日記

2023-12-24 21:40:00

戦場のメリークリスマス

メリークリスマス!

 

クリスマスイブ、如何お過ごしでしょうか?

 

昨日グランフロント大阪界隈をうろうろしておりましたが、

歩くのも大変な人手でした。

 

そしてJR切符売り場では帰省するための乗車券を求めてでしょうか。

長蛇の列。

 

 が、

ほんま待ちに待った時がやっと来たぜっ 

といわんばかりの弾けた笑顔笑顔笑顔!

の人が多かったような。

 

色々な文化を柔軟に取り入れていく日本。

 

クリスマスツリーを飾り、ケーキやチキンを食べてキリスト生誕を祝う。

(教会に行くわけでもなく)

敬虔なキリスト教徒からすると「なんと節操のない」クレイジーな国民性となるでしょうが、

この国民性があるからこそ、

賢く上手く柔軟に受け入れて発展させてきた先達がいらっしゃったからこそ

今こうやって暖かい部屋で美味しいケーキを頬張ることが出来るのだということを

私達は忘れてはいけないし、

継いでいかなくてはならないと思います。

 

間違ってはいけない。

 

 

イエスキリスト生誕の地ベツレヘムでは今年のクリスマス行事が中止になり、

パレスチナ自治区にあるベツレヘムの教会では

クリスマスツリーではなく積み重なった瓦礫の上に、

パレスチナのスカーフを身につけた幼いキリストの人形があり、

周囲では聖母マリア達が瓦礫の中でキリストを探している。

そんな展示をされているそうです。

 

「ガザでは毎日何百人もが殺されている。

ガザの教会では避難者で溢れ空爆にもあった。

キリスト生誕を祝うことはできない」

 

今日は「高島屋のケーキが相次いで崩れた状態で届いている」ことがニュースになっていますが、

これからもこんなことがニュースになる日本であってほしいと切に望みます。

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2023-09-10 06:00:00

Life Go On

前回

 素振りをしている少年を見て

「あの時きつい練習を頑張ったから今があるんだ」

と思う元野球少年の話をしましたが

「あの時頑張ったから今があるんだ」

と思える人は「今」がよい状態にあるからこそ

そう思えるわけで、

 「あの頃一生懸命練習したのに、結局レギュラーにもなれなかった。

頑張っても所詮私はその程度なんだ。」

と自分を責める人もいれば

「あの時親の言う事なんて聞かず自分のやりたいことをやっとけば、

今の砂を噛むような生活はなかったよなあ。」

  「こんなに頑張っているのになんでまわりは評価してくれないのか。」

と恨む人もいます。

 

「今」で過去も変わり、「今」で未来も変わる。

 

だから「今」を大切にと言われても

「今」の苦しみが自分でコントロールできないもの

到底乗り越えられると思えないものであったとき

 「助けて」ほしいのに「助けて」と言う方法を知らないとき

「助けて」と言っているのに誰も助けてくれないとき

「生きているだけで精いっぱいなのに「今を大切にしなさい」と言われても」

です。

 

そういう「今」は「無い」に越したことはないのです。

でもそういう「今」がいっぱいあるあるの人生を送ってきて

それでもなんとか生きてきた人は

乗り越えた分人の痛みがわかり、だから人を助けたいと思う。

 

 

そういう人を「大人」というのだと思います。

そして

「助けて」と言えない人に

「助けて」と言う方法と「助けてもらっていいんだよ」 ということを

知らない人が居なくなるような世界を作っていくことが

「大人」の役目だと思います。

 

 

2023-08-13 17:30:00

知らず知らずのうちに(その2)

