日記

2025-02-16 11:40:00

それぞれの良さ

早いもので2月も中旬(×○×)

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去るであっと言う間に過ぎるでっ!」

と高校受験の時に中学の先生がおっしゃった言葉..。

未だに沁みる..。

..。確定申告しなきゃ..。少々焦っております..。

 

2月14日はバレンタインデーでしたね。

いつのまにか国民の一大行事化して

お正月気分がそろそろ抜ける頃から

百貨店でもスーパーでも

盛大にバレンタインフェアが始まり、

なんと阪急うめだ本店の売り上げは今年約31億円だったとか!

かく言う私も、しっかり義理チョコと自分用のチョコ(これ大切)にと

売上に貢献いたしました..。

貴方の職場やお仲間うちでも

「義理チョコあげるあげない論争」や

「義理チョコあげる派、あげない派」の派閥があるのではないでしょうか?

私はどちらかというと「あげる派」で、

一年に一度、お世話になっている方に御礼ができる機会と思っていて、

円滑な人間関係構築のための重要なスキームと考えております(←どないっ!!)

あ、そうそう。

スキームって日本のビジネス界では

「目標達成のための具体的な方法や枠組み」と意味づけされているようですが、

語源の英語「Scheme」は「陰謀」「策略」「悪だくみ」という意味合いも含まれるとか。

と聞いて

「ふふっお主も悪よのう..。」

と悪代官と越後屋の密室での会話を屋根裏から盗み聞きしている由美かおるを思い出した貴方

 

同世代ですね。

 

最近は男性だけではなく女性にも「友チョコ」として配るようになりました。

で、契約先の社員の女性からも趣向を凝らしたものを頂くのですが

ほぼ毎年袋菓子(不二家のホームパイとかグリコのポッキーとか)の詰め合わせを

ファンシーな袋に入れて下さる方がいらっしゃいます。

他の方々が所謂「名の通った」ブランドやきらりセンスの光るチョコやお菓子を下さる中、

正直「おお?!」と思うのですが

この袋菓子の組み合わせが絶妙で

今年はわさび味の米菓子が紛れていてこれがなんともいいアクセントになっていました。

「きっと一所懸命組み合わせを考えていらっしゃるんだろうなあ!」

と思うととても愛おしい。

 

人も同じですね。

見るからにセンスが光るかっこいい人。

一見地味だけれども話すととても魅力的な人。

一見粗野に見えるけれども実はとてもきめ細やかな気配りができる人。

 

「それぞれの良さ」を知るとより人生が豊かになるし

見たものをどう受け止めるかはその人の度量が試されている

そう思います。

 

白状しますと、

毎年のように頂きながら

この「袋菓子詰め合わせ」の良さに気づいたのは今年。

なんと私の度量は狭かったことか。

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-01-05 13:27:00

足るを知る

新年明けましておめでとうございます。

昨年、この拙いブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

お正月、如何お過ごしですか?

今年は暦の関係で長めの休暇となった方も多かったと思います。

のんびりされましたでしょうか?

 

毎年元旦に恒例にしている行事があり、

それは朝一番、日の出の時間にあわせて初詣に行くこと。

有難いことに、歩いて10分ほどで大鳥大社にお参りすることが出来るので、

朝起きたらまず初詣→お雑煮つくり

ということをここ数年続けています。

 

何故朝一番かと言いますと、2つ理由がありまして。

一つ目は「とてもとても空いている」こと!

交通規制もないし、延々並ばなくてもいいし、

お参りの人も数えられるほどなので砂埃舞うこともなく、

元旦の神社を冬の澄んだ空気が厳かに包んでくれています。

そして二つ目はお参りからの帰り道、

丁度東に向かって歩くので、

昇る太陽の光に包まれるような錯覚の中帰途につけること。

 

「陽はぁまた昇るぅーどんなぁ人の心にもぉー♪」と

ちんぺいさん(谷村新司様関西人はこう呼ぶであろう)の名曲を口遊み(心の中で)、

今年2025年のスタートを切りました。

 

神々しいまでの朝日をスマホで撮ったのですが

実際に肉眼で見るようには撮れませんね。

IMG_6796.jpg

あの神々しい位の美しさは実際に体験してこそだなあと

しみじみ。

 

数年前から心に置いている言葉

「足るを知る」

最初は茶の湯の世界からこの言葉を知り、

私の人生の指針にしておりますが、

なかなか難しい。

 

そもそも「足るを知る」はどこから来ているのか調べたところ、

知人者智(人を知る者は智)、

自知者明(自らを知る者は明)。

勝人者有力(人に勝つ者は力有り)、

自勝者強(自ら勝つ者は強し)。

知足者富(足るを知る者は富み)、

強行者有志(強めて行う者は志有り)。

不失其所者久(その所を失わざる者は久し)。

死而不亡者壽(死して而も亡びざる者は寿し)。

という孟子の言葉が由来とされているようです。

 どういう意味かと言うと、

 「他人をよく知っている者は智恵がある人であるが、

自分自身を知る者は、賢明な人である。
他人に勝つ者は力があるが、
自らに勝つものには及ばない。
足るを知り、満足することを知っている者は本当に豊かな人であり、
努力する者には志がある。
自分の本来の居場所を見失わなければ長生きし
死に捉われず、志が滅びなければ寿(命)は長い。

