日記

2023-05-20 06:00:00

AIと経験とコンセプチュアルスキル

お元気ですか?

私は最近、心が苦しくなる事件がいくつかあって、心がしんどいです。

1つは猿之助さんの事件をはじめとする、自ら人生を終わりにしようとする人達の事件。

そして、自分の欲求が通らなかったことに対しての報復に、他人の人生を終わりにしようとする事件。

 

 

 

生きることや命の重さについて、私なりの思いを書きかけてはとり消しを繰り返し、

そうしていくうちに、自分の烏滸がましさに気づきました。

 

 こんなところで私ごときが何を偉そうに語るのか、です。

 

前回「AIは経験しない」ようなことを書きましたが、

ディープラーニングを繰り返すことは広義には経験と言えるのではないかと思い、

ChatGPTに「AIにとって経験とはどういうことですか?」と問いかけてみました。

以下、ChatGPTの回答です。

「私はChatGPTとして、様々な文書やテキストデータを学習することで知識を獲得しています。

私のトレーニングデータには、インターネット上のウェブページ、書籍、論文、ニュース記事など、広範な情報源が含まれています。これにより、科学、歴史、文学、数学、技術、エンターテイメントなど、様々なトピックに関する知識を獲得しました。

また、OpenAIは私をトレーニングするために、大量のテキストデータを使用しましたが、

具体的なデータセットやトレーニングプロセスの詳細については公開されていません。

そのため、私自身の経験や特定の学習方法については語ることはできません。

 

私の目的は、ユーザーが提供する情報に基づいてできる限り正確な情報と回答を提供することです。

ただし、私は情報源を持たず、リアルタイムの出来事や最新の状況については把握していません。」

 

どうでしょうか?

「そのため、私自身の経験や特定の学習方法については語ることはできません。」

←私が経験してきたことは企業秘密だから言えないのよっ

そういうことですかっ!

ChatGPTとしては知識を習得していく過程が経験であることは当たり前の前提なので、このような回答になるわけですなっ。

 

では引き続き「AIはコンセプチュアルスキルを持ちますか?」という問いに対し、以下回答です。

 「私はAIですので、感情や意見を持つことはありません。

しかし、AIにおけるコンセプチュアルスキルの重要性は認識しています。

コンセプチュアルスキルは、AIが高度な認識、抽象化、推論、および問題解決能力を持つために必要な要素です。

コンセプチュアルスキルを備えたAIは、知識を深く理解し、複雑なタスクを処理する能力を向上させることができます。

これにより、AIシステムはより柔軟で創造的な方法で情報を処理し、問題を解決することができます。

コンセプチュアルスキルは、AIの進化と応用範囲の拡大にとって重要な要素であり、今後のAIの発展においてますます重要な役割を果たすことが期待されています。」

 

どうですか?

私は最初の切り口が凄いなあと思いました。

こんな回答が数秒で出てくるなんて。

最初の一文を飛ばし、AIを人と置き換えて読むと、なるほどと思います。

 

ついつい色々な質問をしてしまい、1日ChatGPTで遊んでしまった私。

 

はっ!

既に私、AIに侵略されてましたわ(@_@)

 

 

2023-05-14 21:00:00

ChatGPTとコンセプチュアルスキル

先日自家栽培の大きな甘夏を沢山頂いたのでマーマレードを作ろうとレシピを調べたら、

あまりの砂糖の投入量に慄き、結局そのまま頂くことにしました。

「趣味がお菓子作り」とおっしゃる方々は何故かスマートな人が多いことが私の中の七不思議のひとつだったのですが、

お菓子に使う砂糖の量を身をもって知っているから無意識に自粛しているからですわね、きっと。

(そういえば昔々調理実習でショートケーキを作ったときあまりの砂糖量に、しばらく自粛したっけ。

1カ月も持ちませんでしたけど..。喉元過ぎれば熱さ忘れる(←使い方))

 

この二日間で「ChatGPT」という言葉を何度耳にしたことか。

皆様、利用されていますか?

私は利用していなかったのですが、そろそろ利用しようと思っています。

だって、教育からビジネス、ひいては日常生活や老後の生活が大きく変革するトリガーには間違いないと思いますもの。

(今更ですが)

まずは敵をしらなければ!(敵?)

