日記

2025-02-23 20:45:00

受け入れる力

連休如何お過ごしですか?

私はお陰様で確定申告無事完了いたしました!

年々eTaxの機能が向上していっており、助かります。

ほっとした途端、何故か自宅トイレのウォシュレットのノズルが故障して、

とほほ..。

ウォシュレットの発売は1980年で、

私が勤め始めたころはまだまだ普及しておらず、子供のころは影も形もなかったから

まさか温水で洗うことが出来る時代が来るなんて思いもよらなかったのに

今や温水が出ないトイレに遭遇しようものならどれだけブルーになることかっ!

そんな話を今日20代女子としていたら

「ウォシュレットがない時代があったんですねえ」と。

 

...。

 

そんなウォシュレットがない時代を知っているおばさん、

先日疲れた心と体を引き摺って仕事から帰宅したら郵便受けに1通の封書が入っており、

それはなんと昔お世話になったお客様のご子息が開業されるとのお知らせでした。

実はこのご子息が赤ちゃんのころ抱かせていただいたことがあり、

あの赤ちゃんが立派に開業されたと知り感無量で、疲れも一気に吹き飛びました。

 

 

思えばシステムエンジニアなりたての頃、

人手が足りず担当したシステムのことを充分に理解しないうちに

毎日のようにかかるお客様からの電話対応に追われ

針の筵に座らせているような日々の中、

なんとかやっていけたのは

そんな未熟な私を

寛大なお心で担当SEとして受け入れて下さったお客様方がいらっしゃったからで。

 

こうやって独立してから早7年近くたった今でも

忘れずにいてくださることが本当に有難い。

 

今回お便りを下さったお客様のみならず、

節目となる出来事がある度に知らせて下さるお客様がいらっしゃったり、

毎年の年賀状で気遣いの言葉を贈って下さるお客様がいらっしゃったりで

なんと私はお客様に恵まれてきたのかと思います。

 

そうやって恵まれてきたのに

在職中は感謝しつつも

「わかっていなかった」なあと思います。

 

「受け入れる」ことの難しさを。 

 

今キャリアコンサルタントとしてクライアントとして接するとき、

なんと私は今まで人を「受け入れる」事をしてこなかったのかと思います。

全ては私自身の価値観で人を勝手に「評価」し、

「受け入れる」ことを拒否してきた過去の自分に愕然とします。

なんと傲慢だったことか。

 

今思うと未だに気にかけて下さるお客様は

将来を見据え次の世代にどうやって繋いでいけばよいものか

これから生き残っていくためにどうすればよいのか

常に考えていらっしゃる方々のように思います。

 

だからこそ、いち早く現実をバイアスをかけずそのまま「受け入れる」

だからこそ色々な困難を克服できてこられたのかなと思います。

だからこそ人を寛大な心で受け入れる度量があるのかなと。

 

貴方が成長することを願う。

だからこそ「受け入れる」

 そこから始まるから。