 (この漢文の解釈は様々で特に最後の「死而不亡者壽(死して而(しか)も亡びざる者は寿し)」の解釈が難しく色々な解釈が出ていますが、私なりの解釈にしています)

 という事。

 

またこの孟子の言葉とともに

仏教の世界での「足るを知る」の解釈に違う点があり、

この言葉ひとつにも様々な解釈があり、

世界の深みを思います。

 

今世界はAIによる恩恵を様々なところで受けていますが、

AIはかなりの電力を消費するのだそう。

ビッグデータを24時間検索するのですから、

そりゃあかなりの電力が必要なんでしょうね。

そのことも影響しているのかAI先進国アメリカは

世界で最も原子力発電所があり、

事故を起こしたあのスリーマイル島の原発も再稼働させ、マイクロソフトに供給しているのだとか。

 

 

日本の2025年度国家予算案は

115兆5415億円で過去最大だとか。

税収見込みは78兆4400億円であとは国債発行等で補填されるわけですが、

この発行額が28.6兆円で17年ぶりに30兆円を下回ったという記事をよく目にしますが

結局毎年国の借金が増えているわけです。

 

私達は生きていく上で色々な局面で選択する必要に迫られますが、

その判断のもとにあるのは「自分にとってより良い明日を迎えられるか」ではないでしょうか。

明日笑っていられても遠い将来につけがまわって後悔しないために

意味のある選択ができるかどうか。

果てしない欲望を満たすために頑張ることが成長につながるからこそ邁進するのか

「満足することを知る」ために自己研鑽を重ねていくのか

どちらが本当に豊かな人生なのか。

 

これは本当にその人の価値観によるし、「豊かな人生」の捉え方は様々だと思います。

 

私達は今AIや膨大な国家予算により便利で快適な生活を享受しているのは事実で

この生活を手放すことが出来るのかとも思います。

 

それでも「足るを知る」事が出来るように私は生きたい。

それが私の「ありたい自分」だからです。

 

 

今年、貴方が「ありたい自分」で過ごせますよう。

 

2024-12-29 20:00:00

Paypay!

あと2日で2024年も終わりますが、

如何お過ごしですか?

今年は27日仕事納めの方が多かったのではないかと思います。

毎年お正月準備に大晦日までバタバタ走り回っている私。

とにかく大晦日の除夜の鐘を聞くまで

大掃除にお正月準備に..とバタバタしております。

 

 

バタバタの中、美容院に行ってきた私。

美容師さんとの会話も年越しの話に。

「知ってます?最近Paypayでお賽銭納められる神社やお寺があるらしいですよ」

とおっしゃる。

 

な。。なんと!

 

衝撃を受けたものの、「賽銭泥棒防止には良いよな」とも思い。

でもなんだかなあ..。

だって、厳かであろうお参りの場で

あの「Paypay!」という楽し気な音が鳴り響くわけですよ!

それとも厳かな別の音に変えているのかな?

と美容師さんにお聞きすると、

「いえ、私が見たニュースではあの「Paypay!」でしたっ」と。

 

うーん..。

そもそもお賽銭は神様や仏様に御礼のために納めるのではないの?

Paypayで伝わるの?私の感謝の気持ちがっ!

とそこまで考えてふつふつと疑問がわいてきました。

「そもそもお賽銭は御礼なの?」と。

「そもそもお賽銭は何のために納めるの?」

 

で、調べましたとも。

やはり神仏に「感謝の気持ちをお伝えするため」に納めるものなのですが、

何に感謝するのかというと

「神仏から受けた福」に感謝するためで、

決して「お願いごとを成就して頂くための対価」ではないので、

だからお賽銭の金額は自由で、

「感謝の気持ちの分」だけ納めればよいのだと。

だから語呂合わせで例えば500円玉の場合、

硬貨の中で一番高額なので「これ以上の効果はない」→「今以上に良くはならない」

と避ける人もいるようですが、

お賽銭は「感謝の気持ちをお伝えするため」なので気にする必要はないとのこと。

ふーむ、なるほどっ!

