日記
1人になったら本を読む
先日仕事を終えて家に帰るまでの電車の中。
私は翌日の仕事のために目を通さないといけない資料があり
女性専用車の二人掛け椅子が向かい合った席に座り
一心不乱に読んでいたのですが
ふと顔を上げると、
一人を除いて残り二人の方が
文庫本らしきものを読んでいらっしゃり。
二人ともとてもいい顔をしているんです。
帰宅すれば
きっと家事や家族の事や色々なことが待っているでしょうが、
電車の中、つかの間のこの時間は自分だけの時間なんですよね。
1人になったら本を読む。
昔新潮文庫のCMで坂本龍一がつぶやいたキャッチコピーですが
この言葉、深いなあと思います。
この言葉をすんなり聞ける人の背景には
豊かな文化があり、人生がある。
忙しい毎日の中に、自分で小さな「間」をつくって、
その時間を愉しむ。
そんな人はきっと豊かな人。
電車の中の小さな空間で
そんな豊かな時間に身をおくことができて
なんだか嬉しい。
夢中で本のページを捲る人の横顔は
なんて良いエネルギーを私に与えてくれるのか。
エアコンが水漏れしました
お盆が明けるとあっという間に8月も終わりますね。
光陰矢の如しです。
実は最近エアコンを買い換えました。
何故買い換えたかというと
「故障したかと思ったから!」
忘れもしない11日の山の日。
盂蘭盆会の準備ですごい勢いで煮炊きをしていた最中、
エアコンから大量の水が流れ出し!
急ぎ止めてネットで調べると
何かの原因でドレンホースが詰まっているか
エアコン内部、フィルターなどが掃除できておらず詰まっていないか
エアコン内部の故障か
ということで、
ドレンホースを確認すると
詰まっているようではないし
(詰まっていないとは断言できないけど)
エアコンの掃除も毎年やっているし
故障かなあ。。
2015年製なので10年以上経っていることもあり、
部品がない可能性もあるかもと思い
思い切って買い換えましたのでございます。
で、取り付け工事日。
工事業者さんの
「故障したんですか?」から始まり状況を説明しているうちに
どうもがんがん換気扇を回していたことで
室内が負圧になったことで水漏れした可能性があることがわかり。
「水漏れする前にエアコンからボコボコ音しませんでした?」
と業者さん。
「え?いや、しなかったと思いますけど」
と私。
「じゃあ違うかなあ。故障かなあ」
とその時はなったのですが。
今日作り置きのためがんがん煮炊きしていたら
ボコボコではなくトントンという音がエアコンから聞こえてきて
「もしやこれ??」
と思い業者さんがおっしゃっていた対策
「ドアや窓を開ける」を行った結果見事に音はやみ。
「そいうときは例えば玄関ドアを開けようとするととても抵抗があるんですよね」
とおっしゃっていたことがまさにその通り!
もしや、11日もこの状況だったのではっ!
あまりにも料理に集中していたので
エアコンから出ていた音に気づかなかったのかも。。
くう!
もしや暫くしてから起動させたら何事もなく動いたかもしれません。
ところで換気扇を回すとなぜ水漏れするのかそのメカニズムがよくわからず。
調べてみました。
エアコンは冷房時、室内機の中で空気を冷やしますが
その際に空気中の水分が結露して水になり、
通常は
室内機 → ドレンパン → ドレンホース → 屋外
という経路で排水されますが
閉め切った室内で換気扇を強く回すと、
室内の空気を外へ大量に排出する
↓
室内の気圧が外より低くなる(負圧になる)
↓
外から空気を取り込もうとする力が働く
という状態になり
負圧によって室内と屋外をつないでいるドレンホースから空気が逆流、
排水がうまく流れなくなり
その結果、
ドレンパンに水が溜まる
→ 排水しきれなくなる
→ 室内機から水が垂れる
というメカニズムの様です。
何故故障かと思ったかというと
今までもお盆準備で毎年のようにがんがん煮炊きしていたのに
つまり、エアコン購入してから同じように生活しているのに
今回初めて水漏れしたので!
