日記
ケセラセラ
5月です。
如何お過ごしですか?
トップページの写真を京都瑠璃光院を訪れた時のものに変えました。
新緑が本当に美しい季節になりましたね。
連休はのんびりするつもりが、
丁度2週間ほど前にポストに入っていた
マンション管理会社のチラシをみて
思い立ってリビングと和室に内窓をつけることにしまして、
そのためになんだかばたばたしております。
なんでも年内に内窓をつけると
環境省の「先進的窓リノベ2025事業」で
大窓で65000円/箇所
中窓で44000円/箇所
の補助金が出るらしく、
何より冷暖房費の節約になるやん!と思い切りました。
あとから知ったのですがこの補助金、昨年もあったらしく
予算がなくなり次第終了するらしいので、
今ですでっ!奥さん!(誰?)
そんなこんなで今日は朝から窓周りの整理をしてたのですが、
飾り棚の引き出しから
なんとホイットニーヒューストンが1990年に来日したときの
コンサートのパンフレットが出てきまして。
私、行ってたんですね。
その頃ホイットニーヒューストンの熱烈なファンで
「Saving All My Love For You」を初めて聞いたときの衝撃は
忘れられません。
あの頃はまさかホィットニーが
あんな最期を迎えるなんて思いもしなかったし
晩年の姿は見るのも辛かったけれど
あの日大阪城ホールにいた彼女は光り輝いていたし
私は社会人として始まったばかりのころで
若さを謳歌しながらも、未来への不安に怯えていたように思います。
「人生なるようになる」
でも
「自分の世界を美しくするのも生き辛くするのも自分次第」
この二つの言葉が矛盾しつつも共存するのが生きるという事なのかと
パンフレットの中の笑顔の彼女を見て
ふと思いました。
コーヒーの日々
なんともう黄金週間。
どうお過ごしですか?
私はルイボスティー、黒豆茶、トウモロコシ茶の日々です。
なんのこっちゃ。
自分で仕事量をコントロールできるようになり、
休もうと思えば思う存分休めるはずなのに
気がつけばいつも時間に追われて
今時の言葉でいうところの「タイパ」を常に考えている、
いや、支配されている日々を私、送っております。
そんな私の心強い友はコーヒーで
特に仕事中は1日の許容範囲と言われる3~5杯は飲みます。
(なんでも成人の1日のカフェイン摂取推奨量は400mgでコーヒー1杯(150mlとすると)のカフェイン量は80mg程度だとか。
アメリカの食事ガイドラインには「1日3~5杯のコーヒー摂取と健康な成人の2型糖尿病および心血管疾患、肝臓がん、子宮内膜がんのリスク減少との関連を示すエビデンスがある」と記されているらしくむしろ体に良いと信じて)
最近のカフェイン過剰摂取問題が背景にあるのか
色々なノンカフェインの飲み物が増えていて
私も家にいるときは
好んでルイボスティーや黒豆茶、トウモロコシ茶をその時の気分で楽しんでいます。
コーヒーを何杯も飲んで時間に追われながら効率的に生きようともがく私を
やめるつもりでいたはずが
そんな自分も結構好きで、そんな自分を手放せないんだなあと気づきました。
365日コーヒーを手放せなかった私が
ルイボスティーや黒豆茶を楽しめるようになり
洗濯物を干したベランダからぼーっと青空を眺める時間が
私にとって大切な時間になりました。
コーヒーの日々もルイボスティーの日々も
かけがえのない愛おしい日々なんだよなあ。
良かった。
そんなことを思えるようになった自分をちょっと認めてあげようと思います。
日々是好日。
2025年のこんにちは
1週間前の日曜の夜から栽培キットで椎茸の栽培を始めまして、
霧吹きで朝夕2回水を与えるだけでなんという事でしょう!
こんなに育ちました
通常価格の半額990円(税抜き)で通販で購入した栽培キット(おそらく売れ残りの最終価格。もりのしいたけ農園というところのものです)
あと2回は収穫できるそうで、おばさん小躍りして喜んでおります。
成長の過程がしっかりわかるので、お子さんの食育にもお薦めですよ!
万博開幕しました。
あれだけ批判されながら
蓋をあけてみれば
なんとワクワクする世界を
作り上げて下さったことか。
携わった皆様、
本当にありがとうございます。
開会式も素晴らしく何度涙したことか。
貴方は行かれますか?
私は可能な限り行こうと思っています。
まずは5月中旬の予約を既に入れていまして、
2か月前予約を済ませましたが
行きたいパピリオンがいっぱいあるので
悩ましい!
