日記

2023-02-10 20:20:00

知ること

平日の朝、用事があり久しぶりに京都祇園四条界隈にいってきましたが、

外国からの観光客の方もほどよくいらっしゃり、

路地に入ると着物姿の舞妓さん(芸妓さんかも)が支度前なのかすっぴんで歩いていたりといい風情でした。

八坂さん、鴨川、南座、歌舞練場、お茶屋が並ぶ町並みは

歳を重ねる毎に趣がかわって、

若いときにはわからなかった”京都”を感じながら歩いてきました。

ブランドの服やバッグもそうですが、その価値がわかる歳というものがあり、

その時に相応しくなるのだと思います。

歳をとると「わかる」が増えていくからわくわくします。

世の中には知らないことがまだまだ溢れているのに

ぼーっと生きていたら誰かに叱られます(←)

今が一番若いとき。これからも貪欲にわかることを増やしていきたいものです。

人もそうです。

その歳にならないと、なかなかその歳の方の心情はわからないものです。

息苦しくて仕方がなかった世界が、

ある日楽に呼吸が出来るようになるなんてこともある。

ほんま生きているだけで丸儲けですわ!さんま師匠!

  

家庭と仕事の両立。

これを聞いて思い浮かぶのは女性でしょうか?

養成講座の中でサイボウズの動画が流れたのですが、

この動画を見終わった時の男女の様子が違いすぎたのです。

その動画がこれです!

 ママ大丈夫?サイボウズ ワークスタイルムービー - YouTube

男性は観る前とあまり変化はないようにみえましたが、女性は既婚未婚に関わらずもれなく泣いていました。

 

男性も育児休業制度を利用できる時代になりましたが、

まだまだ「家事や子育ては女性の仕事」で男性は「手伝う」という感覚の人が多いのも事実です。

だって、長い間「女性は子供を産んで家庭を守り、男性は外で働く」という教育を受けてきた人たちの意識を変える事はとても難しい。

誤解を恐れずに言うと「教育」は「洗脳」の側面も持ち、

その時代の価値観のもと行われていくわけで、その時には「正しかった」ことだったのですから。

だからこそ、これからの家庭と仕事の両立、ライフワークバランスを考えるときには

そのことを私達は知っておく必要があると思います。

いや、ダイバーシティを考える上でというべきかもしれません。

「多様性の理解」というけれども、「多様性」を認めることがどれだけ難しいかということを私達は知る必要がある。

それが第1歩だと思います。

「ダイバーシティとインクルージョン」

数年前、人事関係のセミナーに参加すると必ずこの言葉がでてきました。

今は「SDGs」でしょうか。

ダイバーシティは「多様性」で「人種、性別、年齢、信仰などに拘らずに受け入れる」ことで

インクルージョンは「包括」で、仕事上では「全ての人が平等に仕事に参画し、能力を発揮できる状態」

という意味合いで使われているかと思います。

なぜダイバーシティとインクルージョンの実現が必要なのか?

それは勿論、SDGsの観点からとても必要なことですが

実現させていかないと少子高齢化でどんどん労働力不足になる日本にとって死活問題だからです!

だからこそ、色々な問題で「働かない」「働けない」もったいない人達をこれ以上増やさないために

私達は「他人」を知り理解し認めること、そのためにはまずは「自分」を知り認めることが必要だと思うのです。

そのためのワークを多数ご用意しておりますので、ぜひお問い合わせください!

(宣伝ですみませんっ)

 

ご紹介した動画を観たのは今から5年近く前で、あれから日本の労働環境も大きく変わってきましたし、育児や家事は当たり前のように分担するという意識が随分根付いてきていると感じます。

この動画を見て、我がごとのように泣かない人だらけになっていたらいいなぁ。