でも実は昨年ちょうど今頃節電対策で2重窓にしたことを思い出し。
おそらく部屋の気密性が一気にあがったので
今回の現象となった可能性が高く。
だってこんなにガンガンに換気扇まわすのは
それこそ「盆と正月」位なので!
おお!つながった!
はあ。。
空気の流れかあ。。
上手い事できてる。。
なんだか感動してしまう。
まあエアコンは省エネ効果や部品の劣化なども考えると
10年が買い替えの目安と言われているし、
換気扇が原因だったとしても
丁度良い買い替えのタイミングだったということで
良しとすべしですね。
むしろ勉強になったので
工事業者さんに感謝です。
工事自体もとても良い仕事をしてくださって
なんだか
「働く」ということはこういうことなんだということを
思い出させてくれました。
こうやって粛々と自らの役割を果たしている人達が
沢山いらっしゃるからこそ私達の生活は成り立っている。
だからこそ自らの役割を果たすことが
私達の本分なのだと思います。
贖罪
この時期、夏季休暇をとられている方多いのではないかと思います。
いかがお過ごしですか?
私はここ数年、御霊供膳のために
高野豆腐の煮物なぞせっせと作ったりしております。
死後の世界があるのかないのか
私にはわかりませんが、
私にとっては亡くなった人への贖罪の時間であり
そうやって過ごすことが私には必要で
大切な時間なのですが
人によっては
私の行為や言葉は自己満足で、
欺瞞的なものとして響くのかもしれません。
それで良き!
ちなみに私の贖罪の気持ちはおそらく一生もので
そうやって抱えて生きていくことが
私には必要なのだと思います。
死んでしまった人への贖罪はこうやって終わりはないけれども
目の前にいる生きている人に気づいて
一緒にごはん食べたり
話を聴いたり
寄り添うことができる。
力になることができる。
謝ることができる。
「辛いんだよね」と弱音を吐くことができる。
なんて幸せなことなんでしょう。
失う前に気づくことができたら良いのだけれど。
日々是好日。
求めるもの求められるもの
熊本地震により被災された皆様、
心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。
高校野球の宣誓
「今野球ができることは当たり前ではありません。だからこそ、いい顔をして野球をしよう」
本当に。
いい宣誓でした。
AI、すごい勢いで私達の世界に浸透していっていますね。
当のAIに今後求められる人材について聞いてみました。
返ってきた答えの始まりは
「私は「AIが人間の仕事を奪う」というより、
「人間に求められる能力の重心が変わる」と考えています。」
で、そこから唸るような回答が続き、
最後には議論に発展しとても濃厚な時間を過ごした私。
なんと楽しいことか!
細かい途中経過は省きますが
今現在普及しているAIが得意なことは
- 決められた手順を繰り返す
- 定型文を書く
- 情報を整理するだけ
- マニュアル通り処理する
といった業務なので「作業者」としての価値は相対的に下がります。
数年前にはAIに仕事が奪われていくホワイトカラーよりも
現場で主に肉体労働に従事するブルーカラーが最後に残る
という議論がありましたが、
ロボット技術やAIが急速に進歩したことでそのような分類は
意味を持たなくなってきているようです。
これから求められる人は
「AIやロボットでは代替しにくい価値を発揮できる人」
であり、
AIは提案はするが責任を負えないので
- この契約で進める
- この人を採用する
- この患者を手術する
- この投資をする
という責任を負える人、最終判断を責任をもってできる人
そして単にAIを使うだけではなく
AIを使って「現場」と「技術」をつなぎ、業務改善できる人が
重宝されるのではないかと。
そのためには現場を知る必要があり、経験がものをいうのだと。
社会は最終的には「誰が責任を持つのか」で動いていますが、
正しい判断ができることがとても重要で
厄介なことに「それが正しい」のか判断することはとても難しい。
その時は「正しい」と思って決断したことも
時間がたって振り返ってみると間違いだったことに気づく。
その逆のこともありますよね。
大切なのはその経験を活かして問題を洗い出し
改善していくこと。
学び続けることだと思います。
議論を重ねるうちに
