日記
見えない世界
梅雨ですね。
先週今週、ぱつんぱつんのスケジュールの中、
突然舞い込んだトラブルで「やるべき事」に追われる日々で
ようやく今日一息つける
はずでしたが。。
そうだった。。
5月初めにやる気満々だった私は、
「梅酒キット」なるものを予約していて今日届きました。
今瓶を洗って乾かしています。
乾いたら梅を1個ずつ綺麗に洗って乾かして、
竹串でへたを丁寧に取り除いて仕込んで。。
なんやそんなたいしたことないやん(と自分に言い聞かせる)
「梅の実が熟す」頃の長雨、梅雨。
「梅の実が熟す」頃にしかできない梅仕事。
一年あっという間に過ぎていくからこそ、
こういう行事を大切にして丁寧に生きていこうと思った5月初めの私が
とても恋しゅうございます。
何故こんなにぱつんぱつんだったかというと
仕事以外に
エアコン掃除や内窓設置工事やガス警報器入替作業等々
来客の予定をぎっしり入れていたからで。
同時期に3社作業をしていただいたわけですが、
3社3様で比較できて興味深かったです。
エアコンクリーニング会社は
とにかく家を汚さないようスリッパ持参、玄関から全ての作業スペースを
しっかり養生し、事前説明も丁寧。
高圧洗浄機を使うときは「大きな音が出ます、申し訳ありません」と都度断りがあり、
最後の確認作業もしっかりされて
お昼を跨いでしまったのでお弁当をお渡ししたら
作業が終わりお帰りになったあと上司の方から電話があり、
作業内容はどうだったか?等の確認とお礼とともに
「お弁当を頂いたということでありがとうございます」
のお礼まであり、なんときちんとした会社だろうかと思いました。
事後アンケート依頼まであり会社を良くしようと懸命になっている姿勢を感じました。
そのあとでの内窓設置工事やガス警報器入替作業だったもので、
どうしても比較してしまい。
特にガス警報器入替作業会社の作業担当の方は
台所近くの作業にもかかわらず
玄関先に直に置いた雨に濡れた脚立をそのまま持ち込み、
説明資料などをコンロ横の調理台に直置きされ。
そして更新のお知らせはがきに紹介されていた新製品に変更したい旨伝えると持参しておらず。
(新製品に変えたい場合は当日作業員にお伝えくださいとなっていた)
取りに戻られるということもありました。
そのあとも少々トラブルがあったのですが何とか無事作業は終わり、
最後に近くあるイベントの宣伝はしっかりして帰られました。
おそらくこの方は
地べたに置いた脚立を台所に直置きすることが
不潔だという概念はなく
口に入るものを扱う作業台に説明書を置くことを
私が気持ち悪く思っているなんて
思いもしなかったのだと思います。
段取りが悪かったことも日常茶飯事なのかなあとも思いました。
勿論事後アンケートなどはなく
確か前回の更新時も(違う作業者でしたが)あまり良い思いをしなかったことを思い出し、
この会社は属人に依存する、社員教育が行き届いていない会社なのだと思いました。
比較する会社がなかったらこんなものかと気にもしなかったかも知れませんが。
エアコンクリーニング会社には見えていて
大手ガス会社のサービスショップである
ガス警報器入替作業会社には見えていない世界。
ガス警報器入替作業会社、ひいては大手ガス会社を目隠ししているものが
何であったとしても
その目隠しを外す意思がない限り見ることはできず、
認識もできず、だから変えようとするかどうかの判断もできず。
見えたところで何も変わらないのかもしれませんが。
これは他人事ではないですね。
嫌なことも、面倒なことも、「見なかったことにしよう」と思うことも
しっかり見ないと前に進めないなあと
自戒する今日この頃でございます。
さあ、しっかりと現実を見て、梅を駄目にする前に梅仕事しようっと。