日記
言うは易し
今日は衆議院議員総選挙投票日。
私は朝9時ごろ投票に向かいましたが、
投票所の小学校近くまで行くと投票に向かう人多し。
特に高齢者の方が多く、
杖を突きながらも、ゆっくりゆっくり歩きながらも投票に向かわれていて
親子連れや、お孫さんと思われる方とご一緒されている方や
夫婦連れ。
こういう光景を目にすると、安心してしまうんですよね、理屈抜きに。
「真っ当に生きている人はいっぱいいるんだなあ」と。
今の日本の経済状況や危うい世界情勢の中の日本をどう舵取りしていくか
日本の明日のために実現可能、かつ効果的な政策を打ち出している
これからの日本にとって何より必要なのはそんな政党だと
今回、私今まで指示してきた政党とは違う政党に投票しました。
言うは易し、行うは難し。
どんな結果になるかはまだわかりませんが、
国会では「明日の日本のために」
与野党で「どの政策が最良なのか」を真剣に討議していただきたいものです。
子供に見せることが憚られるような
野次を飛ばしたり、無益な批判を繰り返す時間は
私達の税金で成立している時間なのだから。
毎日懸命に働いて家族を養い、税金を納めてきた
選挙に向かう人達の中に混じって投票しながら、
切に願います。
明日の私達のために。
やらなくても生きていけること
いよいよ過ごしやすくなってきたと思ったらもう10月下旬突入。
気が付けばクリスマスケーキの予約も
おせちの予約も絶賛受付中。
衣替えもまだなのに
うかうかしていると知らぬ間に年越してしまう勢い。
はぁ。。何をしていたんだかこの一年..。
日々の生活で、
「やらなくては生きていけない事」は勿論いっぱいあって、
仕事をしないとお金が入ってこないからたちまち食べていけなくなるし
家事をしないと生活の質が落ちて色々大変だし
子育て中の方は、お子さんを守るためにやらなければならないことがいっぱいある。
怠ると下手をすれば命を失いかねないことは常にあって、
だから私達は毎日毎日「やらなくてはいけない事」を一生懸命頑張るわけです。
だから「やらなくても生きていけること」の優先順位は自ずと低くなりますが、
「やらなくても生きていけること」を頑張ることは
「生きる意味」を見出していくなあと
今日
「戦争はいつまでたっても終わらない。だけど私は小さな命を守ることを諦めない」という
紛争地で奮闘する国境なき医師団のある医師の言葉に触れて
あらためて背筋を伸ばし思います。
「やらなくても生きていけること」を頑張りましょう。
誰かのためであっても
自分のためであっても。
明日のために。
私達はリーダーによって簡単に幸せにも不幸にもなる(その1)
先週「静かな退職」を話題にしましたが、
自民党総裁選挙に名乗りを上げた小泉進次郎氏が提案した「解雇規制緩和」、
メディアやSNSで色々な評論家や政治家によって議論されていますね。
日本は長らくメンバーシップ型雇用(職務を限定せずに雇用。長期雇用となる)が主流でしたが、
最近はジョブ型雇用(職務内容、勤務地、時間などの条件を記載した職務記述書に基づき雇用)に移行する企業が増えてきている、と言われていますよね。
「増えてきていると言われている」というのは、私自身がジョブ型雇用の企業に雇用されたことがなく、
また今まで取引してきた企業でも、ジョブ型雇用を採用されてる企業はなかったので
実際の現場でどのようなメリット、デメリットがあるのか把握できていないというのが現状です。
とこんな私が少し偉そうなことを書きます。
すみません。
ジョブ型は「会社のために働く」のではなく「職務に対して労働力を提供する」ので、
経済成長期の日本を支えてきたメンバーシップ型の特徴である「長期雇用を前提とした人材育成」の中で育つ、