思い起こせば今から55年前の大阪万博
かなり小さなころでしたが
動く歩道に感動したり
天井一杯広がる蒸気機関車(確かみどり館だったような)に圧倒されていたことを
いまだにしっかり覚えています。
何より外国からの人がいっぱいいて、
レストランで隣に座った金髪で青い目の美しい男性が
バニラアイスのお皿を手前に引き寄せて
「これで食べるんだよ」と言うように
にっこり笑って私にアイスクリーム用のスプーンを渡して下さり、
私、舞い上がる舞い上がる!
でも恥ずかしくて
御礼言えなかった事をしっかり覚えています。
美味しかったなぁ、あのアイスクリーム..(遠い目)
田舎に住んでいた私は
お皿に盛られたバニラアイスなんぞ
見たこともなく、生まれて初めてがてんこ盛りの1日でした。
「こんにちはぁ~こんにちはぁ~西のぉ~国からぁ~」
と歌う三波春夫大先生のお姿とともに、
1970年の万博は「未来」という言葉も充分に理解していない子供にとっても、
夢がいっぱい詰まったワクワクする空間で、
今の私にとってもとても愛おしい記憶です。
だからまだ頭と足腰がしっかりしているうちに
このまたとない機会を充分に楽しもうと思っています。
どこにいても、どんな人にも
チャンスは巡ってくるのに
そのチャンスに気付かないと
そして掴める自分でいないとチャンスは逃げる。
長い年月の中で、私が身に沁みて悟った教訓の1つです。
さぁて!
楽しむぞ!
おはぎとぼた餅
早いものでお彼岸ですね。
お彼岸になると仙太郎の「ぼた餅」を求めて店頭に並んできた私。
仙太郎の「ぼた餅」は青じそが入っていて
なんとも美味しく私の大好物だったのでございます。
ただ春も秋も「ぼた餅」として販売していたので、
「きっと老舗の和菓子屋さんらしい拘りがあるに違いない」
と思いつつも不思議に思っていたのですが、
なんとここ数年は「おはぎ」として
「ぼた餅」より小ぶりになって販売されているのでございます。
勿論「おはぎ」も大好物で、
今年も並んで美味しい「おはぎ」を頂きましたとも!
でもなんで「おはぎ」になったの??
調べました。
私はおはぎとぼた餅は同じもので
春のお彼岸は春に咲く「牡丹」の花から「牡丹餅」
秋のお彼岸は秋に咲く「萩」の花から「御萩」 と呼ばれると思っていたのですが、
それだけではなく、また地域によって色々な由来があることがわかり、
おはぎ一つとっても色々な思いが込められていて、
私達の先達はなんて豊かに暮らしてきたのだと思います。
まず「牡丹餅」
春のお彼岸の頃に咲く花の形が似ているからというだけでなく
魔除けや病除けによく使われる色である、赤い花弁を持ったものが多く、
魔除けや厄除けの効果をあやかれるようにということでもあるのだとか。
そして「御萩」
秋のお彼岸の頃咲く萩の花が小豆と似ているからということと
生薬として使われていた萩の花の効能である魔除けや病除けといった効能にあやかれるようということでもあったとか。
また、大抵はぼた餅はこしあん、おはぎはつぶあんを使うらしく
これもしっかり理由がありました。
小豆は秋に収穫されるので、乾燥させて年中あるものの旬は秋なので、
秋に頂く「おはぎ」は
採れたばかりの柔らかく薫り高い小豆を使うことが出来るので、
小豆の香りや食感を楽しめるつぶあんが使われることが多く
春は冬の間保管され、すっかり乾燥して皮が固くなった小豆を使うことになるため、
固い皮を取り除いて作られるこしあんが基本になったといわれているそうで。
そうだったのか..。
形や米の品種でおはぎとぼた餅を区別する地域もあるそうで、
ぼた餅は牡丹の花のように大きめで丸型、おはぎは萩の花のように小ぶりで俵型と区別したり
もち米で作ったものをぼた餅、うるち米で作ったものをおはぎと区別する地域もあったり
通年同じ呼び方をする地域もあるのだとか。
最近は季節の関係なく「おはぎ」という名前で販売しているお店が多いですよね。
で、仙太郎の「おはぎ」
なんでも「ぼた餅」に使われる「丹波大納言小豆」の生産農家が大幅に減った上に数年にわたる不作で
令和元年の7月から大きいことで有名だった「ぼた餅」(120g)から今の小ぶりの「おはぎ」(80g)になり、
値段は240円から180円(税抜き)に改定されたとのこと。
小さくせざるを得ない事情があり、
実際に小さくしたぼた餅を見て
「これはもう仙太郎のぼた餅と違う!」
となったのかな?(知らんけど)
180円?!
私が今年買ったおはぎの値段は税込238円。
ということは税抜220円!
