日記

2026-05-24 00:00:00

新入社員が電話をとらない理由

 

職場で新入社員が電話をとらず、

電話が鳴り続けたらとしたら

「電話をとれ!」と新入社員に怒鳴りますか?

 

いやいや、冷静なあなたは

(といいますか今の時代)

とりあえず電話をとって対応後

 「何故電話をとらないの?」と切り出したとします。

「何故とらないといけないんですか?」と言われたら

どう答えますか?

 

組織によっては「新入社員に限らず気づいたら電話をとる」

というところもあるかと思いますが。

 「新入社員が率先して電話をとる」

としている組織は

それはなぜなのか?を説明するしないで

 その人のこれからの学び方組織との距離感

かなり変わるかと思います。

  

なぜ多くの企業が新人社員が率先して電話をとることを

慣習化してきたのかというと

「新入社員が電話をとる」利点、いっぱいあるからですよね。

  

まず、ビジネスマナーを実践的に身につけられる!

  • 敬語・言葉遣い・話すスピードなどを実践で学べる
  • マニュアルだけでは身につきにくい「臨機応変さ」を養える
  • 社会人としての基本動作(名乗り・取次ぎなど)が習慣化する

いわゆるOJTOn the Job Training)ですね。

  • 「誰にどんな問い合わせが来るのか」がわかる
  • 部署や役割の関係性を自然に覚えられる
  • 商流や顧客とのやりとりの流れを把握できる

組織の業務理解が進みます。

  •  相手の話を正確に聞き取る力(傾聴力)が身につく
  • 要点をまとめて伝える力(要約力)が向上する
  • 緊張感の中での対応力が養われる

緊張感の中での対応力、

社会の中で生き抜くために必須のスキルと言っても過言ではない!

  • 想定外の問い合わせやトラブルにも対応する経験が得られる
  • 「誰にどうつなぐべきか」を考える習慣がつく
  • 判断力・優先順位付けの力が育つ
  • 自分の対応が会社の印象に直結することを実感できる
  • 「会社の窓口を担う」という意識が芽生える
  • 小さな業務でも責任を持つ姿勢が身につく
  • 取次ぎを通じて自然に社員と接点が増える
  • 名前と顔を覚えやすくなる
  • 気軽に話しかけやすい環境ができる 等々

社会人、組織の一員としての土台作りになんと貢献することか!

(すみません、またAIのお力を少々お借りしました)

 

このような利点をしっかり新入社員に説明せず

ただ「新人だから電話をとれ!」

というだけの組織では

表面上は従っていても

  • 考えなくなる(考えないほうが楽)
  • 指示待ち化する
  • 本音を言わなくなる
  • 離職する

ということになるわけです。
 

電話応対に苦手意識がある新入社員がいることも事実。

それを隠すために

「なんで新人が電話をとらないといけないんですか?」

となるのかもしれません。

 

今や固定電話文化が遠くなった時代。

会社名を名乗るところから始まり

電話を保留にして担当者に取り次ぐなんて

未知の世界だという新人もいるのではと思います。

そして、聞きなれない取引先名を間違えたり

敬語がうまく使えなかったりして

失敗してしまったらと思うと

萎縮してしまい電話をとることが怖くて仕方ないのかもしれません。

 

だからこそ、新入社員が電話をとる利点をしっかり説明し

社会人としての第一歩を踏み出す若者を育てるノウハウ、受け皿が企業側にないと

折角の優秀な人材を失くしてしまうことになりかねない。

   

「お電話ありがとうございます。○○会社の△△です」

「担当の者に確認いたしますので少々お待ちください」

と電話対応をマニュアル化している企業もあるようですが

この23文があるだけで心理負荷がかなり下がる効果的なのだとか。

あるいは、

  • 先輩が隣にいる
  • 困ったら交代OK
  • ミスしてもフォローする

これで急に取れるようになる人は多いようで、

実践されている会社も多いように思います。

 

自分が勤めている会社が

 「電話は会社全体の流れが見えやすい」し

「困った時の受け方を覚える練習になる」

だから

「最初は皆フォロー」するから頑張れ!

