日記
享受する
日本初の女性総理大臣、誕生しましたね!
高市総理が放つ熱量に、私は大いに期待せずにいられません。
就任以来息つく暇もないほど多忙を極めていらっしゃるように見受けられる。
問題山積みの中の厳しい船出。
時間はいくらあっても足らない状況かと。
国の明日を担う総理とはくらべものになりませんが、
今年もあと2か月弱。
といいますか今月も残りわずか。
今月中にやらないといけないことが山積みの私、
今日もひいひい言うてます。
はぁ。。
日々時間がない!と齷齪し、気が付けばもうすぐ来年。
「そんな感じであっという間に一年が過ぎるので、
今年から年初めに今年中に挑戦することをいくつか決めるようにしたんです」
と知人。
その方は大阪マラソン参加完走を第一目標に
社内コンテストに参加することを第二の目標に掲げ全て達成したとのこと。
えらいっ!
ということで、
今更感満載ですが、私も少し考えてみました「これからの抱負」。
私がこれから成し遂げたいものってなんだろう?
と考えたときに誰からも何者からも束縛されず
制限されず脅かされず
自由に目標を持つことができることが
当たり前ではないことに気づきました。
私は今健康で恵まれているのだなとも思います。
だからこそ、今を享受しなければ。
「安心・安全な生活を享受するのは国民の権利」という言葉がありますが、
日本国憲法にはこの言葉に直接言及した条文はないものの
第13条(個人の尊重・幸福追求権)や第25条(生存権)などに基づく
基本的人権の一部として保障される権利とされています。
また第12条に自由・権利の保持の責任という条文があり、
「この憲法が国民に保証する自由及び権利は
国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」
とあります。
権利は「受け取るだけのもの」ではなく、自らも他者の権利や安全を尊重し、
守る責任があるということです。
享受する権利は守る責任、義務も伴うものだということを
今一度思い出す必要があるのかもしれません。
砂をかむような日々
6月に仕込んだ梅酒が飲み頃になりました。
わーい!
仕込んだ直後ほんと綺麗でぴかぴかですが
6か月後熟成された梅酒、琥珀色でこれまたいい味だしています。
まるで人生のようだ。
親しい人にお裾分けしようかどうか悩んでいます。
口に入る自家製のものをお持ちするのはなかなか勇気がいるものです。
認知症予防対策のひとつに回想法があり、
自分の過去を回想して話すことで精神を安定させ認知機能の改善が期待できる
というものですがこの回想支援をしたときに
小さかった頃の思い出や
学生時代、若かりし頃の思い出は活き活きと目を輝かせてお話になるのですが、
支援後アンケートを頂いたときに
一言
「あの頃はあんなに楽しかったのに今は勤め先と家との往復だけで砂をかむような日々です」
と添えられていらっしゃる方がいてうっと胸が詰まりました。
私もつい最近までそうだったなあ。
今でも時々生きていくうえで「やらないといけないこと」が多すぎて
「やりたいこと」がなかなかできずうううっ!と声をあげたくなることがありますが、
勤め人の頃特に終盤は「やらないといけないこと」が消化できず、
いつしか自分の「やりたいこと」が何だったのか思い出せなくなっていました。
私の「やりたいこと」は何だったのか。
今「やりたいこと」は何なのか。
そして今までやりたいと思ってやってきたことは
本当に自分のやりたいことだったのか。
そう考えたときに
自分が「やりたいこと」は
まわりの価値観
例えば親やまわりの大人達や友達が
「いい」と言っていることを投影してきただけではないかと
「人の目を気にしながらの」やりたいことだったのではないかと
ふつふつと自問自答しだし
なんとももったいない人生を送ってきたなあと思います。
この私という人生は一度きりなのに。
だからこの「砂をかむような日々です」書いてこられた方に
返す言葉が見つからず
「回想支援」を発案された方に助けを求めたところ
「今はそのような日々を送っておられても、
毎日そうやって懸命に頑張っている今は
後から振り返った時に「あの頃があったから今の自分があるんだ」
という日がきっと来ます」
との返事をいただき私自身が救われたように思いました。
振り返ると「やりたいこと」を見失いながらも
懸命に生きていた日々の中で培ってきたことが
今の得体のしれない自信の源なのかもしれません。
全ての経験は全て自分の中にある。
琥珀色の梅酒を眺めながら
思います。
「当たり前」のすごさ
昨日スーパーに行ったら、
ぴかぴかの北海道産生さんまが2尾で360円で売られていて
思わず購入しました。
グリルを汚すのが嫌でいつもなら手を出さないのに
相変わらずの猛暑の中秋の気配を感じさせてくれる上に
新鮮を絵にかいたようなビジュアル。
その上このご時世に1人前メインディッシュが180円!