AIが普及し始めた3,4年前、

AIが仕事を奪う」、「AIにより学生は容易に知りたいことにたどり着くので、自分で考えることをしなくなる」、「AIがやがて思考を持ち、人類を脅かす(「2001年宇宙の旅」を思い出した貴方、同世代ですね。)」等々色々な議論がありましたが、

一部の自治体が試験導入を開始した現在、色々なところで起こっているイノベーションをしっかり観ることがこれから生きていくために必要な事だと思うのです。

 

実際に今、特別のテクニカルスキルを必要としない作業については,RPA(ロボットによる業務自動化ツール)に任せたり、

人間には危険な作業や単純作業はロボットを採用する企業が増えていますね。

あ、採用試験にAIを導入されている企業も。

これから益々働き手が不足する高齢化社会に向かう我が国の先を見据えると

企業にとって死活問題を解決するための手段としてDX(デジタル変革)はとても重要で、そのためここ数年で(コロナの影響で皮肉にもテレワークが大きく進みましたことも含み)ダイナミックに仕事のやり方が変わった方も多いのではないかと思います。

 

だからこそ、AIに飲み込まれるのではなく、上手く利用することはもちろんのこと、

一方、人にしか持ちえないスキルを高めていくことがこれから重要だと思います。

 が、人にしか持ちえないスキルとはなんでしょうか?

まず思い浮かぶのがヒューマンスキルだと思いますが、

コンセプチュアルスキル(概念化能力)はどうでしょうか?

コンセプチュアルスキルの高い人は

「一つの経験から多くのことを学ぶ能力に長けていて、業務を合理的に遂行し、効率的に働く」ことができ、

具体的には「正解のない問題に直面したとき、周囲が納得する答えを導き出し、挑戦すべき課題を立て提示することが出来る能力」(トップマネジメントに必要な能力)と言われております。

まわりにいませんか?そういう人。

「持って生まれたものが違う」と思わせる人。

「こいつにはかなわんなあ」と思わせる人。

「あ、私のことやん」「俺のことやん」「わしのことやん」と思っていらっしゃる方もいらっしゃいますね。

そういう人が持つコンセプチュアルスキルをAIは持つことが出来るかと考えると。。

。。なんだかいいところまで行くような気がしませんか?

今まで一部のトップマネジメントが出来るスキルの高い人しか解決に導くことが出来なかった難問が、AIによって簡単に導出せるようになってくるとしたら、と考えると空恐ろしくなり、うーんと唸ってしまいました。

ほんま怖い。

 

でもね、AIには経験がない。

テクニカルスキルはもちろんのこと、コンセプチュアルスキルも、もしかするとヒューマンスキルも知識として習得していくかも知れないですが、経験して得たものではないわけですね。

 

私達は生まれてから色々な経験をしてヒューマンスキルやテクニカルスキルやコンセプチュアルスキルや。色々な能力を高めていくわけです。

 

何か難問にぶち当たった時、知識から導き出したAIの答えが、経験から導きだした私達の答えと一致するとは限らない。

そのときに「AIの答えは膨大なデータから導きだした答えなんだ」ということを忘れないようにすれば、飲み込まれることなく、AIと上手く付き合えるような気がします。

 

お!なんだか人類の未来は明るいと思えてきました。

 

京都の瑠璃光院が今月末まで特別公開されているのでいって参りました。

紅葉で有名ですが、新緑もとても良い。

どんなに時代がかわっても、変らないものは本当に尊いです。

 IMG_瑠璃光院4.jpg

 

 

2023-02-24 18:20:00

ワークライフシナジー

ワークライフバランスという言葉はかなり前から耳にされたことがあると思いますが、ワークライフシナジーはどうでしょうか?

 

そもそもワークライフシナジーとは?

