日記
いい人
この1週間、夏休みを取られた方も多かったと思いますが、
いかがお過ごしでしたか?
私は..。とある韓国ドラマに嵌っておりました。
前々から気になっていた韓国ドラマ「私の夫と結婚して」。
一話観ると気になってついつい最終回まで一気見してしまうという韓国ドラマあるある。
一気に最終回まで観てしまいました。
(私はまだ韓国版の余韻から抜け切れず未視聴ですが、日本版もありこちらも好評価ですね)
そのドラマの中の一つのセリフ「いい人と働くと仕事は楽しい」が印象的で記憶に残っています。
その背景を細かく書くとこれからご覧になろうとされている方にとっては興をそがれると思いますので
ざっくりと言いますと、
パワハラセクハラ上司がある事件をきっかけに降格して
仕事はできるが自己主張が苦手な女性が課長になったのですが、
その課長はパワハラ元課長に自分が発案した企画を横取りされて、
その企画がきっかけにパワハラ元課長が昇進したという経緯があります。
図らずも後輩である主人公の企画がきっかけで昇進してしまった課長。
主人公に謝る中での発言です。
「あなたはいい人。いい人と働くと仕事は楽しい」
「いい人」ってどんな人でしょう?
お人よし
都合のいい人
どうでもいい人
と咄嗟に思い浮かべた人もいるかもしれません。
「いい人」故に付け込まれ、利用されてしまい
傷つくことが多いけれども、
それでも「嫌」とは言えず、
断ることができず受け入れてしまう。
その姿を「偽善」と捉える人もいて
あるいは「弱虫」と
余計に辛い仕打ちをされることもあるかもしれません。
いっぱい傷ついているからこそ、
痛みがわかり、優しくできる人。
なのかもしれません。
仏教に由来する「自利利他」という言葉をご存じでしょうか?
仏教辞典にはとこう書かれているようです。
「自ら利益を得ることを「自利」、他人を利益することを「利他」といい、
この両面を兼ね備えることが大乗仏教の理想とされる。
菩薩が上求菩薩・下化衆生(上には自利のために菩薩を求め、下には利他のために衆生を導くこと)を実践し、
仏が受用身において自受用・他受用の両面を兼ね備えるとされるのも、大乗仏教のこのような理想を示すものである」
なんのこっちゃというところもありますが
自利だけではあかんですが、自他だけでもあかんのですよね。
自利がないと、特に仕事においては自己成長、自己実現が難しい。
そのために貴方が「なりたい自分」からは遠いところに居るのだとしたら
「幸せ」という言葉も遠いのではないでしょうか。
「あなたはいい人。いい人と働くと仕事は楽しい」
という言葉の背景には
「あなたが居るから私も頑張れる」があると
私は思いました。
主人公はいつも「いい人」なのではなく
理不尽なことに対しては毅然と立ち向かいます。
その姿は周りに勇気をもたらし波及していくんだなあ
と思います。
仕事に限らず
「あの人が居るから今日も頑張れる」と思う人がいるなら
もしかすると「あの人」もあなたの事をそう思っているかも知れません。
いないのならあなたが「あの人」になればいい。
難しいですが、私はそうありたい。
あなたも私も幸せになりましょう。