日記

2025-03-02 12:54:00

誰もが怖いと思っている

3月です!

 

ある若者との会話。

「今年の目標は英会話とヨガを始める事なんやけど、どちらもまだ始めてないわ!」と私。

「大丈夫です!まだ今年は始まったばかりです!」と若者。

「いうてももう3月やで。」と私。

「あ、ほんまや!

今年の終わりに「始めようと思ってたらあっというまに年末や!来年の目標にしよう」と私に言うてはる姿が目に浮かびます!」 

 

うっ...。

 

♪いっぱい聞けてぇいっぱい学べるぅ♪

とりえず駅前留学しようかなぁ..。(まだあるんかなぁ)

 

先週報告しました「ウォシュレットのノズル」故障の件。

ノズルから水が出なくなることは結構あるらしく、

ネットで検索すると対応方法が沢山でてきて「おお!助かった」

とひとつひとつやってみましたが解決せず。

これはいよいよTOTOに修理依頼かぁ。

と思いつつ諦めの悪い私、ノズル側の給水ホースの接続部周りを触っているうちなんと温水復活!

何が悪かったのか謎ですがもしかすると水抜きレバーを触っていたのかも.。

温水シャワーのノズルがでなかった時にこのことを思い出して下されば幸いでございます。

(だいたいはセンサーを綺麗に拭いたり電源のOFFONで解決するらしいですが)

 

 

「心が開くとき」がどんな時なのか。

カウンセリングをしていると明らかに「心が動いている」瞬間に立ち会うことがあります。

カウンセリングではなくても、日常生活の中で貴方も経験されたことがあるのではないでしょうか。

ある言葉がきっかけで表情がかわり、目に力がでてくる。

あるいはおいおい泣きだす。

泣くのを堪えながら一生懸命話し続ける人もいらっしゃったり。

今まで抑えてきた感情が堰を切ったように溢れ出てどうしようもないという感じでしょうか。

それは端的に言うと「誰もわかってくれない」苦痛や孤独の中、

「分かってくれる人がいたんだ」と思った瞬間ではないかと思います。

あるいはその言葉をきっかけに色々な事を思い出し、感情が溢れてしまったのかも知れません。

そこでやっと自分の居場所を得ることができるのではないかと思います。

 

同じ分野で、たとえば音楽や絵画や小説や。

医学や科学やスポーツの世界で。

同じ分野でより高みを目指している人から言われると

尚更だと思います。

 

坂本龍一が、癌に侵され余命いくばくともない頃

「ずっと音楽を続けていきたいとおっしゃっていましたが、その原動力は何ですか?

僕は苦しくて辞めたくなることが多いです」という若いアーティストからの質問に

「どれだけ作っても100%満足できるものができない。満足してしまったら終わりなんだけど。

上には上が限りなくあるので、どんなに頑張っても..。でもちょっとでも近づこうと、1歩ずつ階段を上るように努力するけれども、本当にきりがないほど上がいるので、一歩でも近づきたいというのはある」とおっしゃる。

 

「一流とはこういう人をいうのか」と私は感動するけれども

この答えを直に聞いたアーティストの心中はきっと、音楽によって生かされも苦しむこともしてきたからこその思いがあっただろうし、

今はもしかするとピンとしない言葉が何年か後に「わかる」瞬間があるのではないかと思うのです。

「こういうことだったのか」と。

 

ピアニストのマルティン・ガルシア・ガルシアが

 能登の高校を訪問し、難曲をやっと弾けるようになった途端に被災した生徒が

4か月ぶりにピアノに向かっても思うように弾けず

「ピアノに向うことが怖い」と言った時

「みんな平気な顔をしているけど、皆怖いんだよ。皆そうなんだよ」という。

 

高みを目指して自己研鑽を重ねてきたからこそ響く言葉に

その高校生はまだ心もとない感じだったけれども

きっとこの言葉が彼を後押ししてくれる時が来るのではないかと思います。

 

同じ職場で同じ分野の仕事をしていて壁にぶち当たった後輩に、部下に

同じ経験をしてきた貴方が掛ける言葉は

その時には響かなくても

いつか響く時がきて、それはきっと大きく心が動く時で、

その人が成長するときなんですよね。

 

この人は成長したいと願っている。

そう信じて関わることがその人の未来を作っていくのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-02-23 20:45:00

受け入れる力

連休如何お過ごしですか?

私はお陰様で確定申告無事完了いたしました!

年々eTaxの機能が向上していっており、助かります。

ほっとした途端、何故か自宅トイレのウォシュレットのノズルが故障して、

とほほ..。

ウォシュレットの発売は1980年で、

私が勤め始めたころはまだまだ普及しておらず、子供のころは影も形もなかったから

まさか温水で洗うことが出来る時代が来るなんて思いもよらなかったのに

今や温水が出ないトイレに遭遇しようものならどれだけブルーになることかっ!