「愛社精神」や「忠誠心」、「同じ釜の飯を食う」仲間意識は稀薄になっていくことは必然と言えます。
ですが、ジョブ型雇用は今まで組織で働く中でもやもやしてきたことの多くが解消されるトリガーになるかもしれません。
何と言っても職務内容に対するスキル重視での雇用であり、
労働条件(勤務地や勤務時間等)明確に決められた上で条件に合った人材のみが採用されるので
職務と人材とのミスマッチがなく「適材適所」に人員が配置されることになります。
企業にとっては効率よく求める人材を確保できるし、
雇用される側もメンバーシップ型に比べ自分で納得した働き方が出来る可能性が非常に高く、
また職務に応じた専門性も向上していくのでスキルアップしやすく、高収入にもつながります。
何より、前回書いたような「自分の業務が終わったにも関わらず、同僚の仕事が終わっていない」場合のストレスはかなり軽減されるでしょう。
半面、企業はスキルアップしていく優秀な人材を引き抜きやより条件の良い企業への転職などで失うリスクが高くなり、
雇用される側は「職務を全うするに値するスキルがある」ことが大前提なので
常に自分でスキルを磨く必要があります。
また、企業の都合で担当する職務がなくなる可能性もあり、その場合解雇やむなしとなるわけですが、
日本の場合、今の法律では解雇に対しては多くの規制があるので解雇が難しいわけですね。
長々と書きましたが、
ここに澱みが生まれるのは必然で、この規制を緩和すべきというのは
数年前から議論されてきたことです。
個人的には私は「静かな退職」をしている人を見て「むずむず」してきたし、
「適材適所」とは程遠い人事によるストレスに辟易してきたし。
少子高齢化で益々人材不足となる時代背景を鑑み、ジョブ型雇用大賛成だし、
その中での「解雇規制緩和」はあるべき姿だと思っています。
ですが、ですよね。
充分な土台が確立されいない中で「解雇規制緩和」が行われると、
偏った解釈で不当に解雇されてしてしまう人が出てくるのも事実で
安易に「解雇規制緩和」してしまうと、
人材不足の日本であるにかかわらず貴重な労働力がどんどん失われる危険も秘めているわけで。
充分な検証のもと慎重にすすめる必要があるからこそ、滞っていることについて
国であれ企業であれ正しく賢察し俯瞰できる人に、リーダーになってもらいたいものだと、
細々と日本の片隅で何とか生きているおばちゃんは思います。
私達はリーダーによって簡単に幸せにも不幸にもなる。
諸刃の剣
昨日久しぶりにスーパーに行ったら見事にお米がありませんでした。
なんやなんやなんや!
ついこの間まで山積みされていたのに!
もうすぐ新米が出るのであと3週間ほどの我慢ということですが、
米離れで減反政策を続けていたはずではなかったっけ?
と思い調べてみたら2018年に終了しているとのこと。
インバウンド(和食の需要拡大)や昨年の不作の影響との報道もありますが、
お盆直前の気象庁の「巨大地震注意」発表で、備蓄する人が多かったからかなあ。
そうだとしたら、集団心理、恐るべし。
お米と言えば私、数ヶ月前に大麦とブロッコリースプラウトが腸活(特にダイエットに効くらしい)にとても良いと聞きまして、
お米2合に大麦(スティックタイプのものがスーパーなどで売られていて便利)足して3合にして炊くようにしておりまして、
これがなんだか効いているようで、
体重が少しずつ落ちてきており、何よりお米の減りが遅いのでおすすめです!
ブロッコリースプラウトは火を通すと効能が失われるらしいので是非生で!
発酵食品かつ良質なたんぱく質供給源である納豆と一緒にいただくと美味しいしおすすめです!