こんなに値上げしていたことに驚きながらこの文章を書いております。
こんなことならもっと味わってゆっくり食べたら良かった..。
(て購入する前に値段見て気づけ私)
4月1日から紙袋も有料になるらしく..。
「ぼた餅」「おはぎ」のために、
仙太郎は自前の小豆、もち米の畑つくりに取り組んでいるようで
和菓子の過程で生じる「小豆滓、澱粉の残り滓」を干して肥料にして
「土に戻す」のだとか。
そういう真摯な取り組みが透けて見える「おはぎ」
また今年の秋も来年も再来年もこりゃ並ぶよな、私。
「おはぎ」に限らず、「和菓子」に限らず、
人が作りだしてきた全てのものには物語があり、
その物語を知ることはとても大事なのだと思います。
人も同じで、全ての人には物語があり、
その物語を知ることはとても大事なのだと思います。
ジャケット
今週は前半暖かくすっかり春の気配でしたが、
昨日からまた寒くなり、体調管理が大変ですが如何お過ごしですか?
暖かくなったので先日勢いで買ってしまったブラウスに
何か羽織るものをと思い
お客様訪問日でもあったのでジャケットを着よう!
とクローゼットを物色するものの
「ない!」
いや、クローゼットの中にはちゃんと
ジャケットは数枚あるんです。
あるのですが、今の自分が「着ていける」ジャケットがない!
(服あるある)
勤め人の頃は迷うことなく毎日着ていたのに..。
と自分のライフスタイルが様変わりしたことを
しみじみ思う私。
そう言えば、久しぶりに会った勤め人時代お世話になった方が
「こんな感じの人でしたっけ?」
「こんな風に笑う人だったんですね」
とおっしゃられ、
私自身は意識していなかったのですが、
印象が随分変わったようです。
勤め人時代は
ジャケット、膝下丈ののスカート、ストッキングにパンプス
勿論黒髪で数十年過ごしていましたが
今はピンク系の茶髪で
今は企業研修や余程の改まった席以外は
だいたいはセーターかプルオーバー、
パンツ、スニーカーという
自分が過ごしやすい服で色々な場所に出向いております。
最近見た目が益々重要視されているなあと思うことが多々あります。
若者と話すと、色白になるために定期的に注射を打ったり、
ボトックス注射やプチ整形のために
定期的に韓国に行ったりと
「美」の対する執着が凄いことになっているなあと思います。
私達の世代はどうかというと、
改まった場での
そぐわない服装や振る舞いは
「良識がない」ということになるでしょうか。
勤め人時代も今も
時々講師という立場で皆様に接することがあるのですが、
ある時「講師」を生業にしている人に
「歯をどうにかしないとだめだ」と言われ、
それまでにも何人かの人にそのようなことを
仄めかされたことを思い出しました。
ホワイトニングなどは考えたこともなく、
歯の裏は色素沈着で酷いことになっていて
今思えばそんな歯でよく平気で人前に出ていたものだと
そして対面で不快になられていた方も多かったのではないかと
申し訳ないやら恥しいやらで
赤面してしまいます。
指摘を受けてから抜本的に歯の治療を行って
今は3カ月に1回定期的に歯医者さんに通い
検診と歯の掃除をしているのですが、
歯の治療後は肩こりや頭痛がましになったりと
「なんで早く行かなかったのか」と悔やんでおります。
余談ですが、
歯周病はひどくなると歯周病菌が全身にまわり
糖尿病や動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞、
誤嚥性肺炎などを引き起こすのだとか..。
歯周病予防のためにも、定期検診、ほんま大切。
歯を綺麗にするようになってから人の歯が気になるようになった私。
するとっ!
なんと世の中には歯に気を配っていらっしゃる方が多い事かっ!
はぁ..。皆様知らぬうちにしっかりケアされていらっしゃったのですね..。
で、歯のケアを全くしていないであろう私に
アドバイスしたけれども
はっきり伝えるのが憚られて
「それとなーく」伝えて下さっっていたのに
まったくそんな意識がない私は「聞く耳を持たなかった」ので
その講師の方にはっきりと指摘されるまで気づかなかったわけで..。
くう!
もしや歯以外にも私の至らなさを「それとなーく」伝えて下さっていたのに
鈍感な私は気づかず。
あるいは「放っておいてよぉ!」と反発し受け入れられず、
貴重なアドバイスを放置してきたのではないかと
思い当たることも多々あり
今さながら悔やんでおります。
と悔やんでばかりいても仕方がない。
今が一番若いとき。
指摘してくれる人がいらっしゃることは幸せな事。
素直な心でその指摘を受け入れられる自分でいるよう
私自身成長しなきゃね。
ジャケットを着なくなった今の私の出立は
今の私のライフスタイルに合った快適なものだけれども
次のステップに行くためには
「ジャケット」が必要な場所にどんどん出向きたいという
気持ちがあり、そろそろ「自分にあった」ジャケットを
探しに行こうと思っています。
そして、今の自分に合わなくなった服は
「断捨離」しようかなと。
そうやって新陳代謝を繰り返して
私は成長するのだなあと
思います。