日記
私達は「生き延びる」ことが最優先
酷暑突入ですね。
暑い。
とても暑い。
そしてとても苛々する。
何故苛々するのか?
それは私達が恒温動物で
体温を37℃前後に保とうと
酷暑の中では汗をかいたり皮膚の血流を増やしたりして
体温を下げようと頑張るので
この調節のために脳は「ストレスを受けている」と認識して
その結果、些細なことにも敏感になるのだとか。
そして交感神経が優位になりやすく、
人間が危険を感じたときに瞬時に生き延びるための生理的な反応
「戦うか逃げるか」状態に近づき緊張感が増し、怒りや焦りを感じやすくなるのだそう。
今のような酷暑の中では熱中症までいかなくても脱水気味になるため、
脳の働きが低下し集中力や忍耐力も落ちることも影響しているようです。
身体だけではなく心のケアのためにも
適切な冷房そして水分・塩分補給を!
ところで夏はこうやって体温を調節するために
常にエネルギーを消費しているわけだから
じゃあダイエットには夏がいいんじゃないの?
と思ったりしません?
ところがところが。
私達の身体は「痩せるため」ではなく、生き延びるために進化してきたので
暑いときは熱中症にならないように汗をかき、水分や塩分を失わないように調整し
寒いときは体温が下がらないように熱を作り、脂肪をできるだけ温存しようとする。
そして空腹になると、「次にいつ食べられるかわからない」と考えて食欲を強めたり、
エネルギーを節約したりします(リバウンドするわけだ)。
今の日本では食べ物は手に入りやすく冷暖房も整っているので
この「生き延びるための仕組み」が、
ダイエットや生活習慣病という観点では裏目に出ちゃうこともあるんですよね。。
脳は常に
- 生き延びる
- 子孫を残す
- 快適に暮らす
という順番で考えているらしく
「痩せたい」という私たちの理性的な目標よりも、
「暑いから休もう」
「甘いものを食べてエネルギーを確保しよう」
という本能的な指令の方が強く働くことがあります。
これは意志が弱いというより、
何十万年もかけて作られた生存戦略であり
私達は自分の意思だけで行動しているように思っていますが、
実際には脳や身体のこうした仕組みに大きく影響されているのだそう。
体温を保つために消費されるエネルギーは僅かで
体重や脂肪(重要)の減少には影響するほどのものではなく
むしろ暑い日は「生き延びること」を優先するため、
衣替え
衣替えの季節ですね。
私が学生だった頃は、
「6月1日から夏服、10月1日から冬服」と決まっていましたが
全国一律に切り替える運用は、徐々に減ってきているようです。
最近は
「冬夏併用期間」を長く設けたり
気温に応じて自由選択したり
衣替え自体を廃止する学校が増えているのだとか。
「気候に合わせて各自調整してください」という形で生徒の判断に任せている学校も増えているようですね。
勿論、5月でも真夏日があったりと最近の気候変動が背景の一つだと思いますが、
多様性の対応が大きいのではと思います。
「規律としての衣替え」から
「健康や生徒の主体性、多様性を重視した服装運用」
へ価値観が移っていることは
今やどんなに暑くても寒くても
「決まりだから我慢している」が成立していた時代ではなく
安全面や多様性に配慮する時代へと変容していて
こうやって社会は成熟していくのだなあと思います。
さて、虎屋に「更衣」という和菓子があるのをご存じでしょうか?
毎年5月30日から6月1日までの3日間のみ販売される和菓子で
餡に米粉を混ぜて蒸し上げ和三盆を練りこみ、
表面にも和三盆をまぶしただけのシンプルなものですが、
昔の宮中や武家社会では、衣替えはかなり重要な年中行事で
平安時代には衣を改める「更衣の儀」という宮中行事があったとか。
「更衣」は 派手さはないものの
“季節が変わる空気そのものを食べる”
"季節の境目を一瞬だけ味わう”お菓子なんですね。
和菓子は「季節を閉じ込める文化」と言われますが、
更衣はその象徴みたいなお菓子だと思います。
和菓子には
「知っている人だけが季節を受け取れる」
ような、静かな粋がありますね。
虎屋のような老舗は単に「甘いもの」を売っているというより
日本が大切にしてきた
年中行事や自然や古典文学や
季節の空気を菓子に封じ込めていて
「写真映え」やインパクトではなく
「今しかない空気」を閉じ込めるところがなんとも良き。
「更衣」が3日しか売られないのも、
「季節の境目を逃さない」
という繊細な日本人の感覚を大切にしていて
食べたら消えてしまうというところも
まさに「一瞬を大切にして味わう文化」そのもの。
安全性や多様性を重んじ全国一律の衣替えを廃止することも
日本人が大切にしてきた
「年中行事や自然や古典文学、季節の空気」を
思い出せてくれる和菓子の文化を継承してくことも
どちらも私達には必要なこと。
この文化を途絶えさせないよう
さて、和菓子を買いに行きましょうか。
今の季節は錦玉羹!
