日記
「もやもや」の行方
キャリアカウンセリングを受けたことがありますか?
受けた方は何故受けたのでしょう?
大きく分けて
何か相談事があってカウンセリングを受けようとする積極的理由、
会社のセルフキャリアドッグ等の制度によりカウンセリングを受ける消極的理由
があるかと思います。
消極的理由でカウンセリングを受けると
まず
「最近、もやもやしていることはありますか?」と聴かれることが多くありませんか?
「もやもや」を聴くこと、とても大切なんです。
「得意先担当者や上長、同僚と反りが合わない」
「上長や同僚の仕事の進め方に違和感がある」
「問題が発生したが、どう解決してよいかわからない」
「誰に相談してよいかわからない」
だけど、どうしてほしいかわからない。
あるいは、どうしようもないことと諦めている。
等々。
あるいは、
「何に悩んでいるかわからない。だけどもやもやしている。」
ということもあるかもしれません。
そして、
解決しなければ忽ち業務に支障がでるほどの問題ではないから、
問題を先送りにするケースが多く目先の仕事、「やる事」を優先し、
結果「もやもや」は放置され、
1人で抱えているうちに問題が大きくなって取り返しがつかなくなったり、
メンタル不調にもつながります。
その過程で悩んでいる本人の内省が促せるし、
明確にした結果、組織として改善すべき点が浮き彫りになると
組織の成長、熟成に繋がります。
が、「もやもや」を言語化していかないと、貴方の「もやもや」は誰にも理解してもらえず、
あるいは本人にも認識できないまま
モチベーションがどんどん下がりパフォーマンスにも影響がでるという負のスパイラルに陥ります。
だから「最近私なんかもやもやしているんですよね」が言える空気感が属している組織にあるかどうかが、
企業の離職率に大きく影響することを実証を基づき進言し、是非問いたい。
あなたの属している組織は弱音も吐ける組織ですか?