そんな話を今日20代女子としていたら

「ウォシュレットがない時代があったんですねえ」と。

 

...。

 

そんなウォシュレットがない時代を知っているおばさん、

先日疲れた心と体を引き摺って仕事から帰宅したら郵便受けに1通の封書が入っており、

それはなんと昔お世話になったお客様のご子息が開業されるとのお知らせでした。

実はこのご子息が赤ちゃんのころ抱かせていただいたことがあり、

あの赤ちゃんが立派に開業されたと知り感無量で、疲れも一気に吹き飛びました。

 

 

思えばシステムエンジニアなりたての頃、

人手が足りず担当したシステムのことを充分に理解しないうちに

毎日のようにかかるお客様からの電話対応に追われ

針の筵に座らせているような日々の中、

なんとかやっていけたのは

そんな未熟な私を

寛大なお心で担当SEとして受け入れて下さったお客様方がいらっしゃったからで。

 

こうやって独立してから早7年近くたった今でも

忘れずにいてくださることが本当に有難い。

 

今回お便りを下さったお客様のみならず、

節目となる出来事がある度に知らせて下さるお客様がいらっしゃったり、

毎年の年賀状で気遣いの言葉を贈って下さるお客様がいらっしゃったりで

なんと私はお客様に恵まれてきたのかと思います。

 

そうやって恵まれてきたのに

在職中は感謝しつつも

「わかっていなかった」なあと思います。

 

「受け入れる」ことの難しさを。 

 

今キャリアコンサルタントとしてクライアントとして接するとき、

なんと私は今まで人を「受け入れる」事をしてこなかったのかと思います。

全ては私自身の価値観で人を勝手に「評価」し、

「受け入れる」ことを拒否してきた過去の自分に愕然とします。

なんと傲慢だったことか。

 

今思うと未だに気にかけて下さるお客様は

将来を見据え次の世代にどうやって繋いでいけばよいものか

これから生き残っていくためにどうすればよいのか

常に考えていらっしゃる方々のように思います。

 

だからこそ、いち早く現実をバイアスをかけずそのまま「受け入れる」

だからこそ色々な困難を克服できてこられたのかなと思います。

だからこそ人を寛大な心で受け入れる度量があるのかなと。

 

貴方が成長することを願う。

だからこそ「受け入れる」

 そこから始まるから。 

 

 

 

2025-02-16 11:40:00

それぞれの良さ

早いもので2月も中旬(×○×)

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去るであっと言う間に過ぎるでっ!」

と高校受験の時に中学の先生がおっしゃった言葉..。

未だに沁みる..。

..。確定申告しなきゃ..。少々焦っております..。

 

2月14日はバレンタインデーでしたね。

いつのまにか国民の一大行事化して

お正月気分がそろそろ抜ける頃から

百貨店でもスーパーでも

盛大にバレンタインフェアが始まり、

なんと阪急うめだ本店の売り上げは今年約31億円だったとか!

かく言う私も、しっかり義理チョコと自分用のチョコ(これ大切)にと

売上に貢献いたしました..。

貴方の職場やお仲間うちでも

「義理チョコあげるあげない論争」や

「義理チョコあげる派、あげない派」の派閥があるのではないでしょうか?

私はどちらかというと「あげる派」で、

一年に一度、お世話になっている方に御礼ができる機会と思っていて、

円滑な人間関係構築のための重要なスキームと考えております(←どないっ!!)

あ、そうそう。

スキームって日本のビジネス界では

「目標達成のための具体的な方法や枠組み」と意味づけされているようですが、

語源の英語「Scheme」は「陰謀」「策略」「悪だくみ」という意味合いも含まれるとか。

と聞いて

「ふふっお主も悪よのう..。」

と悪代官と越後屋の密室での会話を屋根裏から盗み聞きしている由美かおるを思い出した貴方

 

同世代ですね。

 

最近は男性だけではなく女性にも「友チョコ」として配るようになりました。

で、契約先の社員の女性からも趣向を凝らしたものを頂くのですが

ほぼ毎年袋菓子(不二家のホームパイとかグリコのポッキーとか)の詰め合わせを

ファンシーな袋に入れて下さる方がいらっしゃいます。

他の方々が所謂「名の通った」ブランドやきらりセンスの光るチョコやお菓子を下さる中、

正直「おお?!」と思うのですが

この袋菓子の組み合わせが絶妙で

今年はわさび味の米菓子が紛れていてこれがなんともいいアクセントになっていました。

「きっと一所懸命組み合わせを考えていらっしゃるんだろうなあ!」

と思うととても愛おしい。

 

人も同じですね。

見るからにセンスが光るかっこいい人。

一見地味だけれども話すととても魅力的な人。

一見粗野に見えるけれども実はとてもきめ細やかな気配りができる人。

 

「それぞれの良さ」を知るとより人生が豊かになるし

見たものをどう受け止めるかはその人の度量が試されている

そう思います。

 

