日記

2026-03-29 13:30:00

積み重ね

実は私、こう見えて(どう見えて?)マツエク、

「まつ毛エクステンション」なるものを月に1度施術していただいております。

外反母趾がひどい私、

先日アマゾンで購入した外反母趾用のサポーターをつけていそいそと行って参りました。

担当頂いている方は長年お世話になっている美容師さん。

20代の女性ですが、礼儀正しくなんというか、

色々わきまえている「プロフェッショナル」な人。

いつものようにリクライニングシートに横になり、

寛ぎながら施術を受けていたのですが

しばらくしてサポーターをしている右足の親指下の関節が痛み出し。

右に傾いている親指を本来ある場所に固定させるようなサポーターで

施術中は足元が宙に浮くので負担がなくなり大丈夫だと思ったのですが

甘かった!

歩い時にはなんでもなかったのに

宙に浮くのが良くなかったのかどんどんズキズキ痛くなり。

 

でもまつげをつけていく繊細な作業を一生懸命されている最中に

中断していただくのも忍びない。。

 

いつもはなんてことはない施術時間。

耐える時間は長いことか..。

でもあと数十分でこの苦痛からは解放されるんだ!

耐えるんだあ!と心の中で叫びながら

ひたすら我慢我慢...。

 

で、やっと施術が終わり。

「ごめん!実は外反母趾矯正ギブスが痛すぎて!外すわ!」

といいながらすかさず靴下を脱ぐ私。

 

「あ、そうだったんですか!言ってくだされば!」

と恐縮する彼女。

「矯正ギブス痛いですよね。私も実は左手ギブスしないといけないんですけど、

痛すぎて、それに仕事に差し支えるので外しているんですよ」と。

 

え??

 

なんと左手が痛くて腱鞘炎かと思い病院に行ったら

手術を勧められるほどの状態だったそうで。

「今はとても手術を受けられる状況ではないので

ギブス(サポーター?)の着用と

週2回の痛み止めの筋肉注射を打ってます。」

と。

「大変やん!痛いやん!」と叫ぶ私。

 

いやあきっと職業病。

人一倍頑張り屋の彼女。

昇格試験も積極的に受けている様子なので

技術力を磨くため練習を重ねてたんやろうなあ。

 

そしてそんな痛みを抱えながらも

今回も丁寧な施術で完璧な仕上がりでした。

 

これから先、長く美容師を続けていくなら

ここは思い切って長期休暇をとって

手術した方が良いと思うけど

それは今の私の価値観からの判断で、

彼女にとってはそれは簡単なことではないということも

察しがつきます。

折角築いてきたキャリアが終わってしまう恐怖もあるのかと思います。

 

こういう時こそ、私達キャリアコンサルタントの専門性が問われるところ。

 

大好きな彼女だからこそ、何年か後に過去を振り返るとき

「あの時の選択があったから今笑っている私がいるんだ」

と思えるように

彼女の「ありたい自分」を実現するために

傾聴し共に悩みたいと思います。

 

未来は日々の積み重ね。

彼女の手も日々の積み重ね。

 

恥ずかしながら

私の外反母趾も日々の積み重ね。

今日もめげずにサポーター撒くぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026-02-01 00:00:00

GRITが強いか弱いか

なんともう2月。

2月の和風月名は如月(きさらぎ)。

実際には旧暦の2月、今の2月下旬~4月上旬頃が如月だとか。

防寒のために衣服を重ね着する「衣更着」が語源とされている説が有力らしく

中国の「如月(にょげつ)」という2月の異称に日本独自の読み方をあてたとも

言われているようです。

音も字面も美しい言葉ですね。

 

こうやって

異国の文化を柔軟に取り入れつつ発展してきた日本独自の文化に触れる度

日本に生まれ育ったことの幸運を思います。

 

来週は衆議院総選挙投票日。

生まれ育った、

そしてこれからも生きていく日本の中の一人として

というより我が身の自衛のために

しっかりと目を見開いて投票しなければっ!