 

はい、お察しの通り仕事だけではなく私生活も充実させることで、

私生活で得た経験や知識を仕事に活かすという相乗効果を生み出し、

組織にとっても個人にとっても良い結果をもたらす、というものです。

 

私のお話で恐縮ですが、

企業に入社したての頃はリゲインのCMのキャッチコピー「24時間戦いますか?」に代表されるように

とにかく猛烈に働くことを良しとする時代でした。

実際、その頃はよく会社に泊まり込んで仕事をする位猛烈に働いておりました。

 

CMソング、リンク貼っておきますね。

(1) 【CM 1989-91】三共 Regain 24時間戦えますか 30秒×7 - YouTube

しっかりバブルのころのCMだったんですね。

確かキャラクターの時任三郎モデルのリゲイン人形もあって、

手許にひとつあったはずなのにどこへ行ったのか。。

 

とにかく日本は元気がありました。

 

バブル崩壊した1991年以降に生まれた今まさに働き盛りの人達は

あのイケイケどんどん(死語?)の時代を知らず、

またスマホが大きく普及し始めたのが2007年ころなので

幼少のころから当たり前のようにスマホがある時代だったわけで、

そりゃ価値観違いすぎて当然。

ダイバーシティ の重要性をつくづく感じます。

 

と、話は逸れましたが、

当時私はこのCMに励まされてもいたし、当然のように受け入れていました。

今や、考えられないですね。

「働き方改革」という言葉が浸透して久しく、ここ数年で長時間労働や育児や介護のための休業制度も整備され、労働環境は著しく改善されたように思います。

ですが、私の場合その環境に意識がついていかず、

「猛烈に働くことが善」という気持ちがどこかにあって、

また、「働かないと仕事が追いつかない」という強迫観念のようなものがずっとありました。

完全にワーカホリックでした。

「朝5時に起きて会社に8時には入り、深夜残業ぎりぎりの22時まで働き、土日のうち1日は出社して仕事をしている」という状態でした。

 

人間の脳は起きてから14時間以降は眠る準備に入るためまともに機能しないらしく、

私は毎日3~4時間程度まともに機能しない頭で机に向かっていたわけで

とても効率の悪い働き方をしていたのですが、

当時の私はそれでも仕事が追いつかないので、とにかく出来る限り頑張るしかないという思いだけで過ごしていたように思います。

 

でも振り返ると休日は登山やロードバイクや趣味に没頭していたり、退勤後にジムに通っていたりという人もいて。

睡眠時間も「7時間以上は必ず寝る」とおっしゃる。

そういう人こそ仕事の評価が高く要職につかれていたという記憶があります。

 

まさに「ワークライフシナジー」です。

今は超過勤務時間に対する法規制だけではなく、勤務間インターバル制度(1日の勤務終了後翌日の出社までの間に一定時間以上の休息時間(インターバル)を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保する)が努力義務になっていますね。

素晴らしい制度ですが、この制度が生まれた背景を充分理解して労働環境を整えてこその有効な制度だと思います。

形だけ取り入れると悲惨な結果になるので、様々な働き方をする社員一人一人の成長を支援するためのセミナー等、組織全体が自律した働き方が出来るような取り組みをしていく必要があります。

勤務間インターバルの間に、趣味や地域貢献、自己研鑽のための勉強、それこそ育児や介護に携わることで知識や技術力が向上しモチベーションがあがったり、社外の人と交流することで今まで思いつかなかったアイデアが生まれたり人脈が広がり営業力が向上したり。結果、企業、個人ともWin-Winな関係となり得るわけです。

例えばですが、育児をしながら家事をこなす方は決められた時間の中でやらねばならないことが盛りだくさんなのでタイムマネジメントのスキルがとてつもなく高い。

朝起きて洗濯して朝ごはん作ってお弁当作ってお子さんの支度をして、なんてことを限られた時間の中でやらないとまわらないので必然的にタイムマネジメント能力が身につきますよね。

これが仕事に活かされないわけがありません。

 

「ワークライフシナジー」

これからの時代、とても重要です。

 

2023-02-19 11:54:00

組織開発に拘る理由

急に寒くなったり暖かくなったりと体調管理が難しい今日この頃、皆様如何お過ごしですか?

私は確定申告でアップアップしておりますʅ>.<ʃ

 

私がキャリアコンサルタントになって是非着手したかったのが、組織開発でした。

何故か?