と自分を育てようとしている。

 

そんな会社なら

会社に行くのが楽しみになるかも!



 

 

 

 

 

 

2026-03-29 13:30:00

積み重ね

実は私、こう見えて(どう見えて?)マツエク、

「まつ毛エクステンション」なるものを月に1度施術していただいております。

外反母趾がひどい私、

先日アマゾンで購入した外反母趾用のサポーターをつけていそいそと行って参りました。

担当頂いている方は長年お世話になっている美容師さん。

20代の女性ですが、礼儀正しくなんというか、

色々わきまえている「プロフェッショナル」な人。

いつものようにリクライニングシートに横になり、

寛ぎながら施術を受けていたのですが

しばらくしてサポーターをしている右足の親指下の関節が痛み出し。

右に傾いている親指を本来ある場所に固定させるようなサポーターで

施術中は足元が宙に浮くので負担がなくなり大丈夫だと思ったのですが

甘かった!

歩い時にはなんでもなかったのに

宙に浮くのが良くなかったのかどんどんズキズキ痛くなり。

 

でもまつげをつけていく繊細な作業を一生懸命されている最中に

中断していただくのも忍びない。。

 

いつもはなんてことはない施術時間。

耐える時間は長いことか..。

でもあと数十分でこの苦痛からは解放されるんだ!

耐えるんだあ!と心の中で叫びながら

ひたすら我慢我慢...。

 

で、やっと施術が終わり。

「ごめん!実は外反母趾矯正ギブスが痛すぎて!外すわ!」

といいながらすかさず靴下を脱ぐ私。

 

「あ、そうだったんですか!言ってくだされば!」

と恐縮する彼女。

「矯正ギブス痛いですよね。私も実は左手ギブスしないといけないんですけど、

痛すぎて、それに仕事に差し支えるので外しているんですよ」と。

 

え??

 

なんと左手が痛くて腱鞘炎かと思い病院に行ったら

手術を勧められるほどの状態だったそうで。

「今はとても手術を受けられる状況ではないので

ギブス(サポーター?)の着用と

週2回の痛み止めの筋肉注射を打ってます。」

と。

「大変やん!痛いやん!」と叫ぶ私。

 

いやあきっと職業病。

人一倍頑張り屋の彼女。

昇格試験も積極的に受けている様子なので

技術力を磨くため練習を重ねてたんやろうなあ。

 

そしてそんな痛みを抱えながらも

今回も丁寧な施術で完璧な仕上がりでした。

 

これから先、長く美容師を続けていくなら

ここは思い切って長期休暇をとって

手術した方が良いと思うけど

それは今の私の価値観からの判断で、

彼女にとってはそれは簡単なことではないということも

察しがつきます。

折角築いてきたキャリアが終わってしまう恐怖もあるのかと思います。

 

こういう時こそ、私達キャリアコンサルタントの専門性が問われるところ。

 

大好きな彼女だからこそ、何年か後に過去を振り返るとき

「あの時の選択があったから今笑っている私がいるんだ」

と思えるように

彼女の「ありたい自分」を実現するために

傾聴し共に悩みたいと思います。

 

未来は日々の積み重ね。

彼女の手も日々の積み重ね。

 

恥ずかしながら

私の外反母趾も日々の積み重ね。

今日もめげずにサポーター撒くぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026-02-01 00:00:00

GRITが強いか弱いか

なんともう2月。

2月の和風月名は如月(きさらぎ)。

実際には旧暦の2月、今の2月下旬~4月上旬頃が如月だとか。

防寒のために衣服を重ね着する「衣更着」が語源とされている説が有力らしく

中国の「如月(にょげつ)」という2月の異称に日本独自の読み方をあてたとも

言われているようです。

音も字面も美しい言葉ですね。

 

こうやって

異国の文化を柔軟に取り入れつつ発展してきた日本独自の文化に触れる度

日本に生まれ育ったことの幸運を思います。

 

来週は衆議院総選挙投票日。

生まれ育った、

そしてこれからも生きていく日本の中の一人として

というより我が身の自衛のために

しっかりと目を見開いて投票しなければっ!

