を調整したり

    メンタルに影響する物質を作る  

    病原菌の侵入を防ぐ  

    らしい。

    だから乱れると

    便秘・下痢 や肌荒れ、 免疫低下やアレルギーが悪化したり

     精神的不調を起こしたりするのだとか。

    乱れないためには

    発酵食品(ヨーグルト、味噌、納豆、キムチ)や

    食物繊維(野菜、海藻、雑穀、寒天)を食べて

    規則正しい生活を送り適度な運動をしましょう!

    ということらしいです。

    それにしても人によって全く違うのが興味深いところです。

    何故違うのか!ですが

    まず生まれたときに

    経腟分娩か帝王切開か  

    母乳かミルクか  

    この時点で腸内細菌の“初期セット”が決まって

    食生活、和食中心なのか肉中心なのか  

    発酵食品をよく食べるのか 

    などで腸内細菌の種類が大きく変わるらしく

     睡眠や運動などの生活習慣やストレス

    年齢や遺伝的な体質も腸内細菌の構成に影響するとか。

     だから同じものを食べても、  

    腸内フローラが違えば身体への影響も違うので

    ヨーグルトが合う人・合わない人がいる  

    食物繊維で便秘が改善する人・しない人がいる  

    太りやすい人・太りにくい人がいる  

    のだそう。

     

    ここまで知って、

    人の脳の特性についてふと思いを馳せてしまいました。

     

    ニューロダイバーシティ

    (Neurodiversity/神経多様性)という言葉をご存じでしょうか?

    「脳の多様性は自然なもので、優劣ではない」ということを示す言葉です。

      

    脳の仕組みは複雑すぎて、わからないことだらけですが

    同じ場所で同じような体験をしても

    「なんでそんな捉え方するの?」

    「なんでそんな行動をとるの?」

    なんて思うことはしょっちゅう!

    ではないでしょうか。

     

    生まれながらの脳の特性に加え、

    今まで経験してきたことや環境によって

    誰一人同じ脳、同じ思考を持つ人はいないわけで

    そう考えると、

    「あの人何考えているのかわからない!」

    のは当然なんだなあ

    と思うと少しは気楽に生きられるかなあなんて

    思います。 

     

     

     

     

     

     

     

     

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