水ようかんもいいですね!
睡蓮
高知の北川村に行って参りました。
目的は「モネの庭」マルモッタン。
トップページ2枚の写真を「モネの庭」で撮った写真に変えました。
絵画の様でしょう?
どこを見てもモネの絵画の様で、とてもとても幸せな時間でした。
まさにモネが描いた睡蓮!
ところでマルモッタンとは何かというと
ポール・マルモッタン(Paul Marmottan)という
19世紀末〜20世紀初頭の美術史家・収集家の名前からとっているそうで、
この方はパリにあるマルモッタン・モネ美術館の基礎となるコレクションを築かれたそうです。
マルモッタン・モネ美術館は世界最大のモネ作品コレクションを所蔵しているとか。
北川村の庭は、この美術館とモネ財団の“公式な後ろ盾”を得た世界唯一の庭園なのだそうです。
(モネが暮らし、庭を作り、絵を描いた村「ジヴェルニー」以外で「モネ」を冠することを許されたのは北川村だけ)
北川村が何故モネを冠することを許されたのかは
北川村「モネの庭」マルモッタンの㏋に詳しく書かれていますので興味があれば是非!
上の写真の睡蓮ですが、自然にはこのように生えることはなく
その事実だけでもこの庭を維持するために
どれほど努力しているのかがわかります。
泊ったのは高知市内の「OMO7高知 by 星野リゾート」
どのホテルスタッフもおもてなしマインドが染みついていて気持ち良い。
ビュッフェで初鰹をずっと藁で炙ってくれていた立派な体格のお兄さんや
フロントで優しい笑顔で高知の名物を丁寧に教えてくれた素敵な女性はじめ
一所懸命おもてなししてくれていたスタッフの方々が
夜9時からは着物に着替えよさこいを踊ってくれて
(それもかなり激しい振りの見事なパフォーマンス)
感無量。
「モネの庭」で暑い中一心不乱に要らない草花
(雑草ではなく、「モネの庭」を維持するためには不要な草)
を刈り取っている若い女性の姿と相俟って
彼ら若者の一所懸命働く姿が
心強くて頼もしくて
泣けてくる。
年取ったなあ、私。
それにしても藁焼きの初鰹
美味しかったーっ!
薔薇は美しい
薔薇が見頃ということで久しぶりに長居植物園に行ってきました。
トップページの一枚目もカーネーションから植物園で撮った薔薇のアーチに差し替えています。
今の季節は新緑も綺麗でいいですね。
今年は来週半ば位から続き、もしかするとそのまま梅雨に突入するかも
と言われていますので、つかの間の季節、満喫したいものです。
園内は国内外の色々な品種の薔薇が咲き乱れ圧巻!