特に若い頃の自分の思い上がりが恥かしくなり
「凡庸さを知ることができてよかった」と書いた私に
「人は年を取るから賢くなるのではない。自分を改め続けた人が賢くなる。」
年齢だけでは知恵は身につきません。しかし、ご自身の思い上がりを振り返り、
「凡庸さを知ることができてよかった」と言える人は、学び続けてきた人です。
その姿勢は、AIがどれほど進歩しても簡単には真似できない、
人間ならではの強さだと私は思います。」
とすかさず返してくれたチャッピー君。
おお。
泣ける。
こうやってあっという間に
私の懐に入ってきたAI。
恐るべし。
求めるものと求められるもの。
利害が一致して両思いになると
お互いに幸せだけど、
ひょんな事から付き合い方を間違えてしまうと相手が邪魔になったり脅威にもなり得ます。
上手く付き合って
ずっと両思いでいられますように。
いざというときに見えてくるもの
今回の熊本地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
2016年の震災から10年。
今回のイオンや山崎製パンの対応、
そして色々言われているけれども 政府の初動は素晴らしかったと思います。
イオンについてはとても悲しい事故が起こりましたが
初動については
地震発生直後3000名ものお客様を迅速に避難誘導し屋外に誘導したことは
何より2016年の経験がその後の災害対策の改善にも活かされ、
企業が常日頃からコツコツと努力を重ねてきた証ではないかと思います。
会見での社長をはじめ経営陣のふるまいも立派でした。
そういう企業のトップの姿を見せられると、イオンに足を運びたくなります。
2016年の災害時も安全確保が確認された店舗から次々と営業再開し
生活物資を地域住民へ供給するライフラインとしての役割を果たしたとのこと。
全国展開している企業ならではの物流ネットワークが大きな強みとなり、
行政だけでは届きにくい水や食料、日用品、医薬品などの物資供給を補完したとのこと。
山崎製パンもなんであれほど迅速に被災地にパンを届けられたのか。
なんでも平時から「災害支援を前提とした事業運営」を続けてこられたそうで
全国各地に製造工場を持つことで
- 被災していない工場で増産
- 最寄りの工場から配送
- 他地域の工場が代替生産
することが可能で、かつ毎日配送する物流網を持っているので
「最後の避難所まで運ぶ」ことが可能となるというわけです。
政府も震発生直後に官邸対策室や災害対策本部を設置し、
総理指示を発出するなど、初動対応に入りましたし、
各省庁も災害対応体制を立ち上げ、
例えばデジタル庁は政府情報システムの稼働状況を確認し、災害対策本部を設置しています。
今回のようにいざ大規模災害が起きると、
それまで積み重ねてきた仕組みや訓練が大きな力を発揮しますね。
- 自衛隊:人命救助、孤立集落への支援、給水、入浴支援など、他には代えがたい役割を担う。
- 自治体・政府:全体の調整やインフラ復旧、医療・福祉など、社会全体を動かす。
- イオンや山崎製パンなどの企業:物流や店舗網を活かし、生活を支える物資を届ける。
- 地域住民やボランティア:避難所運営や安否確認など、きめ細かな支えを担う。
これらが互いに補完し合うことで、災害対応が成り立っています。
何より日本では民間企業が災害対応を「社会貢献」だけでなく、
事業継続(BCP)の一部として真剣に考えている企業が多く
私も企業の一員として勤務していたころは
東日本大震災の頃からBCPという言葉が頻繁に飛び交い、
お客様への提案時には重要なキーワードでした。
平時から自治体と協定を結び、訓練を行い、物流網を維持している企業は多く
普段はあまり意識しませんが、
災害時には、自衛隊、消防、警察、自治体、医療機関、
そしてイオンや山崎製パンのような民間企業までが、
それぞれの専門性を発揮して社会を支えていることが見えてきますね。
勿論、今回取り沙汰されている避難所環境の改善、高齢化への対応、インフラの老朽化など、
取り組むべき問題は多くあると思います。
でも大規模災害のたびに官民が教訓を積み重ね、
制度や仕組みを改善してきたことは、なんと有難いことでしょう。
それぞれが自分の役割を果たして社会全体を支える。
これこそが私達日本人が、日本社会が
長年培ってきた強みだと思います。