今まで社会に出て組織に属していなかった多くの新入社員を生かすも殺すも組織自体だと、長い会社生活の中で痛感してきたからかもしれません。

勿論、同じ労働環境でもめきめき頭角を現す人もいれば、馴染めず退職してしまったり、ローパフォーマーになっていく人もいます。

家庭や会社以外での人間関係や本人がもともと持っている性格など、労働環境以外の要因も勿論ありますが、属している組織の文化が古い概念に固執している中で、「おかしいんじゃないの?」と声をあげるのが憚れる環境や、困った時に相談できる相手がおらず、八方塞がりな状態にあると感じる環境の中では、自分を律する事が難しい。

「ただ居る人」でも給料貰えて安定した生活を送れるじゃん。ま、いいか。

になってしまう。

こうなると本当に勿体ない。

会社にとっては勿論、本人にとってもです。

大きく花開き、良い実がなったかもしれないのに、

やがてその実は良質の種を作り、良い土壌を作ったかもしれないのに、

育つ環境、適温や日の光、水、そして良い土壌を与える事をしなかった為に芽吹く事も出来ない、あるいは充分に育つ前に腐ってしまう。

こんな勿体ない事はありません。

 

問題を抱えている組織で社員と上司、組織長に話を聴くと、各々が最もらしい事を言い、自分には問題はなく誰々が悪いと言い。

振り返ると、私もそうだったと思います。

そしてとても息苦しかったです。

どうすれば息苦しさから解放されるのか。

考えた結論は私にとっては退職でしたが他に道はなかったのか?

ずっと自問自答する日々が続きました。

その答えを知るために、キャリアコンサルタントになったのかも知れません。

色々勉強していくうち、行き当たったのが前々回ご紹介した対話型組織開発でした。

 

貴方の組織に新入社員が数名入り、

うち1人がよくミスを繰り返すとします。

まわりのアドバイスも聞かない。

この人をAさんとします。

貴方ならどうしますか?

  

前々回お話した診断型組織開発の考え方では

まず「なぜミスをするのか?原因は何なのか?」

から始まります。

そうすると、前提になるのは「問題のある」新入社員Aさんということになります。

診断型組織開発を行うには

「人に原因がいかない」技術的な問題に絞ることが関係の質を保つために重要です。

 

対話型組織開発ではどう考えるのか?

 

ちょっと視点を変えてみましょう。

誰だってミスを犯したくありません。

新入社員なら尚更です。

 

またミスしてしまった。

また責められた。

上司から指示された仕事、指示の内容にわからないところがあるけれど、

聞いたら「そんな事もわからんのか!」って怒られそうだし、何より理解力が足らないって思われてしまうよな。

指示の仕方が悪いから、ミスもするわ。

それなのに自分のせいにされてしまう。

色々まわりから言われるけど、なんで上から偉そうに言われるのかな?プライド傷つくわ。

悪いのはきちんと指示してくれない上司なのに。

なんて、Aさんは思っているのかも知れません。

他責に逃げることで、なんとか持ち堪えているわけです。

実際にはそんな事、全く考えていないかも知れませんが。

 

人間誰しも承認欲求があり、特に新しい環境の中では尚更です。

アドバイスを聞かないのはミスを責められて意固地になっているのかもしれません。

 

貴方ならAさんにどんな問いかけをしますか?

心の中では「なんでミスするのー?!おかげでこっちの仕事が増えるわー」と叫んでいるかもしれませんが

「なにか困っているの?助けられることはある?」

と問いかけたとします。

ここで「実はこうこうこうで。。」と話し始めるかも知れません。

そうすると、今まで見えていなかったAさんやAさんの置かれている環境がAさん視点で見えてきて、改善策を見出せる可能性が出てきます。

でも、「いえ、何もありません。大丈夫です」という答えが返ってきたら。

実際にはこの回答が多いと思います。だからこそ、周りのアドバイスを聞けずミスを繰り返すというスパイラルの中にいるわけです。

もしかすると、一度は誰かに相談したけれども、納得のいく回答が得られず、余計に心を閉ざしてしまっているのかも知れません。

どうすればこの負のスパイラルをとめられるか?

「負のスパイラルをぶった切る」ことを試してみてはどうでしょうか?

「アドバイスを聞かない」のなら黙ってAさんの仕事を手伝ってみる。

そうすると、Aさんの中の張りつめていた心が少し和らぎ「ありがとうございます」という言葉が出てくるかもしれません。

ミスをする原因を探るのではなく、

Aさんを信頼できる戦力として育てるために、何が出来るのかを考える。

勿論、人間だもん。アドバイスを聞かないAさんに苛立つ気持ちもあると思いますが、

組織全体が問題に直面したときに「どんな時に上手くいったか?」の成功例を積み重ねていくと、

それは「可能性のある組織」になります。

黙ってAさんを手伝うことは可能性を探ることなので、やってみる価値はある。

誰か一人がそのように動くと、まわりも影響をうけるものです。

やがては何か問題が発生したときに、自らが率先して主体的にその課題に取り組んでいく組織になっていく可能性に繋がります。

 

「え?そんなこと私やってますけど?」

「なに当たり前のこと言ってるの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが

こうやって言葉にしていくと今まで無意識だったことが意識化され、明確化されていきませんか?