買わずにいられましょうか!
炊きたての御飯と
先日北海道紋別市のふるさと納税返礼品「帆立」のお刺身とともに
並んださんまの塩焼
新鮮でうんまい!
帆立もとろけるような美味しさ!
大阪に居ながら北海道で採れた海産物を新鮮なまま頂ける幸せを
しみじみ噛みしめながら
そもそも北海道で捕れた生さんまが
どうして大阪のスーパーに鮮度が落ちず並ぶのか?
ということに疑問を持ちちょっと調べてみました。
なんでも最近は水揚げしたさんまをすぐに滅菌海水と氷、
あるいは殺菌冷却海水とともに
発砲スチロールのケースに入れて配送するのが一般的なのだとか。
で、生食用帆立。
なんでも帆立は冷凍すると乾燥しやすく、
どの食材でもそうですが酸素に触れると酸化が進むので、
それを防ぐために
冷凍前に水や氷水で瞬間的に覆って表面に薄い氷の膜(グレーズ)を作るのだとか。
なるほど!
きっと其々の専門分野の研究者が日々の研究の中で
発明し開発してきた数多くのものは
こうやって知らず知らずのうちに
私たちの生活を便利に快適なものにしてくれているんですよね。
おそらく夜明けに水揚げされ詰められたさんまは
すぐに様々な輸送手段で各地に迅速に届けられるのでしょうが、
温度管理を徹底しなければ鮮度を保てないため、
携わる人の苦労が偲ばれます。
漁をする人、海水殺菌装置を開発した人、
温度を一定に保つ冷凍冷蔵車を開発した会社の中の人。
配送する人。
スイッチをひねれば簡単かつ安全に魚が焼けるグリルを開発、製造した会社の中の人。
毎日安全に安定してガスを供給してくれる会社の中の人。
各々の立場で、各々しかわからない苦労がある。
貴方の立場で、貴方しかわからない苦労がある。
それを当たり前に毎日頑張るあなたのおかげで、
日々生活できています。
「仕事だから当たり前」と貴方は思うでしょうか。
そうだとしたら、
日本は本当に世界に誇れる国なんだと思います。
今夜ダンスに間に合う
またEXPOに行ってまいりました。
今回は海外パビリオン中心に全て予約なしで10か所。
歩行数は2万歩超えながら(前回は3万歩超え)
あまりにも楽しくて、全然疲れが残らず!
(足腰にはちょっときましたが)
どこも素晴らしかったですが、ポルトガルはとても心に刺さりました。
ウズベキスタンパビリオン(ここもよかった!)前の
大屋根リングの下のワゴンカーでミャクミャクアイスモナカが販売されており。
私達が食べていると「どこで売っているんですかっ」と
ささやかにバズッたので僭越ながらご紹介いたします。
抹茶味もありましたが、ミャクミャクの顔色を考慮しバニラ味にしました。
(画像アップする気満々か)
そして是非お勧めしたいのがコロンビアパビリオンのカフェ
(パビリオンに入らなくても買えます)で販売されている
「TasteAtlas」の2025年世界料理ランキングで一位となった
「レチョナ」という豚肉と豆(ひよこ豆だと思う)が入ったピラフのような1品。
これが!
塩味は感じずでもそれほどスパイシーではなく
優しくでも奥深い!とても美味でした。
コロンビアコーヒーのラテもお薦めです。
チェコの生ビールも!
