日記

2024-11-03 15:50:00

「もやもや」の行方

キャリアカウンセリングを受けたことがありますか?

受けた方は何故受けたのでしょう?

大きく分けて

何か相談事があってカウンセリングを受けようとする積極的理由、

会社のセルフキャリアドッグ等の制度によりカウンセリングを受ける消極的理由

があるかと思います。

消極的理由でカウンセリングを受けると

まず

「最近、もやもやしていることはありますか?」と聴かれることが多くありませんか?

 

「もやもや」を聴くこと、とても大切なんです。

 

 

「得意先担当者や上長、同僚と反りが合わない」

「上長や同僚の仕事の進め方に違和感がある」

「問題が発生したが、どう解決してよいかわからない」

「誰に相談してよいかわからない」

だけど、どうしてほしいかわからない。

あるいは、どうしようもないことと諦めている。

等々。

 

あるいは、

「何に悩んでいるかわからない。だけどもやもやしている。」

ということもあるかもしれません。

 

そして、

解決しなければ忽ち業務に支障がでるほどの問題ではないから、

問題を先送りにするケースが多く目先の仕事、「やる事」を優先し、

結果「もやもや」は放置され、

1人で抱えているうちに問題が大きくなって取り返しがつかなくなったり、

メンタル不調にもつながります。

 

 

だからこそ、「もやもや」がどういうものなのか「言語化」し明確にしていくことがとても大切で

その過程で悩んでいる本人の内省が促せるし、

明確にした結果、組織として改善すべき点が浮き彫りになると

組織の成長、熟成に繋がります。

 

勿論、共有化された結果、解決できないこともあります。

 

が、「もやもや」を言語化していかないと、貴方の「もやもや」は誰にも理解してもらえず、

あるいは本人にも認識できないまま

モチベーションがどんどん下がりパフォーマンスにも影響がでるという負のスパイラルに陥ります。

 

だから「最近私なんかもやもやしているんですよね」が言える空気感が属している組織にあるかどうかが、

企業の離職率に大きく影響することを実証を基づき進言し、是非問いたい。

 

あなたの属している組織は弱音吐ける組織ですか?

 

 

 

 

 

 

 

2024-10-27 18:40:00

言うは易し

今日は衆議院議員総選挙投票日。

 

私は朝9時ごろ投票に向かいましたが、

投票所の小学校近くまで行くと投票に向かう人多し。

特に高齢者の方が多く、

杖を突きながらも、ゆっくりゆっくり歩きながらも投票に向かわれていて

親子連れや、お孫さんと思われる方とご一緒されている方や

夫婦連れ。

こういう光景を目にすると、安心してしまうんですよね、理屈抜きに。

「真っ当に生きている人はいっぱいいるんだなあ」と。

 

今の日本の経済状況や危うい世界情勢の中の日本をどう舵取りしていくか

日本の明日のために実現可能、かつ効果的な政策を打ち出している

これからの日本にとって何より必要なのはそんな政党だと

今回、私今まで指示してきた政党とは違う政党に投票しました。

 

言うは易し、行うは難し。

どんな結果になるかはまだわかりませんが、

国会では「明日の日本のために」

与野党で「どの政策が最良なのか」を真剣に討議していただきたいものです。

子供に見せることが憚られるような

野次を飛ばしたり、無益な批判を繰り返す時間は

私達の税金で成立している時間なのだから。

 

毎日懸命に働いて家族を養い、税金を納めてきた

選挙に向かう人達の中に混じって投票しながら、

切に願います。

明日の私達のために。

 

 

 

 

 

 

 

2024-10-20 21:00:00

やらなくても生きていけること

いよいよ過ごしやすくなってきたと思ったらもう10月下旬突入。

気が付けばクリスマスケーキの予約も

おせちの予約も絶賛受付中。

衣替えもまだなのに

うかうかしていると知らぬ間に年越してしまう勢い。

はぁ。。何をしていたんだかこの一年..。

 

 

日々の生活で、

「やらなくては生きていけない事」は勿論いっぱいあって、

仕事をしないとお金が入ってこないからたちまち食べていけなくなるし

家事をしないと生活の質が落ちて色々大変だし

子育て中の方は、お子さんを守るためにやらなければならないことがいっぱいある。

 

怠ると下手をすれば命を失いかねないことは常にあって、

だから私達は毎日毎日「やらなくてはいけない事」を一生懸命頑張るわけです。

 

だから「やらなくても生きていけること」の優先順位は自ずと低くなりますが、

「やらなくても生きていけること」を頑張ることは

「生きる意味」を見出していくなあと

今日

「戦争はいつまでたっても終わらない。だけど私は小さな命を守ることを諦めない」という

紛争地で奮闘する国境なき医師団のある医師の言葉に触れて

あらためて背筋を伸ばし思います。

 

「やらなくても生きていけること」を頑張りましょう。

誰かのためであっても

自分のためであっても。

 

