日記

2024-12-29 20:00:00

Paypay!

あと2日で2024年も終わりますが、

如何お過ごしですか?

今年は27日仕事納めの方が多かったのではないかと思います。

毎年お正月準備に大晦日までバタバタ走り回っている私。

とにかく大晦日の除夜の鐘を聞くまで

大掃除にお正月準備に..とバタバタしております。

 

 

バタバタの中、美容院に行ってきた私。

美容師さんとの会話も年越しの話に。

「知ってます?最近Paypayでお賽銭納められる神社やお寺があるらしいですよ」

とおっしゃる。

 

な。。なんと!

 

衝撃を受けたものの、「賽銭泥棒防止には良いよな」とも思い。

でもなんだかなあ..。

だって、厳かであろうお参りの場で

あの「Paypay!」という楽し気な音が鳴り響くわけですよ!

それとも厳かな別の音に変えているのかな?

と美容師さんにお聞きすると、

「いえ、私が見たニュースではあの「Paypay!」でしたっ」と。

 

うーん..。

そもそもお賽銭は神様や仏様に御礼のために納めるのではないの?

Paypayで伝わるの?私の感謝の気持ちがっ!

とそこまで考えてふつふつと疑問がわいてきました。

「そもそもお賽銭は御礼なの?」と。

「そもそもお賽銭は何のために納めるの?」

 

で、調べましたとも。

やはり神仏に「感謝の気持ちをお伝えするため」に納めるものなのですが、

何に感謝するのかというと

「神仏から受けた福」に感謝するためで、

決して「お願いごとを成就して頂くための対価」ではないので、

だからお賽銭の金額は自由で、

「感謝の気持ちの分」だけ納めればよいのだと。

だから語呂合わせで例えば500円玉の場合、

硬貨の中で一番高額なので「これ以上の効果はない」→「今以上に良くはならない」

と避ける人もいるようですが、

お賽銭は「感謝の気持ちをお伝えするため」なので気にする必要はないとのこと。

ふーむ、なるほどっ!

で、Paypay。

導入を決めたお寺のお話によると

「お賽銭は「欲を手放す」という趣旨もあり、「現金でやるからこそ」の意見もあったが、

「賽銭したい「気持ちに違いはない」と導入を決められたとの事。

背景にはインバウンドの外国人観光客や若い世代で現金や小銭をほとんど持っていない人が多く

「お賽銭をしたくてもできない」、「しづらい」という声があったからだとか。

 

そして送金の仕組みを使うので、手数料は発生しないが法人向けのPaypayビジネスアカウントの手数料は寺院側が負担するとのこと。

 

そりゃそうかあ。

 

 

お賽銭に電子マネー。

とうとうそんな時代になった2024年暮れ。

 

良いお年をお迎えください。

2024-11-17 20:18:00

日々是好日

今日11月17日は母の命日で、

高野山に行って参りました。

トップページの写真2枚、今日の高野山の写真にしております。

紅葉がちょうど見頃で綺麗でした。

高野山1.jpg

毎年同じ日に訪れるのですが、毎年景色が違います。

昨年は紅葉も終わりかけでほとんど残っていなかったなあ。

 

奥の院の弘法御廟への道すがら、

年々母に対する気持ちが変わっていくなあと思いながら歩いていました。

歳を経る毎に、見えていなかったことが見えてきて

「会いたいなあ」と思います。

 

会って話したいことがいっぱいあるよ。

 

壇上伽藍から霊宝館に抜けて

高野山駅行きバスに乗るため近くのバス停を探していたら

なんとも垢抜けた女性3名がバスを待っておられたので

その後ろに並んでバスを待っていたのですが、

..なかなか来ない。

13分のはずが20分近くになっても来ない。

 

それまで楽しくおしゃべりしていた3名、

(食べ物の味付けの話をされており、その会話もなんとも素敵でした)

「なかなか来ないわねえ」と心配されはじめ

スマホを見ながら、

何方かが

「ちょっとここには止まらないみたいよ!」

と叫ばれ

「メイン通りにしか止まらないようなのよ!ほらっ!」

「まっ大変メイン通りに出なきゃ!」

で、後ろに並んでいた私に

「このバス停にバス来ないらしいですよっ!」

とおっしゃりながら走り出す3名。

年齢は多分私と同じかやや上の方々。

..速い速い。

私も必死で走りましたとも!ええ!ええ!

