日記
水無月
6月です。
6月は日本では水無月と言いますが、
梅雨の時期なのに何故水が無い月?
と疑問に思う和風月名ですね。
何故水無月というかは所説あるらしいですが、
「水無月」の「な」は「無し」ではなく連体助詞の「の」で、
「水の月」からきている説が有力なようです。
もともと水無月は旧暦の6月を指す言葉で、
旧暦の6月はだいたい新暦の6月末~8月初めにあたるのだとか。
ちょうどそのころは田植えのころで、
田んぼに水を張る月なので「水の月」。
梅雨も明けて日照りが続く時期だから「水無月」という説もあるようで、
月名一つから季節を肌で感じることができて
奥深い日本の言葉はいいなあと思います。
水無月というと、お菓子を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
こんなやつです↓(フリー素材をお借りしました)
切り出した氷を模したういろう(葛粉の場合もあるようで)に
小豆をのせて蒸すこのお菓子、赤い小豆は邪気払いの意が込められていて
京都では6月30日「夏越の祓え」という
この半年の罪や穢れなどを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事があり、
この神事に合わせてこのお菓子を食べるのだとか。
ちょっと冷やして冷茶と頂きながら
この半年の罪や穢れ。。
この半年の罪。。
いくつ食べたら祓えるんだ?
(そういうことではない)
折り返し点、残り半年、
お互い健康に過ごせますように。
久々に大いに頭を打った日
昨日久しぶりに受講生としてとあるセミナーに参加しました。
いくつかのグループワークがあり、
あるテーマについて各々意見を言うわけですが、
メンバーのうち一人が恐ろしく「できる人」でした。
どう「できる人」なのかというと
「論理的思考」に秀でていらっしゃる方なのでございました。
そういう人を目の当たりにすると
なんて私は愚鈍な人間なんだろうと情けない気持ちになってしまい
「ほんま世の中には私より優れている人はいっぱいいるなあ」と思います。
でもその方は「自分は感覚的な人間で言葉の選び方が下手」とおっしゃる。
ふへーっ!
私の100倍位は理路整然とお話されていらっしゃいますけど?
そうなんですよね。
「この人本当に優秀!」思う方の多くは自己肯定感が低い。
そして、なぜか「あれ?」と思う人は自己肯定感、自己評価が高く
人を見下しがち。
(以前ちらっと書きました認知バイアス「ダニング・クルーガー効果」いうやつですね)
昨日ご一緒した「できる人」は「上には上がいる」ことを知っている人なんだろうなあ。
久々に大いに頭を打った私。
頭を打ててよかったよかった!
そういう方と出会えたのも外に出て「セミナーに参加する」という行動を起こしたからで
外に出なきゃね。
EXPO2025健忘録
夢洲に行ってきました!
これから行こうとされている方に少しは役に立つかなと思い
今日は趣向を変えてお届けいたします。
まず事前に準備していてよかったもの
1.チケットのQRコード印刷
チケットを取得して事前予約するためには
公式ページ:https://www.expo2025.or.jp/
で電子チケットを登録する必要があります。
登録すると電子チケットがマイチケットに表示されるので
電子チケット(マイチケット)からQRコードを表示
→右下の「印刷する」ボタンを押して印刷します。
入場時や予約パピリオンに入る時にQRコードが必要で、
勿論スマホに表示させればよいのですが、
日差しが強いときは画面が反射してQRコード読み取りに苦労することがあるらしく
またいちいちスマホを取り出すのも面倒なので
私は100均で首から下げるカードホルダーに印刷したQRコードを入れて参戦しました。
2.マイボトル
給水所が思ったより多く設置されており、
マイボトルが重宝しました。
歩き回るのでとにかくのどが渇く!
(私は3万歩歩いてました)美味しい水でした。
3.印刷したMAP
A4サイズに印刷したMAPが便利でした。
公式にもありますが(https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/map/)
有志の方が給水MAPやパピリオン予約の要不要が一目してわかるMAPを作成させているので
自分の用途にあった地図を探すのも良いと思います。
4.公式「Personal Agent」アプリ
予約時刻が近づいたり
天候が変わりそうなときにお知らせメールがきたり便利でした。
5.軽食
キッチンカーも出ているし、レストラン併設のパピリオンも多いのですが、
人気のお店はかなりの行列でなかなかよいタイミングでの食事が難しかったので
持参したおにぎりが役に立ちました。
万博グルメを堪能したい場合は勿論無視してOK!
ドイツパピリオン併設のレストランのビールが本場の味で飛び切り美味しい!
という噂だったので私はドイツのソーセージとビールを楽しみにしていたのですがレストランは長蛇の列。
横を見るとTakeOUT 用のビールとソーセージを販売していたので、
そちらで購入し近くのベンチで頂きました。
(ベンチが沢山あるのが有難い!大屋根リングの下が木の香りがほのかにして癒されました)
マクドナルドのドリンクMサイズ位のカップ1杯のビールと
8枚切位の食パンに長いソーセージを挟んだだけのものの購入額なんと2800円!
「高っ!」と思わず叫びましたが
ビールもソーセージもやたら美味しくてびっくり!
今まで飲んできたビールの中で一番美味しかったのではなかろうか。
ソーセージも美味しかったーっ
準備したが使えなかった、使わなかったもの
1.万博会場 FreeWi-Fi
万博会場 FreeWi-Fiがあるとのことだったので事前にインストールしていたのですが、
西ゲート前で待ち合わせしていた連れとの連絡時は使えてましたが、
会場内ではなかなか拾えず。
電波環境が悪いことが問題になっていたようでこれから改善されるかもしれませんので
念のためURL貼っておきます。
万博フリーWi-Fi https://openroaming.wi2.ne.jp/octb/
2.ミャクぺ!