最近、「今まさにパラダイムシフトの渦中にいる」のではないかと感じることがあります。
その一つがアメリカ大統領選挙で、
ハリス副大統領の強みが「女性、黒人・アジア系」だなんてついこの間までは考えられず。
だってついこの間、
ヒラリークリントンがトランプに敗れた時の演説で語った「ガラスの天井」という言葉に象徴される目に見えないジェンダーの壁(いや、天井?)を思い知らされたのに。
社会は人類の英知で、確実に成長して成熟に向かっていくのだなあと時々感無量になります。
SEを卒業した私ですが、縁あってRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)作成したシナリオに基づいて動作するロボット)を使ってのシステム構築に携わっています。
ロボットによって業務を自動化させるために業務のシナリオを書くことを主に行っているのですが、
面倒だったルーチン業務が自動化できてとても便利なのです。
ですが、RPAツールを最近バージョンアップしたらオープンAIが組み込めるようになっており、
ちょっと怖くなっています。
実際にまだ使っていませんが、シナリオ作成に行き詰った時にAIに質問を投げかけると、ディープラーニングで得た知識(データ)から適切な答えを導いてくる、というような運用になるのではないかと思います。
こうなってくると、人間は考えることを忘れてしまうのでは?
「行き詰ったらAIが答えを導き出してくれる」なんて浮かれていたら、
いつか映画「ターミネーター」の世界、機械(AI)が人類を支配する世界が現実になるかもしれません。
利便性を追求して得た「心地よさ」は、いずれ起こる「パラダイムシフト」
の前では諸刃の剣なのかもしれません。
価値を生み出すもの
トップページの写真3枚、中之島バラ園で撮った写真に入れ替えました。
薔薇が綺麗な季節です。
年に1度、人間ドックの帰りに某5つ星ホテルで食事をすることを楽しみにしているのですが、
(人間ドックでホテル内で金券としても使える食事券がでるのです!)
今年は食事をする時間がなく、ホテルのショートケーキが評判なので、思い切って購入することにしました。
思い切ってというのは1ピース2000円弱するので、
こういう機会でもないとと思いまして。
毎年食事をする度「一流ホテリエのサービスというのはこういうものか」と
その洗練されたサービスに感心し、
心地よい時間を過ごさせていただくのですが、
今回初めてショップを利用させていただき。
その販売スタッフの対応が
あまり心地よいものではなく、とてもがっかりしました。
その対応を知ってか知らずか、購入後ショップをあとにする際に、
レストランの二人のホテルマンが「ありがとうございました」と丁寧に頭をさげてくださったのですが、
(ショップはレストランの中にあるのです)
いつも気持ちよくホテルを後にするのになあ。
たった1人の対応ではありますが、
高いお金を払って
私はもう嫌な思いをしたくないから、
多分そのホテルを好んで利用することはないと思います。
長年培ってきた信用は些細なことで失うものだと、
我身を戒める良い機会にもなりました。
ホテルでコーヒーを頼むと1,000円はするので、
普段使いにはできないけれども、
その中にはホテルのラグジュアリーな空間や洗練されたサービスに対する報酬も含まれているから
1,000円に値するのだと思います。
そこでコーヒーを飲むためには暗黙のドレスコードがあり、適した振る舞いがあり、
だから、その場所に似合う自分でいたいと思う。
時代が変わっても「そういう世界がある」事を知っていることはとても大切な事で
「そういう世界がある」と信じている世界が無くなっていくとしたら、
こんな悲しいことはありません。
「日本一のおもてなし」と言われる石川県和倉温泉の「加賀屋」 は、
地震以降グループのうち4館がいずれも営業休止状態で、
そんな中、社員100人を全国の宿泊施設などに出向させていて、
勿論休業期間中に働く場を確保するために、ですが、受入側は「日本一」の接客スキルを学ぶ「好機」になっているのだとか。
1000円のコーヒーの価値を生み出すためには
「日本一のおもてなし」と言われるためには
弛まない努力が必要だということを、
提供する側も受ける側も忘れないことが、
「よき日本」であり続けるために
とても必要な事なのではないかと思います。
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