と思います。

 

前回GRITとキャリアについてお話しましたが、

 

あなたはGRIT

  • Guts(度胸):困難なことに立ち向かう勇気

  • Resilience(回復力):失敗から立ち直る力

  • Initiative(自発性):自ら行動を起こす主体性

  • Tenacity(執念):最後までやり遂げる粘り強さ

が強いのでしょうか?

弱いのでしょうか?

 

私はと考えると

「時と場合による」なあと思います。

 

興味のないことや環境によっては弱くなり

興味があることや評価されたいときには強くなる。

 

前回話したことに派生しますが

とりかかっていることに

どうしても情熱をもてないのだとしたら

自分に「合っていない」場所にいて

「合わない」ことを無理をして頑張っているのかもしれません。

成果を出しても「報われない」場所にいることを感じているのかもしれません。

そのために自分が擦り減る前に「手放す」力も必要ですが、

 そうではなく

自分が好きなことに携わっていて 

成果を正しく評価してくれる場所にいるにもかかわらず

成果が思うように出ない場合

迷いも出るし

情熱も続かないし

「手放す」というよりは逃げてしまうかもしれません。

 

振り返ると私は沢山逃げてきて

そんな自分が嫌でだからこそ「逃げる」こは絶対にしない。

と決めていた時期が長く続き

そのために「擦り減っている自分に気づくことがとても難しかった」

ために「手放す」ことがなかなかできなかったなあと思います。

 

 

もしあなたが何かから「逃げて」しまい

「やり抜く」ことができなかったのだとしたら

 「私は何を守るために逃げたのだろう」 

と自分に問いかけることが大切なのだと思います。

それが健康であり、家族であり、大切な人であり、

自分が大切にしてきた価値観や尊厳であったのだとしたら

あなたを脅かすリスクを察知して「離れた」わけで

それはあなたにとって必然だったと言えます。

 

right person, wrong place.

 

right place, wrong person.

 

自分をすり減らすことも何かを成し遂げるためには必要

何より何かを成し遂げた後に見える景色をみたい。

と考えるか

擦り減っていく自分にブレーキをかけることが生きていくためには重要

と考えるか

GRITが強いか弱いかは

良い悪いではなく

どちらが自分の生き方にあっているかの選択であるのだと

私は思います。

 

 あなたはどう思いますか?

 

 

 

2026-01-25 00:00:00

GRITとキャリア

GRITはキャリアにとって有益なのか。

を最近よく考えます。

いや、有益なのは間違いないのですが、

私自身のキャリアにとってはどうだったのか。

あるいはどうなのか、です。

 

そもそもGRIT(グリット)とは

心理学者のアンジェラ・リー・ダックワースペンシルベニア大学教授が提唱した概念で、

  • Guts(度胸):困難なことに立ち向かう勇気

  • Resilience(回復力):失敗から立ち直る力

  • Initiative(自発性):自ら行動を起こす主体性

  • Tenacity(執念):最後までやり遂げる粘り強さ

の頭文字をとってGRITです。

よく「やり抜く力」や「粘り強さ」

「目標に向かって努力を継続できる力」と定義されています。

 

特筆すべきはアンジェラ・リー・ダックワース教授は

GRITは「才能や知性」とは全く関係が無く

生まれ持った才能が重要ではなく才能を生かせるかどうかは別の問題であるとしていて、

成功に才能や知性が関係していないというこの理論は、

多くの人種や学歴の人が在住するアメリカで広く受け入れられるようになったことです。

 

キャリア形成において 

 GRITの強い人は

地味な下積み時代や

成果や先が見えない時期

失敗の連続等々。

所謂逆境を乗り越えやすく専門性が深まるので

長いキャリア形成の中ではとてもプラスになることがわかります。

そして多くの組織では

継続して成果を出す。

粘り強く投げ出さない。

そういった人は信頼されます。

そうした組織に属している人なら

昇進して重要なポストに就くことにつながるでしょうし

今のVUCAと呼ばれる不確実な時代

 Resilience(回復力)がある人は強い。

 