これがとても大事だと思います。

 

今まで見えなかったことが明確になり共有される。

これが良い組織を形成するのにとても大切だと思います。

 

 

 

2023-02-10 20:20:00

知ること

平日の朝、用事があり久しぶりに京都祇園四条界隈にいってきましたが、

外国からの観光客の方もほどよくいらっしゃり、

路地に入ると着物姿の舞妓さん(芸妓さんかも)が支度前なのかすっぴんで歩いていたりといい風情でした。

八坂さん、鴨川、南座、歌舞練場、お茶屋が並ぶ町並みは

歳を重ねる毎に趣がかわって、

若いときにはわからなかった”京都”を感じながら歩いてきました。

ブランドの服やバッグもそうですが、その価値がわかる歳というものがあり、

その時に相応しくなるのだと思います。

歳をとると「わかる」が増えていくからわくわくします。

世の中には知らないことがまだまだ溢れているのに

ぼーっと生きていたら誰かに叱られます(←)

今が一番若いとき。これからも貪欲にわかることを増やしていきたいものです。

人もそうです。

その歳にならないと、なかなかその歳の方の心情はわからないものです。

息苦しくて仕方がなかった世界が、

ある日楽に呼吸が出来るようになるなんてこともある。

ほんま生きているだけで丸儲けですわ!さんま師匠!

  

家庭と仕事の両立。

これを聞いて思い浮かぶのは女性でしょうか?

養成講座の中でサイボウズの動画が流れたのですが、

この動画を見終わった時の男女の様子が違いすぎたのです。

その動画がこれです!

 ママ大丈夫?サイボウズ ワークスタイルムービー - YouTube

男性は観る前とあまり変化はないようにみえましたが、女性は既婚未婚に関わらずもれなく泣いていました。

 

男性も育児休業制度を利用できる時代になりましたが、

まだまだ「家事や子育ては女性の仕事」で男性は「手伝う」という感覚の人が多いのも事実です。

だって、長い間「女性は子供を産んで家庭を守り、男性は外で働く」という教育を受けてきた人たちの意識を変える事はとても難しい。

誤解を恐れずに言うと「教育」は「洗脳」の側面も持ち、

その時代の価値観のもと行われていくわけで、その時には「正しかった」ことだったのですから。

だからこそ、これからの家庭と仕事の両立、ライフワークバランスを考えるときには

そのことを私達は知っておく必要があると思います。

いや、ダイバーシティを考える上でというべきかもしれません。

「多様性の理解」というけれども、「多様性」を認めることがどれだけ難しいかということを私達は知る必要がある。

それが第1歩だと思います。

「ダイバーシティとインクルージョン」

数年前、人事関係のセミナーに参加すると必ずこの言葉がでてきました。

今は「SDGs」でしょうか。

ダイバーシティは「多様性」で「人種、性別、年齢、信仰などに拘らずに受け入れる」ことで

インクルージョンは「包括」で、仕事上では「全ての人が平等に仕事に参画し、能力を発揮できる状態」

という意味合いで使われているかと思います。

なぜダイバーシティとインクルージョンの実現が必要なのか?

それは勿論、SDGsの観点からとても必要なことですが

実現させていかないと少子高齢化でどんどん労働力不足になる日本にとって死活問題だからです!

だからこそ、色々な問題で「働かない」「働けない」もったいない人達をこれ以上増やさないために

私達は「他人」を知り理解し認めること、そのためにはまずは「自分」を知り認めることが必要だと思うのです。

そのためのワークを多数ご用意しておりますので、ぜひお問い合わせください!

(宣伝ですみませんっ)

 

ご紹介した動画を観たのは今から5年近く前で、あれから日本の労働環境も大きく変わってきましたし、育児や家事は当たり前のように分担するという意識が随分根付いてきていると感じます。

この動画を見て、我がごとのように泣かない人だらけになっていたらいいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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