色々特典があるのでEXPO2025デジタルウォレットをインストールしていたのですが、
いざ電子マネー「ミャクぺ!」を使おうとすると接続できず。
結局違う電子マネーで支払いました(一時的だったのかもしれませんが)。
3,モバイルバッテリー
MAPやQRコードを事前印刷してきたこと
当日予約をしなかったこともあり
(空いているパピリオンを検索するなど一切せず)
10時から21時までなんとかスマホの電池もちましたが、
残量ほぼなし。
パピリオンによってはスマホにインストールした専用アプリを使うところもあり、
当日予約をしたりで結構スマホを使用する機会が多いので持参すべしだと思います。
こんなところかな。
国内パピリオンは時間帯によって事前予約しないと入場できないところが多かったように思いました。
(「只今の時間事前予約のみ受け付けています」という看板をよく見ました)
海外パピリオンはアメリカ館のように「2時間待ち」のところもあれば30分待ちのところもあったけれども
パピリオンによってというか展示内容によって回転率が違うので、
長い列であってもスタッフの方に「待ち時間」を確認すると案外短時間で入れたりするので要確認です。
私達はゆっくりまわったので4か所しか入りませんでしたが、
どれもよかったーっ
NTTパピリオンで私はとても感動して最後には泣いてしまったし、
連れの方はフランスの
私達が求めているものを体現し魅せることを
平然とそして見事にやってのけていることに圧倒されていたく感動されていました。
パソナ館にもイタリア館にも行きたいしポーランド館でショパンを聴きたいし
こりゃ通期パスかぁ。
鏡の中
今日は母の日。
今日の大阪の天気予報は昨日まで雨だったのに
見事に晴れて洗濯物が乾く乾く!
空も母親孝行してくれたのかもですね。
私はというと、空の彼方にいる母に
毎年カーネーションの花束を贈っています。
最近は色とりどりのカーネーションがありますね。
薄紫の花はカーネーションのようですが、
トルコ桔梗とのこと。
先日とある人気の店でランチを食べたのですが、
店員の対応が宜しくなく、
あまりにも腹立たしく最後のお茶とお菓子が出る前に席を立ちました。
その時にちらっと窓ガラスに映る我が身をみて愕然としました。
なんて醜い姿なんだ。
怒りで顔が歪んでいました。
あの時見た窓ガラスに映った自分は
鏡の中の自分とは似て非なるもので
まさに「他人からみた自分の姿」
鏡を見るときは知らず知らずのうちに
「いい顔」してますものね。
自分の姿はこうして確認することはできるけれども
自分が他人から「どういうふうに思われているか」
はどうすれば知ることが出来るのか?
その前に
そもそも知ることはとても勇気のいることですよね。
最近の若者は自分の悩みをAIに相談するのだとか。
悩みを解消してくれるような答えは出してくれないけれど
話し相手になってくれるし、
何を言っても嫌らわれることもなく
傷つくこともないからということのようです。
鏡の中に居るうちは
傷つかないけれども本当の自分の姿を知らないままで
外に出て
他人と話をして他人を理解しようとしたとき
自分を知ってもらおうとするとき
愛されようと思うとき
痛みを伴うし
耐えられないと逃げ出したくなることもあるけれども
「自分のこと」を正直に話すことが
「助けて」とAIではない誰かに話すことが
生きていく上でとても大切なことなんだということを
まだセメントが固まっていない子供たちに
知ってもらう事が
日本の未来にとても必要な事だと思います。
誰がそれを教えるのか。
教師なのか、親なのか。
まわりにいる全ての大人達だと思います。
ケセラセラ
5月です。
如何お過ごしですか?
トップページの写真を京都瑠璃光院を訪れた時のものに変えました。
新緑が本当に美しい季節になりましたね。
連休はのんびりするつもりが、
丁度2週間ほど前にポストに入っていた
マンション管理会社のチラシをみて
思い立ってリビングと和室に内窓をつけることにしまして、
そのためになんだかばたばたしております。
なんでも年内に内窓をつけると
環境省の「先進的窓リノベ2025事業」で
大窓で65000円/箇所
中窓で44000円/箇所
の補助金が出るらしく、
何より冷暖房費の節約になるやん!と思い切りました。
あとから知ったのですがこの補助金、昨年もあったらしく
予算がなくなり次第終了するらしいので、
今ですでっ!奥さん!(誰?)
そんなこんなで今日は朝から窓周りの整理をしてたのですが、
飾り棚の引き出しから
なんとホイットニーヒューストンが1990年に来日したときの
コンサートのパンフレットが出てきまして。
私、行ってたんですね。
その頃ホイットニーヒューストンの熱烈なファンで
「Saving All My Love For You」を初めて聞いたときの衝撃は
忘れられません。
あの頃はまさかホィットニーが
あんな最期を迎えるなんて思いもしなかったし
晩年の姿は見るのも辛かったけれど
あの日大阪城ホールにいた彼女は光り輝いていたし
私は社会人として始まったばかりのころで
若さを謳歌しながらも、未来への不安に怯えていたように思います。
「人生なるようになる」
でも
「自分の世界を美しくするのも生き辛くするのも自分次第」
この二つの言葉が矛盾しつつも共存するのが生きるという事なのかと
パンフレットの中の笑顔の彼女を見て
ふと思いました。