日記
事実だけを受け取ることの困難
石川県、地震の傷跡も充分に癒えていないのに大雨で土砂災害でもう..。
謹んでお見舞い申し上げます。
今週も世間では色々なことがありましたが、
3連休如何お過ごしですか?
私は今日15時過ぎに所用で梅田のアパホテルに行ったのですが、
フロントのチェックイン時間だったのかフロント前は長蛇の列。
ビュッフェ会場のレストランも長蛇の列。
半数以上は海外からだったような..。
ホテルはお初天神のそばにあり、有名な亀寿しの前を通るとやはり長蛇の列。
4年前、緊急事態宣言がでていた頃、
青空の下同じようにお初天神近くから大阪駅に向かって歩いたことがあり、
私以外誰も歩いておらず、車もほとんど通ってなかった事をふと思い出しました。
あのパンデミックも今では遠い昔のようです。
でもあのパンデミックで数多くの方が命を落とし、
(直接的にも、間接的にも)
今でも後遺症に苦しんでいる人がいらっしゃいますよね。
コロナに限らず世の中には色々な感染症があり、
難病があり、
突然の病に「なんで私が?」となった時、
どこにやり場のない怒りをぶつければよいのでしょう。
「隣に座っているあいつは健康そうで、100歳まで生きるような顔をして、
文句ばかり言っている。」
だんだん隣に座っている同僚が、
そして私の苦しみに関係なく幸せそうに歩いている全ての人が、
憎くなってくる。
かも知れません。
中国で10歳の日本人の男の子が刺されて死亡した事件。
なんとも痛ましい事件です。
親御さんの気持ちを思うとたまりません。
「10歳の男の子が日本人学校へ通学途中刺されて亡くなった」
これが事実で、
犯人の動機や背景はわかっていないものの、
定職に就かず、公共施設損壊などで身柄を2度拘束されたなどということが
中国側から発表されているようです。
メディアや評論家は
これらのことや現在の中国の事情を背景に色々語ってますが、
ついついそれらの言葉や情報を鵜呑みにしてしまいがちだし、
中国に対しフィルタをかけてしまいがちだけど、
沢山の中国人が花を手向け、被害者を悼み、
謝罪する姿を見ながら、
ついつい先入観で一人の中国人が犯したことが、
全ての中国人が起こしうるという考えに捉われてしまう(一般化)ことが
所謂「認知の歪み」となり得て、とても危険だということを
肝に銘じております。
我が子の命を、未来を一瞬のうちに奪われた慟哭は
世界共通ですもの。