(ついつい食べ物の話になってしまう私)
今回ご一緒したのが私と同い年でありながら、
キャリアコンサルタントの大先輩であり講師としては私の師匠にして尊敬すべき素敵な人。
レチョナを頂きながらコロンビアの国内情勢の話から
色々な話をして
「日本もそうだけど世界的に格差が広がっている」
という話になり、
「今この会場に来られている人たちは間違いなく恵まれている人達なんだよ」
と。
会場では色々な人に声をかけられ、私達も声をかけて
どの人もとても万博を楽しんでいて幸せそうでした。
勿論どの人もいつも笑っているわけではない。
色々なことを抱えて生きている。
でも。。
この心境をどう表現したらよいのか悩んでいるうちに
ある歌を思い出しました。
最近までテレビ放映されていた
「続・続・最後から二番目の恋」のエンディング曲です。
今夜ダンスには間に合う
散々な日でも ひどい気分でも
今夜ダンスには間に合う
分かり合えなくても 離れ離れでも
今夜ダンスには間に合う
何も持ってなくても
無くしてばかりでも
今夜ダンスには間に合う
諦めなければ
そうです、諦めなければ。
見えない世界
梅雨ですね。
先週今週、ぱつんぱつんのスケジュールの中、
突然舞い込んだトラブルで「やるべき事」に追われる日々で
ようやく今日一息つける
はずでしたが。。
そうだった。。
5月初めにやる気満々だった私は、
「梅酒キット」なるものを予約していて今日届きました。
今瓶を洗って乾かしています。
乾いたら梅を1個ずつ綺麗に洗って乾かして、
竹串でへたを丁寧に取り除いて仕込んで。。
なんやそんなたいしたことないやん(と自分に言い聞かせる)
「梅の実が熟す」頃の長雨、梅雨。
「梅の実が熟す」頃にしかできない梅仕事。
一年あっという間に過ぎていくからこそ、
こういう行事を大切にして丁寧に生きていこうと思った5月初めの私が
とても恋しゅうございます。
何故こんなにぱつんぱつんだったかというと
仕事以外に
エアコン掃除や内窓設置工事やガス警報器入替作業等々
来客の予定をぎっしり入れていたからで。
同時期に3社作業をしていただいたわけですが、
3社3様で比較できて興味深かったです。
エアコンクリーニング会社は
とにかく家を汚さないようスリッパ持参、玄関から全ての作業スペースを
しっかり養生し、事前説明も丁寧。
高圧洗浄機を使うときは「大きな音が出ます、申し訳ありません」と都度断りがあり、
最後の確認作業もしっかりされて
お昼を跨いでしまったのでお弁当をお渡ししたら
作業が終わりお帰りになったあと上司の方から電話があり、
作業内容はどうだったか?等の確認とお礼とともに
「お弁当を頂いたということでありがとうございます」
のお礼まであり、なんときちんとした会社だろうかと思いました。
事後アンケート依頼まであり会社を良くしようと懸命になっている姿勢を感じました。
そのあとでの内窓設置工事やガス警報器入替作業だったもので、
どうしても比較してしまい。
特にガス警報器入替作業会社の作業担当の方は
台所近くの作業にもかかわらず
玄関先に直に置いた雨に濡れた脚立をそのまま持ち込み、
説明資料などをコンロ横の調理台に直置きされ。
そして更新のお知らせはがきに紹介されていた新製品に変更したい旨伝えると持参しておらず。
(新製品に変えたい場合は当日作業員にお伝えくださいとなっていた)
取りに戻られるということもありました。
そのあとも少々トラブルがあったのですが何とか無事作業は終わり、
最後に近くあるイベントの宣伝はしっかりして帰られました。
おそらくこの方は
地べたに置いた脚立を台所に直置きすることが
不潔だという概念はなく
口に入るものを扱う作業台に説明書を置くことを
私が気持ち悪く思っているなんて
思いもしなかったのだと思います。
段取りが悪かったことも日常茶飯事なのかなあとも思いました。
勿論事後アンケートなどはなく
確か前回の更新時も(違う作業者でしたが)あまり良い思いをしなかったことを思い出し、
この会社は属人に依存する、社員教育が行き届いていない会社なのだと思いました。
比較する会社がなかったらこんなものかと気にもしなかったかも知れませんが。
エアコンクリーニング会社には見えていて
大手ガス会社のサービスショップである
ガス警報器入替作業会社には見えていない世界。
ガス警報器入替作業会社、ひいては大手ガス会社を目隠ししているものが
何であったとしても
その目隠しを外す意思がない限り見ることはできず、
認識もできず、だから変えようとするかどうかの判断もできず。
見えたところで何も変わらないのかもしれませんが。
これは他人事ではないですね。
嫌なことも、面倒なことも、「見なかったことにしよう」と思うことも
しっかり見ないと前に進めないなあと
自戒する今日この頃でございます。
さあ、しっかりと現実を見て、梅を駄目にする前に梅仕事しようっと。