 でももしかすると

「 間違った場所で頑張り続けてしまう」

かも知れません。

 

GRITが強い人はそのやり抜く力や粘り強さ故に

合わない仕事

報われない環境

から抜け出すことができず

 「やり抜く=我慢する」

 と思い込み

心身をすり減らす日々を送っている人はいるのではないかと思います。

 

ですが視点を変えてみると

「転職」や「副業」

「学び直し」

というような

様々な方法で経験を積み

自分に合った最適なキャリア形成を構築している人も少なからずいて

そういう人たちはGRITに加え

柔軟に方向転換できる力、「手放す力」を持っています。

 

今の日本では

「やり抜く力」と「手放す力」

どちらも必要で

特に今の時代のキャリア形成において

GRITは有益だけど万能ではない。

 

GRITの強い人にとって

「手放す」ことは「負ける」ことになり

「罪悪」とすら考えるのかもしれません。

でも「今いる場所は努力する価値のある場所か?」

と自問自答して

その場に留まることで自分が擦り減るなら

自分のGRITを信じて方向転換するという

「手放す勇気」を持つことができたら

「やり抜く力」と「手放す力」をもつあなたは

「最強」であり、

あなたが望む理想のキャリア形成において

非常に有益ではないかと思います。

2025-09-28 01:00:00

未だに

テレビをつけながら家事をしていると、

「平均初年度年収(新卒者の初任給ではなく新人社員や新卒者が就職初年度に得る平均的な年収)が

男性は〇〇万円で、女性は〇〇万円で、男女間で大きな差がみられます(だったか)」

とニュースで言っていて肝心の年収額がよくわからなかったので

ネットで調べてみるとマイナビキャリアリサーチのレポートでは

2025年男性の初年度年収は587万円で女性は333万円で254万円の差。

前年比男性は3.2%、女性は5.5%増加で増加率は女性のほうが高いものの

もともとの分母が違いますものね。

平均年収も約250万円の差があるとのこと。

 

この格差の原因は産業構造や職種の違い、

管理職比率の違いなど複合的な要因によるものと考えられているとのこと。

 

確かに。

 

こうやって具体的な数字を突きつけられると

日本のジェンダーギャップ指数が148カ国中118位であり、

G7の中では最下位であることの意味を考えさせられます。

 

新卒で就職した際の初任給に差がないのに

キャリアを重ねるにつれて男女間の年収格差が拡大されやすいというのが現実ではないでしょうか。

 

そしてこの背景にあるのが

「男性は仕事、女性は家庭」という言葉に代表される

性別による役割分担を当たり前とする価値観で、

女性に対しては

「家庭を優先すべき」

「仕事より育児」

という無言の期待が働き

この価値観を前提に設計されてきた組織においては

育児休業制度や時短勤務制度を取り入れているものの

そのことが差を正当化、維持する構造につながるのだと思います。

また男性においては「稼がなくては」という重圧を受けて

制度があっても育児休業をとりづらく、

取れても短期間で終わってしまい、

長時間勤務や夜勤。出張を任されがちになり

女性は能力や実績があってもなかなか昇進できない。

 

そうやって初任給段階では大きな差はなくても

「男性は仕事、女性は家庭」に象徴される性別役割観が

時間をかけて格差を育てている。

 

若者と話をすると

「男性だから」「女性だから」ということにとらわれず

「人として」どう生きたいかを尊重している発言が多く

頼もしくもあり、羨ましくもあります。

今教育現場ではジェンダー問題についての取り組みが活発に行われているようですが、

まだまだ実践が浅く生徒自身もジェンダーの固定観念を感じていて

「自分の可能性を制限している」というケースも少なくないとか。

まだまだ発展途上にありながらもそうやって気づきを得ていくことで

確実に前進していることがわかります。

 

