日記

2025-10-19 00:00:00

幸運の女神には前髪しかない

公明党が自民党との連立を離脱したのが10月10日。

吉村代表が譲れないとしていた「議員定数削減」を自民が応じる方向となり

自民党と日本維新の会が20日にも連立政権の合意書に署名する見通しとのことで

一時は危ぶまれた女性初の総理大臣誕生が急転直下、

現実味を帯びてきました。

(そして維新は大臣を送り込まず閣外協力を検討しているのだとか。賢い)

 

連立に向けての協議に関連する報道を見ていると

実際に起こっていることはわかりませんが

強い信念をもつ両党の代表が

維新の提起した政策を論じるにあたり

「これからの日本」をよくするために

真摯に向き合っていると私には見えて

今までにない景色をここ数日目の当たりにしていることに

驚いています。

 

「幸運の女神には前髪しかない」という諺をご存じでしょうか?

由来は古代ギリシャの詩人が時の神カイロスについて

「前髪があるが後ろ髪はない」と表現したことが始まりとされており

「好機は目の前に現れたときに掴むものであり、過ぎ去ってからは決して捕まえられない」

ことを示しています。

 

今回の高市総裁誕生から公明党連立離脱、その後の維新との連立合意の流れを見ていて

好機やチャンスは

掴める自分でいないと、つまり掴めるスキルがないと掴めないのだということを

まざまざと教えられたように思います。

 

誰にとっての好機でチャンスだったのか。

高市総裁にとってなのか。

自民党にとってなのか。

維新にとってなのか。

それはいずれ歴史が証明してくれるだろうけど

日本という国にとって大きな好機であったと

なってほしい。

切に願います。