お盆休みの方も多いと思いますが、狙ったように大きな台風が来ていますね。

災害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

さて、前回に引き続き知らず知らずのうちに。でございます。

安倍元首相の事件があったころ、件の統一教会の元信者の飯干景子さんが語っていた話がとても記憶に残っているのでご紹介します。

ご自分が統一教会にのめりこんでいった(洗脳された)経緯について、

「お湯をいっぱい溜めたバスタブに毎日一滴、赤いインクを落とされていくようなこと」だったと話されていました。

「大きなバスタブに1滴なので、なにが起こったのかその変化に気づかない。

やがていつのまにかバスタブのお湯は真っ赤に染まっているのに、

毎日1滴ずつ落とされているので、その変化に気づかない。

そのようなことだった」と。

 

「知らず知らずのうちに。」

です。

 

本当に恐ろしい話ですが「こんなことは私には絶対に起こらない」かというと、

「起こらないとも限らない」わけです。

「一日一袋なら大丈夫」と風邪を引いているわけでもないのに

「飲まないとしんどくて仕事が出来ない」と風邪薬を毎日飲み続けたかつての私のように、

何かに依存しないと「生きていけない」と思い込むことは

「誰にでも起こりうる」のだということを知っておくことはとても大事な事だと思います。

 

何故私がそのスパイラルから抜け出せたかというと、

IT企業に在職中、ある大きなプロジェクトにプレゼン時点から携わり受注できてプロジェクトの一員になり張り切って仕事をしていたのですが、ある時本社からどんどん人が導入され突然私解任されまして。

「私にはそのスキルがない」と評価されたのだと悔しくて腹が立って仕方がなくて眠れない日もありました。

が、ある時同僚から「よかったやん。余裕ができて。」と言われ。

確かに私、その頃全く余裕がなく定時内は担当しているお客様対応に追われ定時後にプロジェクト関係の仕事をするという日々だったのですが、私が本当にやりたかった仕事はそのプロジェクトに関わることだったので頑張ることが出来ていたわけです。

が、突然その梯子を外されたのでぽきっと何かが折れたような感覚の中、仕事に対する情熱も失くしてしまい。

そんな中、「よかったやん。余裕ができて。」と言われた時にはっとしました。

「前はいつも厳しい顔をして声をかけるのも憚られたけど、今は穏やかになったやん」と。

 

え?穏やかになった?そうか、人から見るとそういう風に見えるんや。

 

と、そこで俯瞰的に、といいますか、違う角度から自分自身を観てみて

 「何やってるんやろ、私」とふっと肩の力が抜けて

そこからどんどん楽に生きていけるようになっていったように思います。

 

そして今は

「人は弱い。

でも自分を認めてくれている誰かが居ると強くなれる。

前を向ける。」

事を私は身をもって経験してきたので、

生きづらく前を向けない人の

「自分を認めてくれる誰か」になるために、微力ながら日々格闘しております。

 

笑顔を忘れてしまった人が知らず知らずのうちに笑顔になってくれますように。

 

 

(あ、綺麗にまとめ過ぎた。こそばくて申し訳ございません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-08-06 21:54:00

知らず知らずのうちに。。

また生活感溢れるお話であいすみません!

近所のスーパーで時々医薬品20%OFFになり、

その時になるべくまとめ買いするのですが、

先日うきうきと風邪薬の箱をふたつもってレジに行ったら

「申し訳ないのですが、風邪薬は1人ひと箱しかお売りできないんです。」

え?もしや品不足?海外から山のように薬買って帰る人達が復活したのかっ!

と思いきや「あ、いや、成分の中に依存性の強いものがあって、今年4月に薬事法が改正されたんですわー。」

とのこと。

 えっええー!!

ご存知でしたかっ?!

「今更ーっ」なことなんでしょうね、きっと。

で、調べました。(ご存知の方はスルーしてください)

なんでも、いくつかの成分について今まで「鎮咳去痰薬に限る」や「内用液剤に限る」 という制限をつけていた成分の制限を削除したいう事らしいのですが、調べていくうちになんともこわい記事があり。

 例えば市販の総合風邪薬には咳止めのためヒドロコデインリン酸塩酸がよく処方されているようですが、このヒドロコデインリン酸塩酸、濃度が1%以下なら非麻薬ですが、10%なら麻薬になるとのこと。

おおおおおおっ!知らんかった!