 

そういう「変化の芽」が大きく花開くことを祈りつつ

「現実は思った以上にすすんでいない」

とがっかりする前に

私自身が

「男だから」「女だから」という

アンコンシャスバイアス(無意識の思い込みや偏見)をかけていることに

気づき

まずは「人として」

まわりの人、そして自分自身に接していかねばと思います。

 

理想を現実にするために

小さなことからコツコツと。

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-08-17 06:13:00

いい人

この1週間、夏休みを取られた方も多かったと思いますが、

いかがお過ごしでしたか?

私は..。とある韓国ドラマに嵌っておりました。

前々から気になっていた韓国ドラマ「私の夫と結婚して」。

一話観ると気になってついつい最終回まで一気見してしまうという韓国ドラマあるある。

一気に最終回まで観てしまいました。

(私はまだ韓国版の余韻から抜け切れず未視聴ですが、日本版もありこちらも好評価ですね)

 

そのドラマの中の一つのセリフ「いい人と働くと仕事は楽しい」が印象的で記憶に残っています。

 

その背景を細かく書くとこれからご覧になろうとされている方にとっては興をそがれると思いますので

ざっくりと言いますと、

パワハラセクハラ上司がある事件をきっかけに降格して

仕事はできるが自己主張が苦手な女性が課長になったのですが、

その課長はパワハラ元課長に自分が発案した企画を横取りされて、

その企画がきっかけにパワハラ元課長が昇進したという経緯があります。

図らずも後輩である主人公の企画がきっかけで昇進してしまった課長。

主人公に謝る中での発言です。

 

「あなたはいい人。いい人と働くと仕事は楽しい」

 

「いい人」ってどんな人でしょう?

 

お人よし

都合のいい人

どうでもいい人

と咄嗟に思い浮かべた人もいるかもしれません。

 

「いい人」故に付け込まれ、利用されてしまい

傷つくことが多いけれども、

それでも「嫌」とは言えず、

断ることができず受け入れてしまう。

 

その姿を「偽善」と捉える人もいて

あるいは「弱虫」と

余計に辛い仕打ちをされることもあるかもしれません。

 

いっぱい傷ついているからこそ、

痛みがわかり、優しくできる人。

なのかもしれません。

 

仏教に由来する「自利利他」という言葉をご存じでしょうか?

仏教辞典にはとこう書かれているようです。

 

「自ら利益を得ることを「自利」、他人を利益することを「利他」といい、

この両面を兼ね備えることが大乗仏教の理想とされる。

菩薩が上求菩薩・下化衆生(上には自利のために菩薩を求め、下には利他のために衆生を導くこと)を実践し、

仏が受用身において自受用・他受用の両面を兼ね備えるとされるのも、大乗仏教のこのような理想を示すものである」

なんのこっちゃというところもありますが

 自利だけではあかんですが、自他だけでもあかんのですよね。

自利がないと、特に仕事においては自己成長、自己実現が難しい。

そのために貴方が「なりたい自分」からは遠いところに居るのだとしたら

「幸せ」という言葉も遠いのではないでしょうか。

 

 

「あなたはいい人。いい人と働くと仕事は楽しい」

という言葉の背景には

「あなたが居るから私も頑張れる」があると

私は思いました。

 

主人公はいつも「いい人」なのではなく

理不尽なことに対しては毅然と立ち向かいます。

 

その姿は周りに勇気をもたらし波及していくんだなあ

と思います。

 

仕事に限らず

「あの人が居るから今日も頑張れる」と思う人がいるなら

もしかすると「あの人」もあなたの事をそう思っているかも知れません。

 

いないのならあなたが「あの人」になればいい。

 

難しいですが、私はそうありたい。

 

あなたも私も幸せになりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 2 3 4 5 6 7 8