大人になってからこんなに必死に走ったことはなかったのではなかろうか。

100メートルほど走ったところで

なんとメイン通りからバスが元居たバス停めがけて1直線に走ってくる。

「えええええ!」と叫びながら踵を返し垢抜けた3名と大阪のおばちゃん1名が

容赦なく追い抜くバスに「待ってーっ!」と手を振りながら

走りましたともー!全速力で!

 

なんとか間に合って、私に必死に謝られて、

「運動になってよかったです!間に合ったし」と私。

「でもさあ」

「なんだか楽しかったよね!」

「ほんと、漫画みたいだったわ!」

「高野山、最後走って終わるなんていいじゃない!」

と3名が楽しそうに笑い、私も笑った笑った!

 

ありがとうございます。

何とも心寂しかった私の旅を楽しくしてくださって

本当に、ありがとう。

 

こういう日を

良い日というんだな。

 

2024-11-10 21:30:00

ちょっと立ち止まり周りを見渡す

急に寒くなりましたがお変わりありませんか?

私は思うところがあり、今月仕事を少々セーブしております。

 

で、少々時間に余裕ができたこともあり、

以前ご紹介したフードシェアアプリ「TABETE」

TABETE - 食品ロスを削減するフードシェアリングサービス

 で、前々から密かに狙っていた「ベッセルインなんば」の

(朝食ビュッフェの残りを詰めた)

「ミナミのお弁当」(398円也)を先日購入できたのでございます。

IMG_6559.jpg

かなりのボリュームで、

栄養バランスも良く、明太子がええ仕事してくれています。

コーンポタージュも泣かせる!

人気があるわけだ。

 

お弁当を受け取り、難波駅に向かって歩いていたら、

通りの向こうのちょうどかに道楽の前あたりに救急車が止まっていて

人だかりができており、

すれ違った多分アメリカからの旅行者の団体が一斉にそちらを見ており、

ガイドの白人男性が私にもわかる英語でこう説明していました。

「OSAKA is a dangerous city in this country!」

..。OH..。

 

何故仕事をセーブしているかと言いますと、

ここ最近「もやもや」していることがあり、

目先の利益を優先してこの「もやもや」を見て見ぬふりをすると

 知らず知らずのうちに自分の心を守るために考えることを止めてしまい、

思考が停止し

何のために仕事をしているのか、何のために頑張っているのかを

見失ってしまう。

長年勤めてきた会社を辞める前の私がそうでした。

 

これからの人生

なるべく悔いを残さないために

ちょっと立ち止まり周りを見渡して

考えて考えて

行く道を決めたいと思います。

 

 お!今テレビを見ていたら

NHKスペシャルで大谷翔平選手が「これからの人生どう生きたいか?」という問いに

「野球しかしてこなかったので、「やりきった」と思える野球人生をおくりたいです」

と。

 

「やりきった」と思える人生!

 

そう思って人生を終えられたら良いなあ。

 

やっぱり大谷翔平、只者ではない!

(世界中が知っていることだけど)

 

もし今息をするのがしんどい中、

自分をだましだまし頑張っているのだとしたら

頑張るしかないと思っているのなら

少し立ち止まって俯瞰的に自分を観てみることを

お薦めします。

壊れるより、少し立ち止まる方がずっといい。

 

2024-10-13 16:03:00

嫌われるのは当たり前

先日とある友人と話していた時の事。

「私、何も悪いことしてないと思うのに、なんであの人から嫌われるのか分からへん」

とぽつりと言う。

その友人は私から見ると美人だし気立ても良いええ奴なんです。

勿論、男女問わず人気があるのですが、明らかにその友人を嫌っている同僚がいるらしく

「しんどい」と。

 