と思います。

 

前回GRITとキャリアについてお話しましたが、

 

あなたはGRIT

  • Guts(度胸):困難なことに立ち向かう勇気

  • Resilience(回復力):失敗から立ち直る力

  • Initiative(自発性):自ら行動を起こす主体性

  • Tenacity(執念):最後までやり遂げる粘り強さ

が強いのでしょうか?

弱いのでしょうか?

 

私はと考えると

「時と場合による」なあと思います。

 

興味のないことや環境によっては弱くなり

興味があることや評価されたいときには強くなる。

 

前回話したことに派生しますが

とりかかっていることに

どうしても情熱をもてないのだとしたら

自分に「合っていない」場所にいて

「合わない」ことを無理をして頑張っているのかもしれません。

成果を出しても「報われない」場所にいることを感じているのかもしれません。

そのために自分が擦り減る前に「手放す」力も必要ですが、

 そうではなく

自分が好きなことに携わっていて 

成果を正しく評価してくれる場所にいるにもかかわらず

成果が思うように出ない場合

迷いも出るし

情熱も続かないし

「手放す」というよりは逃げてしまうかもしれません。

 

振り返ると私は沢山逃げてきて

そんな自分が嫌でだからこそ「逃げる」こは絶対にしない。

と決めていた時期が長く続き

そのために「擦り減っている自分に気づくことがとても難しかった」

ために「手放す」ことがなかなかできなかったなあと思います。

 

 

もしあなたが何かから「逃げて」しまい

「やり抜く」ことができなかったのだとしたら

 「私は何を守るために逃げたのだろう」 

と自分に問いかけることが大切なのだと思います。

それが健康であり、家族であり、大切な人であり、

自分が大切にしてきた価値観や尊厳であったのだとしたら

あなたを脅かすリスクを察知して「離れた」わけで

それはあなたにとって必然だったと言えます。

 

right person, wrong place.

 

right place, wrong person.

 

自分をすり減らすことも何かを成し遂げるためには必要

何より何かを成し遂げた後に見える景色をみたい。

と考えるか

擦り減っていく自分にブレーキをかけることが生きていくためには重要

と考えるか

GRITが強いか弱いかは

良い悪いではなく

どちらが自分の生き方にあっているかの選択であるのだと

私は思います。

 

 あなたはどう思いますか?

 

 

 

2026-01-25 00:00:00

GRITとキャリア

GRITはキャリアにとって有益なのか。

を最近よく考えます。

いや、有益なのは間違いないのですが、

私自身のキャリアにとってはどうだったのか。

あるいはどうなのか、です。

 

そもそもGRIT(グリット)とは

心理学者のアンジェラ・リー・ダックワースペンシルベニア大学教授が提唱した概念で、

  • Guts(度胸):困難なことに立ち向かう勇気

  • Resilience(回復力):失敗から立ち直る力

  • Initiative(自発性):自ら行動を起こす主体性

  • Tenacity(執念):最後までやり遂げる粘り強さ

の頭文字をとってGRITです。

よく「やり抜く力」や「粘り強さ」

「目標に向かって努力を継続できる力」と定義されています。

 

特筆すべきはアンジェラ・リー・ダックワース教授は

GRITは「才能や知性」とは全く関係が無く

生まれ持った才能が重要ではなく才能を生かせるかどうかは別の問題であるとしていて、

成功に才能や知性が関係していないというこの理論は、

多くの人種や学歴の人が在住するアメリカで広く受け入れられるようになったことです。

 

キャリア形成において 

 GRITの強い人は

地味な下積み時代や

成果や先が見えない時期

失敗の連続等々。

所謂逆境を乗り越えやすく専門性が深まるので

長いキャリア形成の中ではとてもプラスになることがわかります。

そして多くの組織では

継続して成果を出す。

粘り強く投げ出さない。

そういった人は信頼されます。

そうした組織に属している人なら

昇進して重要なポストに就くことにつながるでしょうし

今のVUCAと呼ばれる不確実な時代

 Resilience(回復力)がある人は強い。

 

 でももしかすると

「 間違った場所で頑張り続けてしまう」

かも知れません。

 

