日記
2023-12-03 18:40:00
泣ける
とうとう12月です。
先生も走る師走です。
先日19時ごろ自宅マンションのエレベーターを待っていると
荷物をいっぱい積んだ台車を押しながら宅配便の女性ドライバーがやってきて
同乗しました。
「時間指定があるから大変やね」
というと、
「そうなんですよ、今日は荷物が多くて実は間に合っていないんですよ」
と笑顔を見せながらも焦っている様子。
私のほうが先に降りることになったので
降りる瞬間「がんばりや!」と自分でもびっくりするくらい大きな声でいってしまい。
そうすると彼女も大きな声で「はい!ありがとうございます!」
と元気いっぱい答えてくれたのですが、
そのあと顔をくしゃくしゃにして泣き笑いの顔になって。
私も泣けてきて、お互いくしゃくしゃの泣き笑い顔になってエレベーターのドア越しにお別れしたのでした。
そしてさきほど。
同じく自宅マンションのエレベーターでたまたま同乗した高齢の女性。
「寒くなりましたねえ」とお声がけすると
「ほんとにねえ」とその方。
「同じ階の方?」とおっしゃるので軽く自己紹介をすると
「あ、そうなの!私あなたのおかあさんと仲良かったのよ!」とおっしゃる。
「母と仲良くしてくださっていたのですね。ありがとうございます。」
と言いながらもだんだん涙声になってしまい。
私は親不孝で、母の生前どんな方と仲良して頂いていたのか
何を考え、どんな風に過ごしていたのか
何もわからず。
こんな風に母を知って下さり、覚えてくださる方にお会いすると
「ああよかった」と思うのです。
母はちゃんと母の人生を生きていたと。
ありがたい。
今週はなんだか泣ける週でした。