日記

2024-10-20 21:00:00

やらなくても生きていけること

いよいよ過ごしやすくなってきたと思ったらもう10月下旬突入。

気が付けばクリスマスケーキの予約も

おせちの予約も絶賛受付中。

衣替えもまだなのに

うかうかしていると知らぬ間に年越してしまう勢い。

はぁ。。何をしていたんだかこの一年..。

 

 

日々の生活で、

「やらなくては生きていけない事」は勿論いっぱいあって、

仕事をしないとお金が入ってこないからたちまち食べていけなくなるし

家事をしないと生活の質が落ちて色々大変だし

子育て中の方は、お子さんを守るためにやらなければならないことがいっぱいある。

 

怠ると下手をすれば命を失いかねないことは常にあって、

だから私達は毎日毎日「やらなくてはいけない事」を一生懸命頑張るわけです。

 

だから「やらなくても生きていけること」の優先順位は自ずと低くなりますが、

「やらなくても生きていけること」を頑張ることは

「生きる意味」を見出していくなあと

今日

「戦争はいつまでたっても終わらない。だけど私は小さな命を守ることを諦めない」という

紛争地で奮闘する国境なき医師団のある医師の言葉に触れて

あらためて背筋を伸ばし思います。

 

「やらなくても生きていけること」を頑張りましょう。

誰かのためであっても

自分のためであっても。

 

明日のために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-10-13 16:03:00

嫌われるのは当たり前

先日とある友人と話していた時の事。

「私、何も悪いことしてないと思うのに、なんであの人から嫌われるのか分からへん」

とぽつりと言う。

その友人は私から見ると美人だし気立ても良いええ奴なんです。

勿論、男女問わず人気があるのですが、明らかにその友人を嫌っている同僚がいるらしく

「しんどい」と。

 

「いやあ、それは嫉妬やと思うけどなあ。」

と言いつつ、はたっと我が身を振り返り。

自分より美しく、

自分より勉強が出来て、

自分よりスポーツが出来て、

自分より気立てが良くて、

そんな人たちを「認める」事が出来ず

「ひねくれて」きた日々..。

その人自身のことを知りもせず、

ただただ先入観で嫌ってきた日々..。

(前回お話したアンコンシャスバイアスもあり)

 

人気がある人に「アンチ」がいるのは

こんな私のような奴がいるからさあ、仕方ないのよ。

と彼女に話すと

「仕方ないかあ。私人気あるもんなあ」と笑顔。

「自分で言うな!」とさすが我が友人と思いつつ

すかさず突っ込む私。

 

ちょっとでも彼女の心が軽くなってくれていたら良いけど。

 

 

どんなに「非の打ちどころがない」と思える人でも、

万人に好かれることは難しく、

だから未熟な私が誰かに嫌われるのは当たり前。

 

もし貴方が誰かと接する度に傷つき、

そしてその誰かに好かれようと

無理して貴方らしさを押し殺して相手に合わせているのだとしたら、

そのうちに「貴方らしさ」を忘れていってしまう。

頑張って生きているのに

こんな勿体ないことはない。

 

全ての人に好かれる人はまずいないのだから、

誰かに嫌われるのは当たり前ですがな。

 

 

 

2024-10-06 13:30:00

アンコンシャスバイアスちゃいます?

あっという間に10月..。

怖い...。ほんま怖いこの超特急に過ぎていく時間..。

我が地元ではこの週末だんじり祭りで、

たまたま商店街を歩いていたら丁度走り抜けていくだんじりに遭遇しまして、

商店街の両端を埋め尽くす見物客の中に慌ててまぎれる私。

走り抜けながら「おばちゃん、もうちょっと端に寄って!危ないで!」と

半被姿のおにいちゃんに叫ばれ咄嗟に引っ込む私..。

その間ほんの数秒..。もう少しで大惨事になるところでした。

怖い...。ほんま怖い超特急に走り過ぎていくだんじりと自分自身の厚みに無自覚な私..。

 

Youtubeでかなり前に一斉を風靡した「モモウメ」というアニメ動画があるのですが、

いまさら私、嵌りまして一日の最後に観ては癒されております。

(モモ役伊藤沙莉さん、ウメ役江口のりこさんで実写化もされています)