市販の風邪薬の成分チェックなんて今までしたことなかったですもの。

「安全なもの」だと信じ切ってましたもの。

 (勿論、用法・用量を守っていたら「安全」です(はずです))

 

実はSE時代、過労死ぎりぎりラインで働いていたころ、毎日のように風邪薬を服用していて。

なんといいましょうか、私のライフラインの1つになっていました。

用法・用量は守っていたので「大丈夫」と自分自身に言い訳をし。

今思うと、完全に薬物依存状態でした。

 

よかった、足洗えて(え?)

 

知らず知らずのうちに。。が本当に怖いとしみじみ感じる今日この頃です。

 

お!私の劇的な体重増加はもしや薬の副作用?(違います)

 

 

 

 

 

2023-07-30 16:07:00

平等とは(その2)

前回アメリカで現在起こっているアファーマティブアクションについての問題をお話しましたが、

大学の入学選考における優遇処置については、

日本の医科大学入試においてのジェンダー差別は記憶に新しいと思います。

日本のジェンダーギャップ指数は146ヵ国中125位で、

国や企業は色々な施策を打ち出し、実施しているものの何故この順位なのか。

海外に移住した女性に聴くと「日本に比べると生活は不便になったけれども、生きやすくなった」とおっしゃいます。

数人にお聴きしましたがだいたい同じようなご意見でした。

「なぜ?」とお聴きすると、

「一言で言うと女性としてではなく、人間として見てくれているからのような。」とのこと。

海外に移住したことはありませんが、とてもわかる気がします。

何故私が今ジェンダーのことを持ち出したかというと、

日本においては将来的にはわかりませんが、今アファーマティブアクションの対象となっているのは特に女性であると言えるからです。

1999年に成立した「男女共同参画社会基本法」に基づいた計画では

「社会のあらゆる分野において2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%程度にすること」が目標でしたが、

 2023年現在、紙上の空論にとどまっています。

女性がアファーマティブアクションの対象になっている背景にはいうまでもなくジェンダー格差があるからこそです。

 

私がキャリアコンサルタントとして是非取り組みたかったことが「ジェンダー問題に苦しむ人の支援」だったのですが、

実際にはキャリア形成においてジェンダー問題以外にも様々な構造的な問題が積み重なって、「息がし辛い」人が多いことに今更ながら無力感を感じています。

その根底にあるものの一つが「不平等感」と感じるのですが、

性別や人種や育った環境(国や社会構造)などと言った自分ではどうしようもない「不平等」とは別に

本来は自分の努力でなんとかなった、あるいはなんとかなるであろう「不平等」があり、

そこをはき違えている人に対し、どう支援していこうかと悩む今日この頃です。

 

なんだか漠然とした内容になってしました。

申し訳ありません。

 

先日自治会の会議で「災害が起こった時に自治会に入っている人と入っていない人の区別をつけるのか」という話になり、

「人としていざという時は関係なく助けないといけないのではないか?」

という意見の一方、

「自治会費を払わず、公園の掃除をしたり町内の色々な行事の手伝いをしてこなかった人が同等の扱いを受けるというのは平等とは言えない。災害があった時におにぎりを配ってもらいたいために活動しているところはある。」という意見もあり。

 

 

どう思われますか?

 

実際には災害にあって避難場所で自治会が炊き出しをしていたとして、

目の前に飢えている人が居たら「あんた自治会費払っていないからあげへん!」

とは言えないですよね。

でも残り一個になった時に自治会に入っている人と入っていない人が居たら、

自治会に入っている人に渡すよなあ。

 

この資本主義社会で

何が平等で、何が不平等なのか。

 

今晩眠れなくなりそうです。

 

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