日記

2026-04-26 11:40:00

諸刃の剣

ひょんなことからプログラム言語のひとつであるJavaScript(JS)を使用する機会が増えており、

文字通り「60の手習い」に勤しんでおります。

一生懸命コーディングして、いざ実行すると動かない!

あれ?どこがおかしいのか?

なかなか見つけることができず四苦八苦。

どの言語でも陥るプログラマーあるある。

プログラマー時代は納期が迫る中、解決できず時間だけが過ぎていく。

ああ、思い出すだけで辛い。

でも今は、コーディング内容と結果の画像をAIに投げるだけで

1秒も立たぬうちに、問題点を指摘してくれるし

なんなら「こういう操作のためのJSを書いて!」

と依頼するや否やすらすらと書いてくれる。

ああ!なんということでしょう!

 

数十年前の悪戦苦闘していた私に教えてあげたい!

 

とAIの恩恵を享受していたら

アメリカの新興企業アンソロピックが開発した危険すぎるAI「クロード・ミトス」の記事を見つけ。

なんでもサイバー攻撃で「穴」となるソフトウェアやシステムの弱点を見つける能力を飛躍的に高めたところ、

専門家が長年見つけられなかった弱点を簡単に見破ったとのこと。

これが悪用されると大変なことになると一般公開を取りやめたそうですが、

各国は「今そこにある脅威」として緊張感を高めており、

日本でも特に金融システムへの大きな脅威になり得るとして

政府は金融トップを招き官民連携しての新しい体制づくりを急いでいるとのこと。

 

いやもう怖い。ほんま怖い。

こうやって記事なるのは氷山の一角だと思います。

今水面下で起こっていることを考えると、ほんま怖い。

 

少し話は変わりますが、

職場の中にひとり飛び抜けて優秀な同僚Aがいたとしましょう。

優秀な故に勿論上司からの覚えめでたく、

あっという間に昇進するような同僚。

優秀故に、周りの同僚の無能ぶりが許せなく苛々して

つい辛く当たってしまう。

そして辛く当たられた同僚はメンタル不調になり、

休職しとうとう退職してしまうなんてことが

1人や2人ではない。

なんてことがあったとしましょう。

 

「あったとしましょう」としていますが、

強弱はあるものの、職場ではよく見る光景ではないかと思います。

 

職場にとってAさんは諸刃の剣。

強い価値をもたらすが、同時にリスクも大きい。

規模は違いますが「まさにAI」です。

 

相手がAIなら素晴らしい成果を導き出すのも

とんでもない脅威を作り出すのも

使い手次第ですが、

Aさんも勿論周囲で影響を受ける同僚も人間。

あなたがAさんの上長だとしましょう。

単に抑え込もうとするとAさんの強みも消えますし、

なによりAさんの不満がたまりローパフォーマー化する可能性が高く

でも放置すると周囲が疲弊します。

なので、Aさんの強みを生かしつつも制御する方法を見出していく

所謂「Aさんの取扱説明書」を作る必要がある

ということかと思います。

リスクを感じつつも

Aさんが組織にもたらす成果>組織への悪影響

なのだからと

放置してしまうといつか組織が崩壊します。

 

 

そういう組織に属していると

いつしか「考えること」をしなくなり、

いつか外からの攻撃で気づいたときには

組織が崩壊している

なんていうことになりかねません。

 

まずはAさんの強みとリスクを具現化し

どの役割を与え、どのように制御すれば

周囲との摩擦を起こさず、強みを生かせるか

を考える。

 

あなたが肩書だけの管理職ではなく

肩書通りのマネージメントスキルがあれば

あなたの下で働く部下たちは

自分の能力をいかんなく発揮でき、

働く喜びを享受するに違いない。

 

AIがどれほど発達しても

結局は使う側次第で

ただの無用の長物にもなるし、脅威にもなるし、凶器にもなる。

 

どれほど有能な人も

環境次第で

ただの無用の長物にもなるし、脅威にもなるし、凶器にもなる。

 

 

「こういう操作のためのJSを書いて!」と依頼しても

「こういう操作」が的を得た説明でなければ

AIは間違った回答を出しますが、

正しい回答をずっと出してきたので、

間違った回答を正しい回答と信じて採用してしまい、

とんでもないシステムの不具合を引き起こします。

 

 

だからこそ、私達はずっと賢明でいる必要があります。

さもないと、です。