明日のために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-10-13 16:03:00

嫌われるのは当たり前

先日とある友人と話していた時の事。

「私、何も悪いことしてないと思うのに、なんであの人から嫌われるのか分からへん」

とぽつりと言う。

その友人は私から見ると美人だし気立ても良いええ奴なんです。

勿論、男女問わず人気があるのですが、明らかにその友人を嫌っている同僚がいるらしく

「しんどい」と。

 

「いやあ、それは嫉妬やと思うけどなあ。」

と言いつつ、はたっと我が身を振り返り。

自分より美しく、

自分より勉強が出来て、

自分よりスポーツが出来て、

自分より気立てが良くて、

そんな人たちを「認める」事が出来ず

「ひねくれて」きた日々..。

その人自身のことを知りもせず、

ただただ先入観で嫌ってきた日々..。

(前回お話したアンコンシャスバイアスもあり)

 

人気がある人に「アンチ」がいるのは

こんな私のような奴がいるからさあ、仕方ないのよ。

と彼女に話すと

「仕方ないかあ。私人気あるもんなあ」と笑顔。

「自分で言うな!」とさすが我が友人と思いつつ

すかさず突っ込む私。

 

ちょっとでも彼女の心が軽くなってくれていたら良いけど。

 

 

どんなに「非の打ちどころがない」と思える人でも、

万人に好かれることは難しく、

だから未熟な私が誰かに嫌われるのは当たり前。

 

もし貴方が誰かと接する度に傷つき、

そしてその誰かに好かれようと

無理して貴方らしさを押し殺して相手に合わせているのだとしたら、

そのうちに「貴方らしさ」を忘れていってしまう。

頑張って生きているのに

こんな勿体ないことはない。

 

全ての人に好かれる人はまずいないのだから、

誰かに嫌われるのは当たり前ですがな。

 

 

 

2024-10-06 13:30:00

アンコンシャスバイアスちゃいます?

あっという間に10月..。

怖い...。ほんま怖いこの超特急に過ぎていく時間..。

我が地元ではこの週末だんじり祭りで、

たまたま商店街を歩いていたら丁度走り抜けていくだんじりに遭遇しまして、

商店街の両端を埋め尽くす見物客の中に慌ててまぎれる私。

走り抜けながら「おばちゃん、もうちょっと端に寄って!危ないで!」と

半被姿のおにいちゃんに叫ばれ咄嗟に引っ込む私..。

その間ほんの数秒..。もう少しで大惨事になるところでした。

怖い...。ほんま怖い超特急に走り過ぎていくだんじりと自分自身の厚みに無自覚な私..。

 

Youtubeでかなり前に一斉を風靡した「モモウメ」というアニメ動画があるのですが、

いまさら私、嵌りまして一日の最後に観ては癒されております。

(モモ役伊藤沙莉さん、ウメ役江口のりこさんで実写化もされています)

 その流れで「えんむす」というアニメ動画を知り、こちらもなんとも秀逸です。

その中で「アンコンシャスバイアスちゃいます?」という動画があり、

軽い切り口で「アンコンシャスバイアス」を取り上げていたので

まだご覧になっていない勤め人の方、興味があればまたご覧になってください。

 「モモウメ」も「えんむす」も勤め人にありがちな「もやもや」した心を

軽くしてくれます(と思います)。

 

「アンコンシャスバイアス」はそもそも何かというと

unconscious(無意識)のbias(思い込みや偏見)で、

ステレオタイプ: 性別や国籍などの属性に対する先入観・固定概念に縛られてしまうこと

正常性バイアス何か問題が発生した際に、先入観などに基づき、「正常の範囲内だろう」と被害の可能性を最小化して認識すること

確証バイアス: 自分の偏見や思い込みを強化する情報ばかりに意識が集中し、認識に偏りが発生すること

権威バイアス権威がある人や、専門家の言動は正しいと自動的に信じ込んでしまうこと

集団同調性バイアス: 集団の中にいると無意識的に他人と同じ行動をとってしまうこと

ハロー効果: ある対象を評価する際、わかりやすい印象や特徴に意識が引っぱられ、正当な評価ができなくなること

慈悲的性差別女性やマイノリティに対する好意的な思い込みにより、無意識的な性差別をおこなってしまうこと

等が代表的な例だそうです。

(朝日新聞の記事を引用させていただきました)

 思い当たることありません?

私はもう思い当たる事もりだくさんです。

このバイアスが人間関係の歪みを生むことを私、嫌というほど経験してきました。

 

なので!「あ、今私自分の思い込みでこの人の事捉えて接していない?」と思った時は

「あ、今私アンコンシャスバイアスちゃいます?やったわ.ごめんごめん」と言ってみるというのは如何でしょう?

そうすると「何ですか?アンコスシャスバイアスちゃいます?て!」と動画のように会話が弾み、きっと場が和みます(はずです)

 

「本人が怠け者だからこのページも引用や紹介で楽しがちよね。」

と思った貴方!

貴方の認識は正しい。

アンコンシャスバイアスちゃいます。

 

 

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