で、Paypay。

導入を決めたお寺のお話によると

「お賽銭は「欲を手放す」という趣旨もあり、「現金でやるからこそ」の意見もあったが、

「賽銭したい「気持ちに違いはない」と導入を決められたとの事。

背景にはインバウンドの外国人観光客や若い世代で現金や小銭をほとんど持っていない人が多く

「お賽銭をしたくてもできない」、「しづらい」という声があったからだとか。

 

そして送金の仕組みを使うので、手数料は発生しないが法人向けのPaypayビジネスアカウントの手数料は寺院側が負担するとのこと。

 

そりゃそうかあ。

 

 

お賽銭に電子マネー。

とうとうそんな時代になった2024年暮れ。

 

良いお年をお迎えください。

2024-11-17 20:18:00

日々是好日

今日11月17日は母の命日で、

高野山に行って参りました。

トップページの写真2枚、今日の高野山の写真にしております。

紅葉がちょうど見頃で綺麗でした。

高野山1.jpg

毎年同じ日に訪れるのですが、毎年景色が違います。

昨年は紅葉も終わりかけでほとんど残っていなかったなあ。

 

奥の院の弘法御廟への道すがら、

年々母に対する気持ちが変わっていくなあと思いながら歩いていました。

歳を経る毎に、見えていなかったことが見えてきて

「会いたいなあ」と思います。

 

会って話したいことがいっぱいあるよ。

 

壇上伽藍から霊宝館に抜けて

高野山駅行きバスに乗るため近くのバス停を探していたら

なんとも垢抜けた女性3名がバスを待っておられたので

その後ろに並んでバスを待っていたのですが、

..なかなか来ない。

13分のはずが20分近くになっても来ない。

 

それまで楽しくおしゃべりしていた3名、

(食べ物の味付けの話をされており、その会話もなんとも素敵でした)

「なかなか来ないわねえ」と心配されはじめ

スマホを見ながら、

何方かが

「ちょっとここには止まらないみたいよ!」

と叫ばれ

「メイン通りにしか止まらないようなのよ!ほらっ!」

「まっ大変メイン通りに出なきゃ!」

で、後ろに並んでいた私に

「このバス停にバス来ないらしいですよっ!」

とおっしゃりながら走り出す3名。

年齢は多分私と同じかやや上の方々。

..速い速い。

私も必死で走りましたとも!ええ!ええ!

大人になってからこんなに必死に走ったことはなかったのではなかろうか。

100メートルほど走ったところで

なんとメイン通りからバスが元居たバス停めがけて1直線に走ってくる。

「えええええ!」と叫びながら踵を返し垢抜けた3名と大阪のおばちゃん1名が

容赦なく追い抜くバスに「待ってーっ!」と手を振りながら

走りましたともー!全速力で!

 

なんとか間に合って、私に必死に謝られて、

「運動になってよかったです!間に合ったし」と私。

「でもさあ」

「なんだか楽しかったよね!」

「ほんと、漫画みたいだったわ!」

「高野山、最後走って終わるなんていいじゃない!」

と3名が楽しそうに笑い、私も笑った笑った!

 

ありがとうございます。

何とも心寂しかった私の旅を楽しくしてくださって

本当に、ありがとう。

 

こういう日を

良い日というんだな。

 

2024-11-10 21:30:00

ちょっと立ち止まり周りを見渡す

急に寒くなりましたがお変わりありませんか?

私は思うところがあり、今月仕事を少々セーブしております。

 

で、少々時間に余裕ができたこともあり、

以前ご紹介したフードシェアアプリ「TABETE」

TABETE - 食品ロスを削減するフードシェアリングサービス

 で、前々から密かに狙っていた「ベッセルインなんば」の

(朝食ビュッフェの残りを詰めた)

「ミナミのお弁当」(398円也)を先日購入できたのでございます。

IMG_6559.jpg

かなりのボリュームで、

栄養バランスも良く、明太子がええ仕事してくれています。

コーンポタージュも泣かせる!

人気があるわけだ。

 

お弁当を受け取り、難波駅に向かって歩いていたら、

通りの向こうのちょうどかに道楽の前あたりに救急車が止まっていて

人だかりができており、

すれ違った多分アメリカからの旅行者の団体が一斉にそちらを見ており、

ガイドの白人男性が私にもわかる英語でこう説明していました。

「OSAKA is a dangerous city in this country!」

..。OH..。

 

何故仕事をセーブしているかと言いますと、

ここ最近「もやもや」していることがあり、

目先の利益を優先してこの「もやもや」を見て見ぬふりをすると

 知らず知らずのうちに自分の心を守るために考えることを止めてしまい、

思考が停止し

何のために仕事をしているのか、何のために頑張っているのかを

見失ってしまう。

長年勤めてきた会社を辞める前の私がそうでした。

 

これからの人生

なるべく悔いを残さないために

ちょっと立ち止まり周りを見渡して

考えて考えて

行く道を決めたいと思います。

 

 お!今テレビを見ていたら

NHKスペシャルで大谷翔平選手が「これからの人生どう生きたいか?」という問いに

「野球しかしてこなかったので、「やりきった」と思える野球人生をおくりたいです」

と。

 

「やりきった」と思える人生!

 

そう思って人生を終えられたら良いなあ。

 

やっぱり大谷翔平、只者ではない!

(世界中が知っていることだけど)

 

もし今息をするのがしんどい中、

自分をだましだまし頑張っているのだとしたら

頑張るしかないと思っているのなら

少し立ち止まって俯瞰的に自分を観てみることを

お薦めします。

壊れるより、少し立ち止まる方がずっといい。

 

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