GRITが強い人はそのやり抜く力や粘り強さ故に

合わない仕事

報われない環境

から抜け出すことができず

 「やり抜く=我慢する」

 と思い込み

心身をすり減らす日々を送っている人はいるのではないかと思います。

 

ですが視点を変えてみると

「転職」や「副業」

「学び直し」

というような

様々な方法で経験を積み

自分に合った最適なキャリア形成を構築している人も少なからずいて

そういう人たちはGRITに加え

柔軟に方向転換できる力、「手放す力」を持っています。

 

今の日本では

「やり抜く力」と「手放す力」

どちらも必要で

特に今の時代のキャリア形成において

GRITは有益だけど万能ではない。

 

GRITの強い人にとって

「手放す」ことは「負ける」ことになり

「罪悪」とすら考えるのかもしれません。

でも「今いる場所は努力する価値のある場所か?」

と自問自答して

その場に留まることで自分が擦り減るなら

自分のGRITを信じて方向転換するという

「手放す勇気」を持つことができたら

「やり抜く力」と「手放す力」をもつあなたは

「最強」であり、

あなたが望む理想のキャリア形成において

非常に有益ではないかと思います。

2025-09-28 01:00:00

未だに

テレビをつけながら家事をしていると、

「平均初年度年収(新卒者の初任給ではなく新人社員や新卒者が就職初年度に得る平均的な年収)が

男性は〇〇万円で、女性は〇〇万円で、男女間で大きな差がみられます(だったか)」

とニュースで言っていて肝心の年収額がよくわからなかったので

ネットで調べてみるとマイナビキャリアリサーチのレポートでは

2025年男性の初年度年収は587万円で女性は333万円で254万円の差。

前年比男性は3.2%、女性は5.5%増加で増加率は女性のほうが高いものの

もともとの分母が違いますものね。

平均年収も約250万円の差があるとのこと。

 

この格差の原因は産業構造や職種の違い、

管理職比率の違いなど複合的な要因によるものと考えられているとのこと。

 

確かに。

 

こうやって具体的な数字を突きつけられると

日本のジェンダーギャップ指数が148カ国中118位であり、

G7の中では最下位であることの意味を考えさせられます。

 

新卒で就職した際の初任給に差がないのに

キャリアを重ねるにつれて男女間の年収格差が拡大されやすいというのが現実ではないでしょうか。

 

そしてこの背景にあるのが

「男性は仕事、女性は家庭」という言葉に代表される

性別による役割分担を当たり前とする価値観で、

女性に対しては

「家庭を優先すべき」

「仕事より育児」

という無言の期待が働き

この価値観を前提に設計されてきた組織においては

育児休業制度や時短勤務制度を取り入れているものの

そのことが差を正当化、維持する構造につながるのだと思います。

また男性においては「稼がなくては」という重圧を受けて

制度があっても育児休業をとりづらく、

取れても短期間で終わってしまい、

長時間勤務や夜勤。出張を任されがちになり

女性は能力や実績があってもなかなか昇進できない。

 

そうやって初任給段階では大きな差はなくても

「男性は仕事、女性は家庭」に象徴される性別役割観が

時間をかけて格差を育てている。

 

若者と話をすると

「男性だから」「女性だから」ということにとらわれず

「人として」どう生きたいかを尊重している発言が多く

頼もしくもあり、羨ましくもあります。

今教育現場ではジェンダー問題についての取り組みが活発に行われているようですが、

まだまだ実践が浅く生徒自身もジェンダーの固定観念を感じていて

「自分の可能性を制限している」というケースも少なくないとか。

まだまだ発展途上にありながらもそうやって気づきを得ていくことで

確実に前進していることがわかります。

 

 

そういう「変化の芽」が大きく花開くことを祈りつつ

「現実は思った以上にすすんでいない」

とがっかりする前に

私自身が

「男だから」「女だから」という

アンコンシャスバイアス(無意識の思い込みや偏見)をかけていることに

気づき

まずは「人として」

まわりの人、そして自分自身に接していかねばと思います。

 

理想を現実にするために

小さなことからコツコツと。

 

 

 

 

 

 

 

 

1 2 3 4 5 6 7 8