白状しますと、

毎年のように頂きながら

この「袋菓子詰め合わせ」の良さに気づいたのは今年。

なんと私の度量は狭かったことか。

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-02-09 21:00:00

失くしてはいけないもの

1月末神戸市東遊園地近くのお客様にお伺いしたところ、

丁度神戸ルミナリエ開催中で、点灯している作品を観る事が出来ました。

まだ外が明るいにもかかわらず圧倒される美しさ。

夜空の下での美しさは言わずもがなですね。

IMG_6887.PNG

そして一昨日、東遊園地を通るとせっせと解体作業中で

そういえばこの写真を撮った日は結構な人数の警備員が配備されており、

「運用資金はどうなっているんだろう?」と気になり、調べてみました。

 

開催経費は約5億円で、昨年から1部有料化されたようですが、東遊園地は無料で解放されており。

主な財源は企業の協賛金や企業募金、個人の方からの募金、来場者からの「一人100円」募金などだとか。

コロナで暫く中断していましたが、昨年から再開されたものの、

年々企業協賛金や来場者寄付は年々減っており財源確保には大変苦労されているようです。

昨年から一部有料になったこともあってか、昨年は来場者がコロナ前から3割以上減ったようですが、

従来のように順路の指定がなく自由に歩きまわることが可能となり、

会場を分散させるなどの工夫により、

会場周辺の飲食店などを利用する人も多かったでしょうから、経済効果も大きかったのではないかと思います。

 

そういえば若かりし頃一度だけ行ったことがあるのですが、寒い中大勢の人波に流されながら歩き続け、

最終目的地の東遊園地に着くころには疲れ果てていた思い出があり、

それから行かなくなったなあ。

今年たまたま作品を目の当たりにし、

こうやって調べて「ゆったりと自由に作品を楽しめるようになった」ことを知り。

来年はあらためて陽が落ちてからゆったりと作品を楽しみに行こうと思っています(しっかり募金してね)。

 

神戸ルミナリエは

「阪神・淡路大震災犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して、大震災の起こった平成7年の12月に初めて開催され、以来、震災の記憶を後世に語り継ぐとともに神戸の希望を象徴する行事として多くの皆様に支えられ、神戸の冬の風物詩として定着し、第29回神戸ルミナリエは約229万人もの来場者で賑わいました。」(神戸市HPより)とのことで、継続を望む声も多いとのこと。

  

「神戸ルミナリエ」が神戸の希望」の象徴であるならば、

勝手な思いですが是非絶やさないでほしいと切に願います。

 

自分にとって失くしてはいけないもの

大切にしているものが

他の人にとっては取るに足らないもので

それを失わないために必死になっている貴方を

知りもしないで笑う人がいたとしても

どうか失くさないで。

 

「失くしてはいけないもの」であることに気づかなかったために

失くしてしまって

それがどんなに大事なものだったのか

気づいたときには

取り返しがつかないのだから。

 

と思うのです。

2025-02-02 15:10:00

バタフライエフェクト

今週も色々ありましたね。

今回のフジテレビの件といい

韓国大統領の弾劾問題といい

兵庫県知事を取り巻く問題といい

事件発生、あるいは発覚後の展開に驚くことしきりです。

 

「たられば」はないし憶測でものを言ってはいけませんし、

あくまでも私見ですが、

今回のフジテレビの件で、

最初から会食に誘ったのがフジテレビの社員ではなく中居氏だったということが明確になっていれば

事態はまったく違う展開になっていたのではないかと思わずにはいられません。

 

このような企業に関わる事件が公になった際に思うのは

そこで生活のために、家族のために、自分自身のキャリアを高めるために

懸命に働く事件に関係のない人達のことです。

 

事実を正しく報道しないことが

どれほどの人にどれほどの影響を与えるか。

恐らく発信者が想像できないところにまで

影響を及ぼす可能性があることについての怖れを

報道、マスメディアに携わる人は十字架のように背負う覚悟が出来ている

と私達には信じているところがありませんか?

だからこそ、しっかりと裏取りが取れた報道しかしないのだと。

 

「バタフライエフェクト」という言葉をご存知の方も多いかと思います。

(TV番組の題名にもありますし)

 

そもそも「バタフライエフェクト」は

気象学者エドワード・ローレンツ

がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問い掛けと、

もしそれが正しければ、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、

という数値予報の研究から出てきた提言に由来する」(Wikipedia)らしく

NHKの番組「映像の世紀バタフライエフェクト」は

「蝶の羽ばたきのような、ひとりひとりのささやかな営みが、いかに連鎖し、世界を動かしていくのか?」をテーマに

「世界各国から収集した貴重なアーカイブス映像をもとに、人類の歴史に秘められた壮大なバタフライエフェクトの世界をお届け」する番組なのだそう。

 

蝶の羽ばたきのようなささやかな発言や行動が、

想いもよらない結果になることを

もしかすると誰かの人生を狂わせる可能性があるということを

こんなふうに簡単に誰でも情報発信できる今の世界にあっては

私達一人一人が充分に肝に銘じる必要があると

つくづく思ったこの1週間でした。

 

被害者にも加害者にもならないために。

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