日記
価値あるもの
最近お米の誘惑に勝てません。
偶然テレビでご飯の美味しい研ぎ方を見た私。
その通りやってみたら同じ炊飯器で同じ水加減で炊いているのになんとご飯が美味しくなった事かっ!
今の時期は新米が出回っているのでほんと美味しいっ!
この美味しいご飯の研ぎ方に行き着くまでに
恐らく何度も試行錯誤を繰り返し、研究したんやろうなあ。
こういう方、ほんと凄いと思います。
故坂本龍一さんがとあるインタビューで
「世界のどこかで、坂本龍一なんて知らないところで生活しているおばさんが、
偶然僕の音楽を聴いて「あら、良い曲ね」と耳を傾けてくれる、そんな音楽を作りたい」
みたいなことをおっしゃっていて、本当に凄い人だと思いました。
「自分にとって」価値あるものは何でしょうか?
これ、歳をとって経験を重ねていくうちにどんどん変わっていきますよね。
今の自分にとって必要なもの、価値のあるもの。
それに気づくこと。
これタイミングがありますよね。
「あの時ああしとけばよかった」と後から思っても
時期を逸するとどうしようもないことが
悲しいかなあります。
自分にとって「価値あるもの」は
やるべき時にやるべき事をやってこなければ
手にすることは難しい。
と、つくづく思います。
おお。
なんだか悲しくなってきた。
後悔する事てんこ盛りです、私。
でも後悔しても何も変わらないので
今更ながらですが、過去は今を作り、今は未来を作る。
その当たり前を思いながら、
「自分にとって価値あるもの」を見失わないように
大切にできるように
今の私がやるべきことを粛々とやっていくしかないなあ。
今の自分にとって価値あるものが「炊き立てのご飯」というのも
悪くないなあとも思います。
炊き立てのご飯にお味噌汁に卵焼き。
食べ終わった食器には家族分の梅干しの種。
これを幸せと言わずして何が幸せでしょう。