 その流れで「えんむす」というアニメ動画を知り、こちらもなんとも秀逸です。

その中で「アンコンシャスバイアスちゃいます?」という動画があり、

軽い切り口で「アンコンシャスバイアス」を取り上げていたので

まだご覧になっていない勤め人の方、興味があればまたご覧になってください。

 「モモウメ」も「えんむす」も勤め人にありがちな「もやもや」した心を

軽くしてくれます(と思います)。

 

「アンコンシャスバイアス」はそもそも何かというと

unconscious(無意識)のbias(思い込みや偏見)で、

ステレオタイプ: 性別や国籍などの属性に対する先入観・固定概念に縛られてしまうこと

正常性バイアス何か問題が発生した際に、先入観などに基づき、「正常の範囲内だろう」と被害の可能性を最小化して認識すること

確証バイアス: 自分の偏見や思い込みを強化する情報ばかりに意識が集中し、認識に偏りが発生すること

権威バイアス権威がある人や、専門家の言動は正しいと自動的に信じ込んでしまうこと

集団同調性バイアス: 集団の中にいると無意識的に他人と同じ行動をとってしまうこと

ハロー効果: ある対象を評価する際、わかりやすい印象や特徴に意識が引っぱられ、正当な評価ができなくなること

慈悲的性差別女性やマイノリティに対する好意的な思い込みにより、無意識的な性差別をおこなってしまうこと

等が代表的な例だそうです。

(朝日新聞の記事を引用させていただきました)

 思い当たることありません?

私はもう思い当たる事もりだくさんです。

このバイアスが人間関係の歪みを生むことを私、嫌というほど経験してきました。

 

なので!「あ、今私自分の思い込みでこの人の事捉えて接していない?」と思った時は

「あ、今私アンコンシャスバイアスちゃいます?やったわ.ごめんごめん」と言ってみるというのは如何でしょう?

そうすると「何ですか?アンコスシャスバイアスちゃいます?て!」と動画のように会話が弾み、きっと場が和みます(はずです)

 

「本人が怠け者だからこのページも引用や紹介で楽しがちよね。」

と思った貴方!

貴方の認識は正しい。

アンコンシャスバイアスちゃいます。

 

 

2024-09-29 19:45:00

「戸惑う」貴方の話を聴かせて

27日の金曜、しっかり自民党総裁選の中継を見てしまいました。

1回目の投票で高市早苗さんが1位になったとき

もしかしてもしかして!

女性初の総理誕生かっ!

と丁度「虎に翼」の感動の最終回の余韻に浸っていた私、

正に歴史が動く瞬間をこの目に焼きつけようと

食い気味に決選投票を見守っておりました。

結果は石破さんに決まりましたが、

3位の小泉さん支持票がどこに行ったのかと考えると

改革派の小泉さん支持票が保守派の高市さんに流れることはないか..。

裏金問題に甘いから高市さんでは選挙に勝てないと言われてたしなあ

と考える私にびっくり。

そこにはジェンダーについての懸念はなく、

そういう思考が自然とできる時代になったんやなあとひたすら感動しておりました。

 

国にかかわらず、自治体や企業、組織のトップに立つ人は

権力を持ちながらもそれに伴う大きな責任を背負っており、

私が組織のトップである人達にお会いして共通して感じる言葉は

「信念」です。

下衆な言い方で恐縮ですが、

その確固たる信念で「腹括っているなあ」と思います。

 

その「信念」がビジョンや組織が向かう方向性の指標となり、

それを組織のメンバーが理解しどう受け止め、

どう行動していくかで、「組織の文化」や「風土」が出来上がっていくものだなあと

つくづく思います。

出来上がっている組織の文化の中に新しく飛び込んだ人は

まず「馴染もう」と思いながらも、戸惑うのは当然で、

中に居る人にはない視点で組織を捉えているからこその「戸惑い」を感じて

それをきちんと言葉にすることが出来る人がいたら

それは組織にとってとても幸いな事!