「いやあ、それは嫉妬やと思うけどなあ。」

と言いつつ、はたっと我が身を振り返り。

自分より美しく、

自分より勉強が出来て、

自分よりスポーツが出来て、

自分より気立てが良くて、

そんな人たちを「認める」事が出来ず

「ひねくれて」きた日々..。

その人自身のことを知りもせず、

ただただ先入観で嫌ってきた日々..。

(前回お話したアンコンシャスバイアスもあり)

 

人気がある人に「アンチ」がいるのは

こんな私のような奴がいるからさあ、仕方ないのよ。

と彼女に話すと

「仕方ないかあ。私人気あるもんなあ」と笑顔。

「自分で言うな!」とさすが我が友人と思いつつ

すかさず突っ込む私。

 

ちょっとでも彼女の心が軽くなってくれていたら良いけど。

 

 

どんなに「非の打ちどころがない」と思える人でも、

万人に好かれることは難しく、

だから未熟な私が誰かに嫌われるのは当たり前。

 

もし貴方が誰かと接する度に傷つき、

そしてその誰かに好かれようと

無理して貴方らしさを押し殺して相手に合わせているのだとしたら、

そのうちに「貴方らしさ」を忘れていってしまう。

頑張って生きているのに

こんな勿体ないことはない。

 

全ての人に好かれる人はまずいないのだから、

誰かに嫌われるのは当たり前ですがな。

 

 

 

2024-09-22 22:30:00

事実だけを受け取ることの困難

 石川県、地震の傷跡も充分に癒えていないのに大雨で土砂災害でもう..。

謹んでお見舞い申し上げます。

 

今週も世間では色々なことがありましたが、

 3連休如何お過ごしですか?

私は今日15時過ぎに所用で梅田のアパホテルに行ったのですが、

フロントのチェックイン時間だったのかフロント前は長蛇の列。

ビュッフェ会場のレストランも長蛇の列。

半数以上は海外からだったような..。

ホテルはお初天神のそばにあり、有名な亀寿しの前を通るとやはり長蛇の列。

4年前、緊急事態宣言がでていた頃、

青空の下同じようにお初天神近くから大阪駅に向かって歩いたことがあり、

私以外誰も歩いておらず、車もほとんど通ってなかった事をふと思い出しました。

 

あのパンデミックも今では遠い昔のようです。

 

でもあのパンデミックで数多くの方が命を落とし、

(直接的にも、間接的にも)

今でも後遺症に苦しんでいる人がいらっしゃいますよね。

コロナに限らず世の中には色々な感染症があり、

難病があり、

突然の病に「なんで私が?」となった時、

どこにやり場のない怒りをぶつければよいのでしょう。

「隣に座っているあいつは健康そうで、100歳まで生きるような顔をして、

文句ばかり言っている。」

だんだん隣に座っている同僚が、

そして私の苦しみに関係なく幸せそうに歩いている全ての人が、

憎くなってくる。

 

かも知れません。

 

中国で10歳の日本人の男の子が刺されて死亡した事件。

なんとも痛ましい事件です。

親御さんの気持ちを思うとたまりません。

 

「10歳の男の子が日本人学校へ通学途中刺されて亡くなった」

これが事実で、

犯人の動機や背景はわかっていないものの、

定職に就かず、公共施設損壊などで身柄を2度拘束されたなどということが

中国側から発表されているようです。

メディアや評論家は 

 これらのことや現在の中国の事情を背景に色々語ってますが、

ついついそれらの言葉や情報を鵜呑みにしてしまいがちだし、

中国に対しフィルタをかけてしまいがちだけど、

沢山の中国人が花を手向け、被害者を悼み、

謝罪する姿を見ながら、

ついつい先入観で一人の中国人が犯したことが、

全ての中国人が起こしうるという考えに捉われてしまう(一般化)ことが

所謂「認知の歪み」となり得て、とても危険だということを

肝に銘じております。

 我が子の命を、未来を一瞬のうちに奪われた慟哭は

世界共通ですもの。

 

 

 

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