中にはクィーンエリザベスやジョンFケネディ等著名人の名前を冠したものもあり、
薔薇の名前になるほどの人生って。。としばし思いを巡らせる私。
確か「薔薇の名前」というミステリー小説があったはず。
上2枚はエーデルワイスとリリーマルレーン。
戦争を思い起こさせるこれらの花の前で足が止まりました。
命名した人の思いは届かず
何故未だに「戦争を知らない子供たち」だけが存在する世界ではないのか
とまたしばし思いを巡らせる私。
どの花もそれらしい名前がついていて、由来を知りたくなるなあ。
あ、いかんいかん、こんなところに沼が潜んでいたとは。
しかし薔薇、奥が深そうで沼り甲斐があるのかもしれません。
(あ、いかんいかん)
SNSで「砂糖は甘い」に対するコメントが話題になっていましたので
「薔薇は美しい」と問いかけると、
どんな反応が返ってくるのかとAIに訊いてみました。
1秒経つか経たないかで出てきた答え↓
共感型
-
「ほんとそれ」
-
「わかる」
-
「特に赤薔薇が好き」
-
「香りもいいよね」
これは一番素直な層。
逆張り型
-
「でも棘あるじゃん」
-
「虫つくから嫌」
-
「百合の方が好き」
-
「美しさって主観では?」
SNSには“異論を言うことで存在感を出す”文化があるので一定数来ます。
深読み哲学型
-
「美しいものには棘がある」
-
「人間も同じ」
-
「儚さ込みで美しい」
急に人生論に接続される。
ネタ化型
-
「ベルサイユのばら」
-
「オスカル!!」
-
「薔薇族」
-
🌹スタンプだけ
ミーム化・連想ゲーム化する層。
分析・蘊蓄型
-
「実は薔薇って品種改良の歴史が〜」
-
「原種はそんなに派手じゃない」
-
「香り成分は〜」
SNSには“知識を足したくなる人”も多い。
冷笑型
-
「当たり前で草」
-
「空は青い、みたいな話?」
-
「ポエマー発見」
短文投稿特有の“意味ありげ感”をいじる反応。
急な心配型
-
「大丈夫?」
-
「病んでる?」
-
「何かあった?」
詩的投稿を見ると“メンタル変化”を感じる人もいます。
SNSって、実際には投稿内容そのものより、
「この人はなぜ今これを書いたのか?」
を皆かなり読みにいっているんですよね。
↑
なっなるほど!
ちなみにトップページの写真、実は人も映っていましたが、
AIに頼んで消してもらいました....。
薔薇は美しいしAIについ頼ってしまう私は空恐ろしいや!
I'm lucky!
先週お伝えしていた私の挑戦は、初「海外一人旅」でございました!
BTS6年半ぶりのワールドツアー初日参戦のため、
お隣の韓国に行ってきたのでございます。
入国審査からもう、緊張でどうにかなりそうな私。
ホテルは本当に予約できているのか?
無事公演に参加できるのか?
公演後ちゃんとホテルまで辿り着けるのか?
帰りの飛行機にちゃんと乗れるのか?
等々もう不安でいっぱいでございましたが、
「案ずるより産むが易し」
とても楽しく思い出深い旅になりました。
LIVE会場客席は国際色豊かで、
私の隣はオーストラリアの方。
宿泊ホテルが同じで
同じシャトルバスで帰ることもあり
すっかり仲良くなって
片言の英語とスマホの翻訳アプリを使って
色々な話をしたのですが、
何度も出てくる言葉が
「I'm lucky!」
実はコンサート当日大雨で、
屋根がないスタジアムでレインコートを着ながらの参戦。
シャトルバスまでの帰り道も、
混雑していて交通規制がありながらなので
なかなか辿り着けず傘をさしても濡れるような雨で、
着いた頃にはすっかり身体が冷えてしまい。
高齢の女性なのできっと辛いはずなのに
楽し気に色々な話をしてくださる。
今日の事も「I'm lucky!」。
「こんな雨だからこそお互い声をかけることができて、
あなたと友達になれてI'm lucky!」
泣かせる!
今まで色々な人とお会いしましたが
きらきら輝いている方は
必ずこの言葉
「私はついている」
「I'm lucky!」
をよく口にされます。
自分にとってあまりよくない状況でも
捉え方がはんぱなくプラス思考。
実は何人かの人が道に迷ってシャトルバスになかなかたどり着けず
バスの出発が2時間近く遅れて
私は内心苛々。寒いしひもじいし。
車内の空気があまりよくなくなっていく中、
やっと到着された迷い人。
すると、
「見知らぬ土地で迷子になって本当に心細かったやろうなあ」
とどこかから優しい声。
ほんまやなあ。
私は自分の心の狭さに猛省。
情けない!
色々気付かされた今回の旅。
人の優しさにもいっぱい触れられて
「I'm lucky!」
さてどうしてBTSは
これまでファンクラブなるものに入ったことのない
おばちゃんまで迷わずファンクラブに入って
必死にチケッティングさせ、
海外一人旅にかりたてるのか。
世界各国から本国のライブに参戦するのか。
会場には本当に色々な人種の方、年齢層の方がいらっしゃいました。
機会があれば彼らの歌う曲の歌詞にふれてみてください。
(最近の曲では「NORMAL」など如何でしょう?彼らの曲の多くは歌詞も曲もメンバーが書いていて、制作に参加しています)
とんでもないですから!