勿論、「自分勝手な論理を繰り広げる」幼い思考からの「戸惑い」 もあるでしょうが、

むしろそうした場合の対応がとても大切で、

頭ごなしに否定して相手が委縮することのないようにしたいものです。

 否定しているつもりはなくても

長く社会にいると、いつの間にか「権力のある方」になっていて、

知らず知らずのうちに「言いたいことも言えない」対象になっていることに

なかなか気付けないもので、

かく言う私、「私に言いたいことが言えない」同僚がその不満を愚痴っている場面にたまたま遭遇し

衝撃を受けたことがあります。

私の前ではいつもにこにこ感じよく接してくれる人だったので

かなりの衝撃でした。

たまたまそういう場面の遭遇しただけで、

結構色々言われているんだろうなあと思うと

しばらくは人と接するのが怖く殻に閉じこもっていましたっけ。

 

今振り返ってみると

そこから私視野が広がり人として成長できた(おそらく)ので

私の契機となったとてもよい経験でした。

 

今の私はどうかな?ともしその同僚に会えたら聞いてみたいなあ。

 

「「戸惑う」貴方は何故戸惑うのか語っていいんだよ。

だって私は是非貴方の話を聞きたいもの」

が当たり前になっている組織は

今まで大切にしてきた文化(組織人にとっては価値観)が

否定されるのではなく

また、新しい視点からの意見も

「何もわかっていない」と軽んじられることなく

お互い向き合うことが出来て

守るべきレガシーは残し、

陳腐化されているものは切り捨てることができるので

新陳代謝が進み、

どんな風が吹いても生き残っていけるしなやかな組織

ではないでしょうか。

 

2024-09-22 22:30:00

事実だけを受け取ることの困難

 石川県、地震の傷跡も充分に癒えていないのに大雨で土砂災害でもう..。

謹んでお見舞い申し上げます。

 

今週も世間では色々なことがありましたが、

 3連休如何お過ごしですか?

私は今日15時過ぎに所用で梅田のアパホテルに行ったのですが、

フロントのチェックイン時間だったのかフロント前は長蛇の列。

ビュッフェ会場のレストランも長蛇の列。

半数以上は海外からだったような..。

ホテルはお初天神のそばにあり、有名な亀寿しの前を通るとやはり長蛇の列。

4年前、緊急事態宣言がでていた頃、

青空の下同じようにお初天神近くから大阪駅に向かって歩いたことがあり、

私以外誰も歩いておらず、車もほとんど通ってなかった事をふと思い出しました。

 

あのパンデミックも今では遠い昔のようです。

 

でもあのパンデミックで数多くの方が命を落とし、

(直接的にも、間接的にも)

今でも後遺症に苦しんでいる人がいらっしゃいますよね。

コロナに限らず世の中には色々な感染症があり、

難病があり、

突然の病に「なんで私が?」となった時、

どこにやり場のない怒りをぶつければよいのでしょう。

「隣に座っているあいつは健康そうで、100歳まで生きるような顔をして、

文句ばかり言っている。」

だんだん隣に座っている同僚が、

そして私の苦しみに関係なく幸せそうに歩いている全ての人が、

憎くなってくる。

 

かも知れません。

 

中国で10歳の日本人の男の子が刺されて死亡した事件。

なんとも痛ましい事件です。

親御さんの気持ちを思うとたまりません。

 

「10歳の男の子が日本人学校へ通学途中刺されて亡くなった」

これが事実で、

犯人の動機や背景はわかっていないものの、

定職に就かず、公共施設損壊などで身柄を2度拘束されたなどということが

中国側から発表されているようです。

メディアや評論家は 

 これらのことや現在の中国の事情を背景に色々語ってますが、

ついついそれらの言葉や情報を鵜呑みにしてしまいがちだし、

中国に対しフィルタをかけてしまいがちだけど、

沢山の中国人が花を手向け、被害者を悼み、

謝罪する姿を見ながら、

ついつい先入観で一人の中国人が犯したことが、

全ての中国人が起こしうるという考えに捉われてしまう(一般化)ことが

所謂「認知の歪み」となり得て、とても危険だということを

肝に銘じております。

 我が子の命を、未来を一瞬のうちに奪われた慟哭は

世界共通ですもの。

 

 

 

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